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事に及ぶ ※

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「立派なもん持ってるなあ、お前」
馬乗りになった敏雄は、嬉しそうに青葉の男根を扱いた。

「あっ…ちょっと!伊達さん!!」
敏雄の手の感触が心地よくて、嫌でも体が反応してしまう。

敏雄の手慣れた性刺激に、青葉の男根はあっという間に勃ちあがった。
「ははは、やっぱり若いだけあって元気がいいなあ…」

言うと敏雄はその場から離れてベッドから下りると、リビングに放置していたコンビニの袋を持ってきた。
「え…えーと、伊達、さん?」
ひとりベッドに取り残された青葉は、寝転がったまま不思議そうな顔をして敏雄を見つめた。

「悪いな青葉、コンドームとローションつけるから、ちょっと待ってろ」
「ああ…そういうこと……」
横になったままの青葉が、納得いったというような顔をした。

敏雄はもう一度ベッドに上がると下着を脱ぎ、天を向く青葉の男根に避妊具を被せ、ローションを右手に垂らした。
「すぐに慣らしてやるからな、まだ辛抱しててくれ」
右手をよく揉み込んで、ローションを温めると、敏雄は尻の合わいに自分の指をあてがった。

「んっ…んんっ!」
「大丈夫ですか?」
呻きながら指を出し挿れする敏雄を、青葉は心配そうに見つめた。

「大丈夫だ。もう充分に慣らしたから、すぐに乗ってやる。ジッとしてろよ?」
「はい…」
敏雄はもう一度青葉に馬乗りになると、ほんの少しだけ腰を浮かした。

「ふうっ…んっ…」
敏雄は尻たぶを自分で割り開くと、青葉の男根に腰を落としていった。
「あっ…だてさんっ!」
「おお入った入った。やっぱりデカいなあ、お前」
初めての感覚に驚いて呻く青葉を見下ろしながら、敏雄は舌舐めずりをした。

腸内の圧迫感がすさまじい。
青葉の男根の膨張ときたら、このまま腸壁を破ってしまうのではないかというほどで、それがまた敏雄を興奮させた。

「動くぞ。晴れて童貞喪失だ、喜べ!」
青葉の返答を待たずに、敏雄は男根が最奥に当たるように強く体を上下に揺さぶった。
「あっ、ちょっ……だてさん!ダメです、そんなっ」
「ふふっ、ふうっ…あっ…なにが、ダメなんだよ?イイくせに」
敏雄の腸内で、男根がより膨張するのを感じた。
アレでまだ完全には勃ってはいなかったのだとわかって、敏雄は驚いたと同時に興奮が増した。

「す…すみません、だてさん!」
何故か青葉が謝罪を始めたと同時に、大きな手が伸びてきた。
「え⁈あ、おい!」
皮膚に指が食い込むくらいに、強く両脇腹を掴まれたかと思うと、青葉は上下に腰を揺らして、敏雄の腸内を抉り始めた。

「あっ…おい、んんっ、はあっ、あ、青葉っ!この、聞かん坊!」
男根が最奥に幾度も当たっては引き、当たっては引きを繰り返す。

腰の奥から延髄、終いには脳の根幹まで、暴力的なまでの快感が駆け巡ってくる。
「すみませ…だて、さん、ぼく、もう、でます!」
「ああっ⁈」
避妊具越しに熱い精液が放たれたのを感じたと同時に、敏雄も絶頂を迎えた。






事が終わると、青葉は腰を掴んでいた両手を離して、放心状態で天を仰いでいた。
「激しかったなあ、青葉」
敏雄は膝に力を入れて立ち上がり、男根を引き抜いた。
「伊達さんも…」
「ははは、そうだなあ。青葉、起きろ。ゴム抜いてやる」
青葉が言われたとおりに上体を起こした。
敏雄は、青葉の男根から避妊具を引き抜くと、使用済みの避妊具をそばのゴミ箱に放った。

「悪い、ティッシュねえか?」
「ここです」
青葉は緩慢な動きで、そばに置いてあったティッシュを手渡してきた。
「ありがとよ」
敏雄はティッシュを2、3枚手に取って青葉の股を拭いてやると、それをゴミ箱に放った。
さらにもう2、3枚取ると、今度は自分の下半身を拭いた。

「ねえ、伊達さん」
青葉は起こした上体を元の位置に戻しながら、名前を呼んだ。
「何だよ?」
敏雄は服を着込むと、青葉の隣に寝転がった。

「敏雄さん、って呼んでいいですか?」
「いいぞ」
なんだそんなことか、と敏雄は微笑ましい気持ちになった。
「ぼくのこと、名前で呼んでくれますか?」
「わかったよ、春也」
「ふふ…」
名前で呼んでやると、青葉は安心しきったような顔をして、そのまま寝入ってしまった。

その幼さの残る寝顔がなんだか可愛くて、敏雄は青葉の頬をひと撫ですると、彼と同じようにすぐに寝入ってしまった。

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