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第三章

94話・後日談7「好きな人には意地悪をしたくなってしまう」R18

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僕はリーゼロッテをベッドに押し倒した。

押し倒した瞬間、彼女の豊満な胸がぷるんと揺れた。

恥ずかしそうな顔をしたリーゼロッテが僕を見上げている。

「愛してるよ、リーゼロッテ」

僕は彼女の耳元で愛を囁き、彼女の首筋にキスしちゅっと音を立てて吸い上げた。

「こんな位置に痕を残したら、服を着ても隠せないね」

僕がそう伝えると、リーゼロッテは首まで真っ赤にした。

僕って好きな子を虐めたくなる幼稚な性格だったんだなぁ……とこのとき初めて知った。

僕は彼女の首筋、鎖骨、順番に口づけを落としていく。

彼女の体に僕の残した赤い痕が残る。

僕はリーゼロッテの胸の突起を口に含み、もう片方の胸を揉みしだいた。

「あっ、ぁっ……あっ、ん……ハルトさまぁ……」

ときおり顔を上げてリーゼロッテの顔を確認する。彼女は蕩けた表情をしていた。

リーゼロッテがこんなにエッチな子だなんて知らなかった。

トレネンやワルモンドなんかに、彼女の純血が散らされなくて良かった。

奴らが彼女の顔と名前を記憶していて、時おり思い出すのも嫌だ。

奴らからリーゼロッテに関わる記憶を消してしまいたい!

呪いが解ける前の僕は、なんで彼女を他の男に嫁がせようとしていたんだろう?

こんな淫らな表情をした彼女が、他の男に抱かれるなんて……想像するだけでも嫌なのに。

「リーゼロッテ、愛してるよ。
 誰にも渡さない。
 君は僕だけのものだ」

僕は彼女の胸から口を離し、彼女の唇にキスを落とした。

角度を変えて舌を絡めるキスを何度もした。
その間、彼女の胸を揉みしだくのも忘れなかった。

長い口づけを終えると彼女はトロンとした顔で僕を見つめていた。

もう我慢できない! 彼女の中に僕の物を入れたい!

僕は彼女のショーツを剥ぎ取り、彼女が誰にも触れさせたことのない場所に指を入れた。

今までの好意で快楽を感じていたのか、彼女のあそこは濡れていた。

「リーゼロッテの体はエッチだね。
 僕とのキスで感じちゃった?
 淫らな液でショーツまでぐしょぐしょだったよ」

僕がわざと音を立ててリーゼロッテの中を溶かすと、リーゼロッテは顔を真っ赤にして自分の手で顔を覆ってしまった。

「可愛い顔を隠さないで。
 リーゼロッテの顔を見ながらエッチな事をしたいんだ」

僕はリーゼロッテの中に入れてない方の手で、彼女の顔を覆っている手をどかした。

「痛くないように、いっぱい中を溶かしてからしようね」

彼女の中に入れる指を一本から二本、二本から三本に増やしていく。

「あっ……ん、ぁっ……、ひゃっ……!」

ある箇所に触れたとき、リーゼロッテの体がぴくんと跳ねた。

「ここがリーゼロッテの感じるところだね?
 よーく覚えておかないと」

僕はリーゼロッテの感じるところを、指で何度も弄った。

「あっ、ぁっ、んっ……、ぁっ……ハルトさ、まぁ……!」

「待っててね、リーゼロッテ。
 あとで僕のおちんちんでここをいっぱい突いて上げるからね」

多分子供の姿の僕のペニスじゃ、リーゼロッテの最奥までは届かない。

彼女の最奥をいっぱい突いてイカせたいけど、子供の姿では無理だ。

子供の姿で彼女をイカせるには、入口近くにある彼女の感じるところを重点的に突くしかない。

大人の姿になってもおっさんの体じゃ、そんなに何度も射精できないだろうし……。

大人の姿に戻ったら、早急に若返りの薬を飲まないとな。

新婚なのにエッチの回数が少なくて、彼女に逃げられてしまったら嫌だ。

それから出来るならおっさんになった僕の姿をリーゼロッテには見られたくないな。

仮に僕がワルモンド双子の弟そっくりな姿になって、髪の毛は薄いわ、腹は出てるは、おちんちんはふにゃふにゃだわ、加齢臭はするわだったら……。

そんな姿をみたリーゼロッテに拒絶されたら、ショックで立ち直れない。

そんな事を考えながらリーゼロッテのアソコを弄っていたとき、不意にリーゼロッテが顔を赤らめた。

「どうかした? リーゼロッテ?」

「あのっ……ハルト様、それ……」

リーゼロッテが僕の体の一部を指差す。

リーゼロッテの指が指し示した方向に目を向けると、僕のペニスが立ち上がりシャツの下から顔を出していた。

女の子もポロリより、チラリの方がエッチだと感じるのかな?

僕がベビードールのレースからのぞく彼女の白い肌やおへそにドキドキしたように、彼女も僕の生足とか勃ち上がった性器に興奮してくれるといいなぁ。

「これが気になるの? 
 リーゼロッテはエッチだね。
 そんなに焦らなくても、あとでリーゼロッテの中にいっぱい入れてあげるよ」

僕はぶかぶかのシャツから逸物を取り出し、リーゼロッテに見せつけた。

毛の生えていない、小さなちんこがそそり立っていた。

リーゼロッテは羞恥心からか、僕の性器から顔をそむけた。 

彼女の豊満な胸に僕の性器を挟んだら、どんな感触がするのだろうか?

でも子供の体だから無駄打ちは出来ない。

それに最初の精液を彼女の中に注がないと、大人の姿に戻れないかもしれない。

僕の性器を彼女のおっぱいで挟むのは、僕が大人の体になってからにしよう。



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