【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄と追放された聖女は、国を出て新国家を作っていきます〜セッカチな殿下の身勝手な行動で国は崩壊しますが、もう遅いです〜
よどら文鳥
恋愛
「聖女レレーナよ、婚約破棄の上、国から追放する」
デイルムーニ王国のために政略結婚しようと言ってきた相手が怒鳴ってくる。
「聖女と言いながら未だに何も役に立っていない奴など結婚する価値などない」
婚約が決まった後に顔合わせをしたわけだが、ドックス殿下は、セッカチで頭の中もお花畑だということに気がつかされた。
今回の婚約破棄も、現在他国へ出張中の国王陛下には告げず、己の考えだけで一方的に言っていることなのだろう。
それにドックス殿下は肝心なことを忘れている。
「婚約破棄され国を出るように命令されたことは、お父様に告げることになります。そうなると──」
「そういう話はいらんいらん! そうやって私を脅そうとしているだけだ」
次期国王になろうとしているくせに、お父様がどれだけ国に納税しているか知らないのか。
話を全く聞かない殿下に呆れ、婚約破棄をあっさりと承認して追放されることにした。
お父様に告げると、一緒に国を出て新国家を創り出そうと言われてしまう。
賛同する者も多く、最初から大勢の人たちと共に移民が始まった。
※タイトルに【ざまぁ】と書いてあるお話は、ざまぁパートへの視点変更となります。必ずざまぁされるわけではありませんのでご了承ください。
宮廷から追放された聖女の回復魔法は最強でした。後から戻って来いと言われても今更遅いです
ダイナイ
ファンタジー
「お前が聖女だな、お前はいらないからクビだ」
宮廷に派遣されていた聖女メアリーは、お金の無駄だお前の代わりはいくらでもいるから、と宮廷を追放されてしまった。
聖国から王国に派遣されていた聖女は、この先どうしようか迷ってしまう。とりあえず、冒険者が集まる都市に行って仕事をしようと考えた。
しかし聖女は自分の回復魔法が異常であることを知らなかった。
冒険者都市に行った聖女は、自分の回復魔法が周囲に知られて大変なことになってしまう。
自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのはあなたですよね?
長岡更紗
恋愛
庶民聖女の私をいじめてくる、貴族聖女のニコレット。
王子の婚約者を決める舞踏会に出ると、
「卑しい庶民聖女ね。王子妃になりたいがためにそのドレスも盗んできたそうじゃないの」
あることないこと言われて、我慢の限界!
絶対にあなたなんかに王子様は渡さない!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*旧タイトルは『灰かぶり聖女は冷徹王子のお気に入り 〜自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのは公爵令嬢、あなたですよ〜』です。
*小説家になろうでも掲載しています。
聖水を作り続ける聖女 〜 婚約破棄しておきながら、今さら欲しいと言われても困ります!〜
手嶋ゆき
恋愛
「ユリエ!! お前との婚約は破棄だ! 今すぐこの国から出て行け!」
バッド王太子殿下に突然婚約破棄されたユリエ。
さらにユリエの妹が、追い打ちをかける。
窮地に立たされるユリエだったが、彼女を救おうと抱きかかえる者がいた——。
※一万文字以内の短編です。
※小説家になろう様など他サイトにも投稿しています。
私は王子の婚約者にはなりたくありません。
黒蜜きな粉
恋愛
公爵令嬢との婚約を破棄し、異世界からやってきた聖女と結ばれた王子。
愛を誓い合い仲睦まじく過ごす二人。しかし、そのままハッピーエンドとはならなかった。
いつからか二人はすれ違い、愛はすっかり冷めてしまった。
そんな中、主人公のメリッサは留学先の学校の長期休暇で帰国。
父と共に招かれた夜会に顔を出すと、そこでなぜか王子に見染められてしまった。
しかも、公衆の面前で王子にキスをされ逃げられない状況になってしまう。
なんとしてもメリッサを新たな婚約者にしたい王子。
さっさと留学先に戻りたいメリッサ。
そこへ聖女があらわれて――
