70 / 99
#41-1狂乱するものが接吻のゆくえ
しおりを挟む
<カリス>
カリスは緩やかに瞬いた。
目の前では荒れ狂う竜が子供部屋のドアにつっかえた頭を振り回している。おかげで廊下にまで砕けた瓦礫が飛び散っていた。
ノコギリ刃にも見えるギラつく歯列が、ピッとカリスの前髪を弾く。一秒もしない間に壁材が宙を舞った。頭を壁にめりこませた竜は、喉を鳴らしながらこちらを凝視し、血で塗り固めたような瞳孔を極限まで引き絞る。
凪いだ金眼でそのを動きを眺めたカリスは、静かに唇を開いた。
「ここは危険だ。一旦、外に出ろ」
「あんたは?」
背後で震える子供の一人、カザリという少年の問いに「足止めする」とだけ告げる。
一瞬、息を呑んだカザリは「分かった」と了解の意を絞り出した。
「恩に着る。リコ、行くぞ」
「あ、あの。マムがまだ一階に……」
破壊された部屋の持ち主であるリコという少年が異議を唱えようとした刹那。
カリスの立つ側面の壁から、黒い爪が生えた。
地を揺るがす轟音を伴った瓦礫がカザ村の一角から噴き出す。
辺りを覆う砂埃から白い影が煙の尾を引いて飛び出した。
右脇にカザリを、左腕で縦にリコを抱えたカリスは月光を背にして跳躍する。
屋根をはるか見下ろす高さまで。
「んぎゃあああああああ!!」
「ひぎゃあああああああ!!」
快適な乗り心地とはいかない高低差に子供二人は阿鼻叫喚の様相を呈しているが、これがカリスに成し得る最大限なので特に気にとめない。
子供の悲鳴を置き去りに急降下。家屋の屋根を蹴りあげ、再度の跳躍。
遂に泣きの入った子供を横目に、背後を一瞥する。
脇目も振らず追いかけてくるのは、右目を真っ赤に輝かせた巨竜の姿をとったデルタ。
その背には翼がない。酒場で【賭しきもの】にマントを外して被せたせいだろう。あのマントの元が竜の翼であることは以前の宴会騒ぎの折りに確認している。
「リコ! しっかりを気を持て」
「はうぅ……」
カザリの慌てた声で縦抱きしたリコの意識を失いかけていることに気づく。瞬時に辺りを見回したカリスは、村のシンボルである鐘塔を目指した。
鐘は四本の石柱に囲まれているので身を潜められる空間が確保できる。
両手は塞がっているので、一度の跳躍で鐘の下に転がり込むように着地した。跳躍の力加減が強すぎたのか勢い余って鐘つきスペースから両足が膝あたりまで飛び出たが、際で止まったので良しとする。
ウンウンと首肯したカリスが手を離したと同時に、カザリとリコはその場にへたりこんだ。
「死ぬかと思った死ぬかと思った死ぬかと思った」
「ここここ、これからどどどどうするの?」
全身をガクガク震わせた二人に背を向け、周囲に目線を走らせる。
遠ざかったデルタはこちらを見失ったのか咆哮を上げながら村のメイン通りを這いずり回っていた。暫くは時間を稼げるだろう。
「竜の討伐方法を自分は知らない。なので被害を最小限にしつつ動作を封じるのが目標になる」
「どうやって!? あの真っ赤な目をみただろ。相手はスタンピード起こした竜だぞ! 住民を避難させるのが最優先だろ!」
「確かに暴走を起こした魔物の目は赤く光るが、あの竜はもともと目が赤い。動きを封じれば大人しくなる。本来は他者への刃傷沙汰を極端に避ける竜だ」
「なんでそんなこと分かるんだよ!」
「あの竜はお前を雇った奇術師デルタだからだ」
言い終えて、ちらとカザリを視界に入れる。眉間に皺を寄せ「お前はいったい何を言っているんだ」と言いたげな顰めっ面のまま、動きを停止していた。星空を背景に口を開けた猫が脳裏を過ぎる。何故だろうか。カリスには分からない。
「加えて、住民を避難させるのは時間がかかる。見ろ」
「え……あっ?」
「なに、これ」
カザリとリコがカリスの指し示す方向を見て声を漏らす。
村中の至るところには意識を失った村民が皆一様に倒れ伏していた。
「嘘……みんな死んじゃったの!? もしかして、寝てたマムも実は……」
「違う。意識を失っているだけだ」
「そうなのか? でもなんで」
「厳密に言えば、魔力保持者が竜による大音量の絶叫を耳にして伸びているだけだ」
「はあああ?」
カリスは酒場の顛末を端的に語った。
酒瓶で殴られたデルタが暴走を始めたこと、セラフィーネを嫌うデルタが間近の遭遇に絶叫したこと。そして無意識下で出た念話が余りにも大音量で絶叫を聞いた魔力保持者たちが軒並みバタバタと倒れていったこと。
「平然としていたのはお前たちのように魔力が全くない者たちだけだった」
あの時、小さな肉竜【賭しきもの】すら制裁の影響で目を回していた。二日酔いのような状態にトドメを刺されたようなものか。
