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第2章 婚約破棄そして、婚約破棄と契約書
【男の娘012】ガーネットの空の旅 辺境の事情その3
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マッシュ兄さんって、もしかして恰好いいかもしれない。
でも、守られているばかりじゃ、なにも変わらないわよ。茜。みんなを死なせないために私が出来ることをしなきゃ。でも私の出来ることって、、、、、なに?
私はお祖父ちゃんについてたから、農業や、ちょっとした経営のことはわかるけど、狩猟の仕方はわからないよ。あとは私の趣味は、お菓子作りとネット小説とテレビゲーム、部活は一応陸上やってたけど、どれも役に立ちそうにないよ。
こういう時って、小説の主人公はどうするんだっけ?家族が危機に見舞われて、覚醒して、パワーアップして倒したり、現代の武器を取り入れて、現地民を武装強化して、敵をやっつけたり、三国士の歴史の戦術を真似て、罠に嵌めるんだよね。どれもこれも高校生の私の知識じゃ無理だよ。
後は好きだったテレビゲームとかだと、現地民の育成して、戦力強化、敵の弱点を探して、弱点をついての属性魔法や状態異常にかけて嵌めて倒すのがセオリーだったよね。
こっちなら、まだ少しは私でも使えるかも?熊って言ったら、どこかのボクシング漫画で、眉間にストレートで倒したって逸話(いつわ)があったっけ。流石に素手でノックアウトはフィクションだけど、弱点は眉間かな。地球と同じ理屈で考えれば。後は、好きなものはハチミツって、これはポーさんだっけ、これはちょっとソースが怪しいんだよね。
でも、そうだよね。敵と戦うには敵の好み、苦手なもの、得意な攻撃、苦手な攻撃を調べなきゃ攻略のしようもないものね。情報収集なら私にもできる。。。。。と思う。
もしかしたら、持ってきた本に魔獣に関する記述があるかもしれないし。私だって、魔力はたくさんあるし、時空魔法も使えたんだ。きっと魔獣に有効な魔法もきっとあるよ。うん、悲観しちゃだめだ。そこからは何も希望を見出せないもの。前を見て歩かなきゃ。『幸福の女神には前髪しかないんだよ』
チャンスはやってきた時につかまないと、次はないかもしれない。そして、まだ二人ともなくなってはいない。その前に知ることが出来て、出来ることがわかったんなら、これは神が私に与えてくれたチャンスなんだ。なら、私はそのチャンスを掴む!!!
「お父様、マッシュ兄さん。私も、二人をベジタル家のみんなを守るよ」
お父さまとマッシュ兄さんは顔を見合わせた。そして、お互いに笑いあった。
「もう、笑うことないじゃないですか、せっかく私も決意したのに。んも~~」
「ははははっ、いや悪かったよガーネット。まさか、今日来たばかりの娘に守るという言葉をもらえるなんて嬉しくてね。」
「ははははっ、ガーネットごめんごめん。僕もまさかさっきまで泣いていた令嬢が守るなんて、男が言うことを言い出すとは思わなかったから。。」
「でも、父さんガーネットが僕達を守ってくれるっていうんなら安心だね。」
「そうだなマッシュ、なにせ、空間魔法は使うわ、レディアントの当主を嵌めたり、私達に交渉をしかけてくるくらいの少女だからな。はっはっはっ。」
「期待しているよ。ガーネット。でもね、無茶だけはしちゃだめだよ。危険なことをする前にはかならず、私かマッシュに相談するんだよ」
「うん、わかりました。お父さま」
それからあとは、お昼をペガサス車にのったまま食べたり、ベジタル家の家族のお話を聞いたり、マッシュ兄さんの失敗談を聞いたりして過ごしていた。
空が赤くなってきた頃にようやく辺境の地ベジタル家の上空に到着した。
でも、守られているばかりじゃ、なにも変わらないわよ。茜。みんなを死なせないために私が出来ることをしなきゃ。でも私の出来ることって、、、、、なに?
私はお祖父ちゃんについてたから、農業や、ちょっとした経営のことはわかるけど、狩猟の仕方はわからないよ。あとは私の趣味は、お菓子作りとネット小説とテレビゲーム、部活は一応陸上やってたけど、どれも役に立ちそうにないよ。
こういう時って、小説の主人公はどうするんだっけ?家族が危機に見舞われて、覚醒して、パワーアップして倒したり、現代の武器を取り入れて、現地民を武装強化して、敵をやっつけたり、三国士の歴史の戦術を真似て、罠に嵌めるんだよね。どれもこれも高校生の私の知識じゃ無理だよ。
後は好きだったテレビゲームとかだと、現地民の育成して、戦力強化、敵の弱点を探して、弱点をついての属性魔法や状態異常にかけて嵌めて倒すのがセオリーだったよね。
こっちなら、まだ少しは私でも使えるかも?熊って言ったら、どこかのボクシング漫画で、眉間にストレートで倒したって逸話(いつわ)があったっけ。流石に素手でノックアウトはフィクションだけど、弱点は眉間かな。地球と同じ理屈で考えれば。後は、好きなものはハチミツって、これはポーさんだっけ、これはちょっとソースが怪しいんだよね。
でも、そうだよね。敵と戦うには敵の好み、苦手なもの、得意な攻撃、苦手な攻撃を調べなきゃ攻略のしようもないものね。情報収集なら私にもできる。。。。。と思う。
もしかしたら、持ってきた本に魔獣に関する記述があるかもしれないし。私だって、魔力はたくさんあるし、時空魔法も使えたんだ。きっと魔獣に有効な魔法もきっとあるよ。うん、悲観しちゃだめだ。そこからは何も希望を見出せないもの。前を見て歩かなきゃ。『幸福の女神には前髪しかないんだよ』
チャンスはやってきた時につかまないと、次はないかもしれない。そして、まだ二人ともなくなってはいない。その前に知ることが出来て、出来ることがわかったんなら、これは神が私に与えてくれたチャンスなんだ。なら、私はそのチャンスを掴む!!!
「お父様、マッシュ兄さん。私も、二人をベジタル家のみんなを守るよ」
お父さまとマッシュ兄さんは顔を見合わせた。そして、お互いに笑いあった。
「もう、笑うことないじゃないですか、せっかく私も決意したのに。んも~~」
「ははははっ、いや悪かったよガーネット。まさか、今日来たばかりの娘に守るという言葉をもらえるなんて嬉しくてね。」
「ははははっ、ガーネットごめんごめん。僕もまさかさっきまで泣いていた令嬢が守るなんて、男が言うことを言い出すとは思わなかったから。。」
「でも、父さんガーネットが僕達を守ってくれるっていうんなら安心だね。」
「そうだなマッシュ、なにせ、空間魔法は使うわ、レディアントの当主を嵌めたり、私達に交渉をしかけてくるくらいの少女だからな。はっはっはっ。」
「期待しているよ。ガーネット。でもね、無茶だけはしちゃだめだよ。危険なことをする前にはかならず、私かマッシュに相談するんだよ」
「うん、わかりました。お父さま」
それからあとは、お昼をペガサス車にのったまま食べたり、ベジタル家の家族のお話を聞いたり、マッシュ兄さんの失敗談を聞いたりして過ごしていた。
空が赤くなってきた頃にようやく辺境の地ベジタル家の上空に到着した。
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