婚約破棄のその後に起きる物語
[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・
青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。
誰も信じてくれないので、森の獣達と暮らすことにしました。その結果、国が大変なことになっているようですが、私には関係ありません。
木山楽斗
恋愛
エルドー王国の聖女ミレイナは、予知夢で王国が龍に襲われるという事実を知った。
それを国の人々に伝えるものの、誰にも信じられず、それ所か虚言癖と避難されることになってしまう。
誰にも信じてもらえず、罵倒される。
そんな状況に疲弊した彼女は、国から出て行くことを決意した。
実はミレイナはエルドー王国で生まれ育ったという訳ではなかった。
彼女は、精霊の森という森で生まれ育ったのである。
故郷に戻った彼女は、兄弟のような関係の狼シャルピードと再会した。
彼はミレイナを快く受け入れてくれた。
こうして、彼女はシャルピードを含む森の獣達と平和に暮らすようになった。
そんな彼女の元に、ある時知らせが入ってくる。エルドー王国が、予知夢の通りに龍に襲われていると。
しかし、彼女は王国を助けようという気にはならなかった。
むしろ、散々忠告したのに、何も準備をしていなかった王国への失望が、強まるばかりだったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
まきくん様
感想&誤字報告ありがとうございます。
怖いという感想を他の方からも頂いたので、一気読みすると若干怖い話なのかもしれません(^_^;)
「洗いざらしたシーツ」の意味を教えて下さりありがとうございます。修整しました。
seika様
感想ありがとうございます!(*^^*)
乙ありです!楽しく読んで頂けて嬉しいです(*´艸`*)
竜神ウィルペアトは不器用でお人好しだったんですね、怠け者の民とは相性が悪かったんだと思います。(^_^;)
「誰ぞ」も間違いではなかったのですね、勉強になります(^^)
次回作の執筆頑張ります!\(^o^)/
蘭丸様
感想ありがとうございます!(^^)
乙ありてす!(*´艸`*)
話を膨らませるのが苦手でして……あっさりと終わらせてしまいました(^_^;)前作でざまぁ後に主役二人のいちゃいちゃを書いたら、他サイトの感想欄で【蛇足】と言われたので、今回はあっさりと終わらせてみました(;´∀`)
竜神ウィルペアトとブルーナ(オニキス)のその後は読者のご想像にお任せします(*^^*)
kunoenokou様
長文での感想ありがとうございます!(*^^*)
ウィルペアトは元々神ではなくて【竜人】という人より力があって寿命が長い種族だったのです。で、シュトース国の神を途中でやめたので、里の族長に竜人族の里に帰って来ないでって言われたんです。
ウィルペアトがブルーナが亡くなったあと2000年ボッチで暮らしたというのは、本編ではなく感想欄に書いた裏設定に過ぎないので、ウィルペアトがあの後どうなったのかは、読者様のご想像におまかせします。もしかしたら竜人族の里に帰ることを許されたかもしれませんし、ブルーナとの間にたくさん子供を授かって、ブルーナの死後も幸せに暮らしたかもしれません。ご自由にご想像下さい。(^^)
ブルーナの父親はですね、「即効性の毒だと思って飲んだら遅効性の毒だったよ、周りは祟を恐れて治療もしてくれないよ、あああ……!」って感じで死にました。
hyperclockup様
長文での感想ありがとうございます!(^^)
みんなを納得させるざまぁを書くのは難しいですね(^_^;)敵を殺せば済むというものではないようで……勉強になりました。
他の方にも感想で指摘されたのですが、ウィルペアトは民に魚を与えるのではなく、民に魚の釣り方を教えるべきだったのかもしれませんね。そして時々天罰を下す必要もあったのかもしれません。ウィルペアトも神様初心者だったので、アメとムチの使い方を間違えてしまったのかもしれませんね。
毎回更新を楽しみにしていただき、最後まで読んでいただき、長文の感想までいただけて嬉しい限りです(*^^*)こちらこそありがとうございました。
美夕様
長文での感想ありがとうございます(^^)
竜人族は、【神様になるには、神様になったあと、神をやめるときは】というQ&A本を出すべきですね(;´∀`)
竜人族の国に帰れなくてもウィルペアトはブルーナ(オニキス)といられれば幸せでしょうし。ウィルペアトとブルーナの寿命の違いは本編には書いてない、感想欄で書いた裏話なので、本編だけを読んだ人は「二人の寿命は同じで死ぬまで幸せに暮らせた」と思っていただければ幸いです。
えにうえぃず様
感想ありがとうございます(^^)
ハッピーエンドとして受け取っていただけて嬉しいです(*^^*)
ブルーナはオニキスとなって、傷つける人が誰もいない世界でウィルペアトに愛されて幸せに暮らします。もしかしたら子供もできているかもしれません。(*´艸`*)
最後まで読んでくださりありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡
次回作を早く公開できるよう頑張って執筆しますね(*^^*)
penpen様
たくさんの感想ありがとうございます!(*^^*)
【ブルーナ】という名前を呼んでいるうちに記憶が戻っても困るので、神様が名前を変えました。
ブルーナは黒い髪の、オニキスは黒い宝石、どちらもブルーナの黒い髪と瞳をイメージした名前です。
子供はどうでしょう?できたかもしれませんね(*´艸`*)
ちなみにブルーナの寿命は500年で、神様の寿命は3000年、神様はいま500歳ぐらいなので、ブルーナの死後2000年は神様ボッチです。
as様
感想ありがとうございます。(^^)
国王は自分が死んだあとに国が滅びるのは別に構わなかったんでしょうね。愚王ですね。
hyperclockup様
感想ありがとうございます!
ぬるいざまぁですみません(;´∀`)
ジャック様
感想ありがとうございます。
ざまぁがぬるくてすみません(;´∀`)
ゆゆち様
誤字報告ありがとうございます!大変助かっております!
ゆゆち様
感想&誤字報告ありがとうございます(^^)
誤字は修整しました。
プロトケラ様
感想ありがとうございます。
この国の民には説教する価値もなかったようです(^_^;)
penpen様
感想ありがとうございます!(^^)
誤字報告助かります(^^)
終わりは平民の手で指を一本ずつ切り落とされるような目に会いました。
蠣崎若狭守様
感想ありがとうございます。
王妃と公爵夫妻へのざまぁは次回。
なにせ取り締まるはずの王がポンコツですからね(^_^;)
penpen様
感想ありがとうございます!(^^)
神や精霊がしていたことは人間には調べようがないのです。
えすく様
感想ありがとうございます!(^^)
この国は神が消えた時点で終わりです(;´∀`)
モルガナ様
いつも感想ありがとうございます!(^^)
愚王は墓も残りません、でも他国のおとぎ話には残るかもしれません、こんな愚かな王になってはいけませんという悪い見本として(^_^;)
愚王妃は自分のやったことが全部返されても文句言えませんね(;´∀`)そのぐらいひどい目に合わされてもいいと想います。
ランヤード田中様
感想ありがとうございます。
過激なざまぁをご希望なようで。私の書いたざまぁは温く感じるかもしれません(;´∀`)
まいん様
感想ありがとうございます!(^^)
penpen様
感想ありがとうございます!(^^)
記憶があるとブルーナはクズな国民を見捨てられないので、記憶喪失になってもらいました。
penpen様
感想ありがとうございます!(^^)
ブルーナの着替えを手伝っていたのは精霊でした。
柴ニャン様
感想ありがとうございます!(^^)
神様は魚を与えて満足してしまったのかもしれません(^_^;)
神様がはっきり言ってくれるのでスッキリ!
神様だんまりで結局あまり反省しない民衆とか
多い話しがあるなか、これが神罰です
これからも楽しみに更新おまちしてます
松平悠里様
感想ありがとうございます!(^^)
一話で神様が国民に対してびしっと言ったのが(書いたのが)よかったみたいですね。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。