あの場で機敏に動き回っていたのは酒場で屯していたライノルド一味と名乗る山賊たちだけだった。竜に破壊され光のない酒場の中、黒い眼帯をずらし、暗闇に慣れた目で闇の中へと去っていった。
恐らくあの山賊たちはカザリのような魔力を保持していない子供の最後に行きつく姿なのだろう。逃走に慣れきった彼らの背中を見て、カリスは漠然とそう悟った。
ついでに言えば。その後、周りの瓦礫を押しのけデルタを追いかけようとしたところ、目を血走らせたカザリがカリスの目の前を猛然と全力疾走していったのだった。
「俺は魔力がもともとない」
「僕はカザリの名前づけで魔力枯渇状態だからかあ……あれ、カザリはみんなが倒れてたの見てなかったの?」
「その、隠れ家から村で竜が暴れてるの見えてさ。それがリコの家の方角だったもんだから、うちのガキどもに逃げるよう言ってから我を忘れて走って……全然周り見てなかった」
「そ、うなんだ……ありがとうカザリ。来てくれて、嬉しい」
「うん……」
互いに顔を赤らめて黙り込んだ子供二人を置いて、カリスはデルタから預かっている首飾りに手をかけた。
しゃらしゃらと音を立てて煌めく金色の連なりを二人に差し出す。
「囮になれ」
「へ!?」
カリスは緩やかに瞬いた。
目の前では荒れ狂う竜が子供部屋のドアにつっかえた頭を振り回している。おかげで廊下にまで砕けた瓦礫が飛び散っていた。
ノコギリ刃にも見えるギラつく歯列が、ピッとカリスの前髪を弾く。一秒もしない間に壁材が宙を舞った。頭を壁にめりこませた竜は、喉を鳴らしながらこちらを凝視し、血で塗り固めたような瞳孔を極限まで引き絞る。
凪いだ金眼でそのを動きを眺めたカリスは、静かに唇を開いた。
「ここは危険だ。一旦、外に出ろ」
「あんたは?」
背後で震える子供の一人、カザリという少年の問いに「足止めする」とだけ告げる。
一瞬、息を呑んだカザリは「分かった」と了解の意を絞り出した。
「恩に着る。リコ、行くぞ」
「あ、あの。マムがまだ一階に……」
破壊された部屋の持ち主であるリコという少年が異議を唱えようとした刹那。
カリスの立つ側面の壁から、黒い爪が生えた。
地を揺るがす轟音を伴った瓦礫がカザ村の一角から噴き出す。
辺りを覆う砂埃から白い影が煙の尾を引いて飛び出した。
右脇にカザリを、左腕で縦にリコを抱えたカリスは月光を背にして跳躍する。
屋根をはるか見下ろす高さまで。
「んぎゃあああああああ!!」
「ひぎゃあああああああ!!」
快適な乗り心地とはいかない高低差に子供二人は阿鼻叫喚の様相を呈しているが、これがカリスに成し得る最大限なので特に気にとめない。
子供の悲鳴を置き去りに急降下。家屋の屋根を蹴りあげ、再度の跳躍。
遂に泣きの入った子供を横目に、背後を一瞥する。
脇目も振らず追いかけてくるのは、右目を真っ赤に輝かせた巨竜の姿をとったデルタ。
その背には翼がない。酒場で【賭しきもの】にマントを外して被せたせいだろう。あのマントの元が竜の翼であることは以前の宴会騒ぎの折りに確認している。
「リコ! しっかりを気を持て」
「はうぅ……」
カザリの慌てた声で縦抱きしたリコの意識を失いかけていることに気づく。瞬時に辺りを見回したカリスは、村のシンボルである鐘塔を目指した。
鐘は四本の石柱に囲まれているので身を潜められる空間が確保できる。
両手は塞がっているので、一度の跳躍で鐘の下に転がり込むように着地した。跳躍の力加減が強すぎたのか勢い余って鐘つきスペースから両足が膝あたりまで飛び出たが、際で止まったので良しとする。
ウンウンと首肯したカリスが手を離したと同時に、カザリとリコはその場にへたりこんだ。
「死ぬかと思った死ぬかと思った死ぬかと思った」
「ここここ、これからどどどどうするの?」
全身をガクガク震わせた二人に背を向け、周囲に目線を走らせる。
遠ざかったデルタはこちらを見失ったのか咆哮を上げながら村のメイン通りを這いずり回っていた。暫くは時間を稼げるだろう。
「竜の討伐方法を自分は知らない。なので被害を最小限にしつつ動作を封じるのが目標になる」
「どうやって!? あの真っ赤な目をみただろ。相手はスタンピード起こした竜だぞ! 住民を避難させるのが最優先だろ!」
「確かに暴走を起こした魔物の目は赤く光るが、あの竜はもともと目が赤い。動きを封じれば大人しくなる。本来は他者への刃傷沙汰を極端に避ける竜だ」
「なんでそんなこと分かるんだよ!」
「あの竜はお前を雇った奇術師デルタだからだ」
言い終えて、ちらとカザリを視界に入れる。眉間に皺を寄せ「お前はいったい何を言っているんだ」と言いたげな顰めっ面のまま、動きを停止していた。星空を背景に口を開けた猫が脳裏を過ぎる。何故だろうか。カリスには分からない。
