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第3章 雇われ勇者は、雇い主編
【雇用№023】雇われ勇者 雇い主としての初仕事。農園管理の教育を行う
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「「おはようございますっ」」
元気な二人の声が玄関から聞こえてきた。ウェルザさんとモニカちゃんが動きやすいようにパンツを履いてきてくれた。
「二人とも朝から元気一杯ですね。今日は二人への農地管理の説明がメインだから説明するよ」
先ほどまとめた資料を元に薬草の栽培している農地を案内しながら詳細な説明をしていく。
「は~~っ、ひっろい土地ですね。ここ全部自分で耕されたんですか?」
「ええ、畝を魔法で作って、水やりや雑草まで全部一人でやりましたよ。すごいでしょう」
にこやかに笑いながら、話を進める。
「近くの人の畑などは、これの1/10にも満たないですよ。」
「お兄ちゃんこれ全部一人でしたの。すご~い」
と両手を上にあげて「きゃっきゃっしながら」飛び跳ねるモニカちゃん。
可愛いな~~~とほっこりする。
「ええ、流石にこれを一人でやりながらでは、他の事が出来なくなってきたので、お二人にお手伝いしてもらうことになりました。
こちらがアップルミント草と、ローズミント草で薬草と言われているものです。ハーブとしても効果ありますので良い香りがしますよ。」
「へ~これがですか。」
しゃがんでくんくんと、葉っぱに顔を近づける二人。長い髪が顔に当たらないように、手をあててからやる仕草にうっとりしそうになる。
「いい香りですね」
「すっごいいい香りがする。モニカこの香り好きです。」
「お二人には今日から毎日ここで働いてもらいますから、嫌というほ香りをあびでもらいますよ。」
「リュウ兄ちゃん。おっはよ~。チルただ今来ました。」
「チルも元気で宜しい。二人には今農園管理についてお話しているから、チルもこっちに来て一緒に聞いてね。今は薬草の香りをかいでもらってるんだ」
「薬草ってすっごいいい香りするよね。摘んだ後なんか、顔に手を近づけるだけで、 すんごいい香りするし。」
「そうですよね。この薬草を全身につけて香りづけしたら。いいですよね」
「ま~それは後々出来るかどうか考えましょう。エルザさんのお話では、ポーション不足のため、薬草が不足することになるので、あまりポーション以外の用途では、使うのは今の所難しいですから。」
「そうなんですか。残念ですね。バラの香水とかはあるんですが。高価な上に香りが強いので。このくらいの程よくリラックスできる香水があればよかったんですが。。。。」
「ま~そこは、薬草が一定量定期的に収穫できて、ある程度量に余裕が出来てから考えましょう。薬草は程よい湿気と多少の日陰を好みますので。水は掛け過ぎないようにほどほどにかけて下さい。
土がしっとりと濡れるくらいがいいですよ。ウェルザさんと、モニカちゃんは『ミネラルウォーター』の魔法は使えるかな?」
「「はい、使えます。」」
「そうそれは良かった。農園全体をするには、魔法は少しでも出来た方が楽だからね。足りない分の水は、そこの井戸から汲んであげて下さいね。モニカちゃんには少し重労働になるかもしれないけど。頑張ってね。」
「うん、モニカ頑張って薬草さんにお水上げる」
「水やりが終わったら、空いた時間で薬草の葉の摘み取りと、雑草の除去を行います。」
「といい時間になってきたので、一休憩しましょう。」
家に入って、休憩してもらう。
「疲れた時には、これがよく効きますよ。ぜひ飲んで下さい」
と薄い色のついた水をコップで渡す。
「いい香りがしますね。麦茶ではないのですか?」
「ま~それは飲んでみてからのお楽しみです。」
「は~美味しい、いい香りとのど越しですっきりします。これは疲れた時にはいい飲み物ですね。この香りはもしかしたら、先ほどの薬草ですか?」
「ピンポーン。正解で~す。というか実はこれって、ほぼポーションみたいなものなんですよね。
ハーブの香りって結構独特なので、食べたり、飲めない男性が多いのでポーションの時は香り成分を抽出して取り除いてます。」
「こっこんな高価なもの飲んでしまってよいのですか。」
とエルザさんとチルはすごく驚く!!!
(そういえば、地球の頃の感覚で、フレッシュハーブティー作ったけど。ここだと、ポーション1本10000ループするんだよな。ま~でも農地で栽培してるし、飲んだ方が仕事がはかどるしね)
「ええ、大丈夫ですよ。それ飲んだら身体の疲れがすっきりととれるでしょ。疲労も回復しますし、農園で作業するなら飲んでもらいます。」
「あと。早々先ほども説明しましたけど、お昼ご飯を用意をお願いします。買出し等はお任せしますので、お二人で決めてやってくださいね。美味しいランチ期待してます♪」
「はい、毎日鍛えてますから期待して下さいね。」
「お母さんの料理すっご~~~い。美味しいんだよ、お兄ちゃん絶対気に入るよ」
二人が買い物にでて行った後、チルと二人で武器屋に行った。
「チルには、これから多少の護身法を学んでもらう。僕は人を守りながら、戦うことに慣れてないから、最低限の防御と攻撃を出来るようになってもらう。
で、その装備を武器屋に買いにいくわけだ。僕も防具が欲しいと感じたし、いつ何が起こるかわからないから普段着でも防御力を上げて行きたい。」
お店の中に二人は入っていった。
元気な二人の声が玄関から聞こえてきた。ウェルザさんとモニカちゃんが動きやすいようにパンツを履いてきてくれた。
「二人とも朝から元気一杯ですね。今日は二人への農地管理の説明がメインだから説明するよ」
先ほどまとめた資料を元に薬草の栽培している農地を案内しながら詳細な説明をしていく。
「は~~っ、ひっろい土地ですね。ここ全部自分で耕されたんですか?」
「ええ、畝を魔法で作って、水やりや雑草まで全部一人でやりましたよ。すごいでしょう」
にこやかに笑いながら、話を進める。
「近くの人の畑などは、これの1/10にも満たないですよ。」
「お兄ちゃんこれ全部一人でしたの。すご~い」
と両手を上にあげて「きゃっきゃっしながら」飛び跳ねるモニカちゃん。
可愛いな~~~とほっこりする。
「ええ、流石にこれを一人でやりながらでは、他の事が出来なくなってきたので、お二人にお手伝いしてもらうことになりました。
こちらがアップルミント草と、ローズミント草で薬草と言われているものです。ハーブとしても効果ありますので良い香りがしますよ。」
「へ~これがですか。」
しゃがんでくんくんと、葉っぱに顔を近づける二人。長い髪が顔に当たらないように、手をあててからやる仕草にうっとりしそうになる。
「いい香りですね」
「すっごいいい香りがする。モニカこの香り好きです。」
「お二人には今日から毎日ここで働いてもらいますから、嫌というほ香りをあびでもらいますよ。」
「リュウ兄ちゃん。おっはよ~。チルただ今来ました。」
「チルも元気で宜しい。二人には今農園管理についてお話しているから、チルもこっちに来て一緒に聞いてね。今は薬草の香りをかいでもらってるんだ」
「薬草ってすっごいいい香りするよね。摘んだ後なんか、顔に手を近づけるだけで、 すんごいい香りするし。」
「そうですよね。この薬草を全身につけて香りづけしたら。いいですよね」
「ま~それは後々出来るかどうか考えましょう。エルザさんのお話では、ポーション不足のため、薬草が不足することになるので、あまりポーション以外の用途では、使うのは今の所難しいですから。」
「そうなんですか。残念ですね。バラの香水とかはあるんですが。高価な上に香りが強いので。このくらいの程よくリラックスできる香水があればよかったんですが。。。。」
「ま~そこは、薬草が一定量定期的に収穫できて、ある程度量に余裕が出来てから考えましょう。薬草は程よい湿気と多少の日陰を好みますので。水は掛け過ぎないようにほどほどにかけて下さい。
土がしっとりと濡れるくらいがいいですよ。ウェルザさんと、モニカちゃんは『ミネラルウォーター』の魔法は使えるかな?」
「「はい、使えます。」」
「そうそれは良かった。農園全体をするには、魔法は少しでも出来た方が楽だからね。足りない分の水は、そこの井戸から汲んであげて下さいね。モニカちゃんには少し重労働になるかもしれないけど。頑張ってね。」
「うん、モニカ頑張って薬草さんにお水上げる」
「水やりが終わったら、空いた時間で薬草の葉の摘み取りと、雑草の除去を行います。」
「といい時間になってきたので、一休憩しましょう。」
家に入って、休憩してもらう。
「疲れた時には、これがよく効きますよ。ぜひ飲んで下さい」
と薄い色のついた水をコップで渡す。
「いい香りがしますね。麦茶ではないのですか?」
「ま~それは飲んでみてからのお楽しみです。」
「は~美味しい、いい香りとのど越しですっきりします。これは疲れた時にはいい飲み物ですね。この香りはもしかしたら、先ほどの薬草ですか?」
「ピンポーン。正解で~す。というか実はこれって、ほぼポーションみたいなものなんですよね。
ハーブの香りって結構独特なので、食べたり、飲めない男性が多いのでポーションの時は香り成分を抽出して取り除いてます。」
「こっこんな高価なもの飲んでしまってよいのですか。」
とエルザさんとチルはすごく驚く!!!
(そういえば、地球の頃の感覚で、フレッシュハーブティー作ったけど。ここだと、ポーション1本10000ループするんだよな。ま~でも農地で栽培してるし、飲んだ方が仕事がはかどるしね)
「ええ、大丈夫ですよ。それ飲んだら身体の疲れがすっきりととれるでしょ。疲労も回復しますし、農園で作業するなら飲んでもらいます。」
「あと。早々先ほども説明しましたけど、お昼ご飯を用意をお願いします。買出し等はお任せしますので、お二人で決めてやってくださいね。美味しいランチ期待してます♪」
「はい、毎日鍛えてますから期待して下さいね。」
「お母さんの料理すっご~~~い。美味しいんだよ、お兄ちゃん絶対気に入るよ」
二人が買い物にでて行った後、チルと二人で武器屋に行った。
「チルには、これから多少の護身法を学んでもらう。僕は人を守りながら、戦うことに慣れてないから、最低限の防御と攻撃を出来るようになってもらう。
で、その装備を武器屋に買いにいくわけだ。僕も防具が欲しいと感じたし、いつ何が起こるかわからないから普段着でも防御力を上げて行きたい。」
お店の中に二人は入っていった。
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