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七話「兄様、僕がパンツの中に射精したことは内緒にして!③」***

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「素直な子は好きだよ」

兄様はそう言って、僕の唇に口づけを落とした。

兄様の舌が僕の口内に侵入し、舌を絡めとる。

兄様と僕の唾液が混ざったものを嚥下しながら僕は考えていた。

友達とこうゆう事をするのは嫌、でもなんで兄様にされても嫌じゃないんだろう?

嫌じゃないし、むしろぞくぞくして良い気持ちで…………好き。

兄様がキスをしながら僕の乳首をいじる。

兄様の白く大きな手が僕の平らな胸を撫でたり、揉んだり、乳首をやさしく撫でたりする。かと思えば痛いくらい強くつままれたり。

「んっ! ん、ふっ……ん」

そのたびに僕の体がビクビクと震え、声にならない声が漏れてしまう。

チュッと音を立て兄様が僕の口から唇を離す。唾液が糸のように二人の間を伝う。

僕の息はキスと胸への刺激で上がっていた。

「ふぁっ……兄様」

兄様が頭の上で掴んでいた僕の手を離した。

「エミリーのここパンパンだね、こんなに膨らませて、もしかしてキスと乳首だけでイキそう?」

兄様が僕の下半身を指差す。

僕のおちんちんは馬車の中からずっと立ちっぱなしで、先走り液がパンツに染みを作っている。

僕の顔がかぁっと音を立てて赤くなる。

兄様がそんな僕を見てくすりと笑う。

「本当にイキそうなんだね」

兄様がぺろりと自身の唇をなめる。そのしぐさがひどく妖艶で、僕の心臓がぴくんと跳ねる。

兄様が僕の胸に顔を近づけ、乳首を口に含んだ。

「ヒャッ」

兄様が片方の乳首を口に含み、反対の乳首を指で転がすようにいじる。

「あっ、あっ……は、ぅっ……兄様、それ……やだぁ」

快楽が押し寄せてきて、ベッドをぎゅっと掴み快楽を逃がそうとする。

「嫌? いいの間違いだろ? エミリーの体はこんなに感じているのに」

兄様は顔を上げ艶美な笑みを浮かべると、また僕の乳首に舌を這わせた。

チュッチュッと突起を吸われ、時折歯を立てられる。

「んっ、うっ、あっ、あっ……やっ、だめっ……!」

じんじんするほど下半身に熱が集まっていく。

兄様に強く胸の突起を吸われ、僕は達した。

「ああっ……!」

パンツの中に射精してしまった。いやそれより乳首だけでイかされてしまった。

「兄様ぁ……」

僕の頬を涙が伝う。

「ごめんね、エミリーが可愛いからついじめてしまった」

兄様がやさしい笑顔を作り、僕の頬を伝う涙をなめとる。



◇◇◇◇◇
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