「加えて、住民を避難させるのは時間がかかる。見ろ」
「え……あっ?」
「なに、これ」
カザリとリコがカリスの指し示す方向を見て声を漏らす。
村中の至るところには意識を失った村民が皆一様に倒れ伏していた。
「嘘……みんな死んじゃったの!? もしかして、寝てたマムも実は……」
「違う。意識を失っているだけだ」
「そうなのか? でもなんで」
「厳密に言えば、魔力保持者が竜による大音量の絶叫を耳にして伸びているだけだ」
「はあああ?」
カリスは酒場の顛末を端的に語った。
酒瓶で殴られたデルタが暴走を始めたこと、セラフィーネを嫌うデルタが間近の遭遇に絶叫したこと。そして無意識下で出た念話が余りにも大音量で絶叫を聞いた魔力保持者たちが軒並みバタバタと倒れていったこと。
「平然としていたのはお前たちのように魔力が全くない者たちだけだった」
あの時、小さな肉竜【賭しきもの】すら制裁の影響で目を回していた。二日酔いのような状態にトドメを刺されたようなものか。
あの場で機敏に動き回っていたのは酒場で屯していたライノルド一味と名乗る山賊たちだけだった。竜に破壊され光のない酒場の中、黒い眼帯をずらし、暗闇に慣れた目で闇の中へと去っていった。
恐らくあの山賊たちはカザリのような魔力を保持していない子供の最後に行きつく姿なのだろう。逃走に慣れきった彼らの背中を見て、カリスは漠然とそう悟った。
ついでに言えば。その後、周りの瓦礫を押しのけデルタを追いかけようとしたところ、目を血走らせたカザリがカリスの目の前を猛然と全力疾走していったのだった。
「俺は魔力がもともとない」
「僕はカザリの名前づけで魔力枯渇状態だからかあ……あれ、カザリはみんなが倒れてたの見てなかったの?」
「その、隠れ家から村で竜が暴れてるの見えてさ。それがリコの家の方角だったもんだから、うちのガキどもに逃げるよう言ってから我を忘れて走って……全然周り見てなかった」
「そ、うなんだ……ありがとうカザリ。来てくれて、嬉しい」
「うん……」
互いに顔を赤らめて黙り込んだ子供二人を置いて、カリスはデルタから預かっている首飾りに手をかけた。
しゃらしゃらと音を立てて煌めく金色の連なりを二人に差し出す。
「囮になれ」
「へ!?」
0
お気に入りに追加
139
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
※どんどん年齢は上がっていきます。
※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。
Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜
天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。
彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。
幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。
運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。
日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが
五右衛門
BL
月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。
しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──
嫁側男子になんかなりたくない! 絶対に女性のお嫁さんを貰ってみせる!!
棚から現ナマ
BL
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。
真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。
傷だらけの僕は空をみる
猫谷 一禾
BL
傷を負った少年は日々をただ淡々と暮らしていく。
生を終えるまで、時を過ぎるのを暗い瞳で過ごす。
諦めた雰囲気の少年に声をかける男は軽い雰囲気の騎士団副団長。
身体と心に傷を負った少年が愛を知り、愛に満たされた幸せを掴むまでの物語。
ハッピーエンドです。
若干の胸くそが出てきます。
ちょっと痛い表現出てくるかもです。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる