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第七話 妖精リア
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僕はふと目が覚めた。あ、しまった! と思ってすぐに窓の外を見るとまだ明るい。夕食の食べ逃しはしなくてすみそう。日が沈んでないということは十時前だからね。
「おっはよー」
窓の外を眺めていると不意に声をかけられた。聞き覚えのあるような声の気がしてそちらを見ると何か浮いている。まるで妖精みたいだ。身長は五十センチくらいかな? 腰まである髪はウェーブかかっていて、瞳と同じ碧い色をしている。
「あ、ああ、おはよう……君は?」
「お、あたしの姿が見えるって事は思い出したんだよね?」
僕は首を縦に振った。恐らくこの存在が言いたいことを理解したからだ。夢の場面も、前世の記憶も。でも、別に何か変わったところは特に感じない。別に記憶が上書きされた訳でもないみたい。人格も、そんな性格だったな……ってくらいだし、第一あんまり変わってないみたい。コミュ障なところとか平和主義なところとか……
一応転生だったからかなあ……
「うん、全部思い出したよ。でも、特に何も変わったところは無いみたい……で、君は? 漫画やアニメとかで見る妖精さんに似てるけど……妖精ってことでいい?」
目の前の存在はコクリと頷いた。
「うん、妖精さんってことで大丈夫だよ」
「なるほど……」
漫画やアニメで分かるってことは、僕の前世の世界の知識をある程度理解してると考えていいみたい。話が早くて助かるな。
「ちなみになんて呼んだらいい? 名前はあるの?」
「じゃあアシリアって呼んでよ?」
僕は少し考えた。
アシリア? アリシアじゃなくて? 何か意図があるのかもしれないし、特に無いかもしれない。でも、どちらにせよこの名前に意味があるかもしれないなら気付かないということにしといた方が良いかな。
「アシリアかー、じゃあリアって呼んでいいかな?」
目の前の存在はまたコクリと頷いた。これでとりあえずは大丈夫かな?
「じゃあ、僕の事は何て呼ぶ?」
「んー、ならマスターって呼ばせてもらうね。主従関係みたいなの想像してたし。マスターが転生した時から目を付けてたんだから!」
リアは無い胸を張って答えた。もうマスター呼びは確定みたいだ。
「ってじゃあ生まれた時からずっと一緒ってこと? 今までもそばに居たの?」
「うん! ずっとマスターの事見守ってたんだよ!」
僕は目を逸らしてしまった。笑顔が可愛くて直視出来ない……
ってダメだ! せっかく転載したんだし少しずつでもコミュ障治さないと!
僕はコツンと右手でこめかみを叩いた。
「見守っててくれたんだ。あ、ありがと……で、でもなんで今まで出てこなかったの?」
リアは肩を竦めて首をゆっくりと横に振った。
「違うよ。ずっといたし、隠れてなんかいない。マスターが見えてなかっただけ。マスターは前世を思い出したんでしょ? 何か心あたりはないかなぁ?」
リアはニヤリといたずらっぽい笑みを浮かべて僕を覗き込んできた。
心あたりか……なんだろう……妖精……見えない……前世……あ!
「もしかして三十歳無職童貞だったから? 三十歳超えて童貞だと妖精さんが見えるってやつ?」
「ご名答!」
右の拳を握りポンっと左の掌を叩いたリアは、その右手の人差し指を僕に突きつけてそう言った。
どうやら予想通りだったようだ。
しかし、リアはその突きつけた指を自分の頬っぺたに移し、左手で右手の肘を抱え込む。真剣に考え込んでいる様子になった。
「そう、でもそれが大問題なのよね……」
その深刻そうな言い方に僕は驚いた。よっぽど不味いことでもあったようだ。
「え? 三十歳で童貞だと何か不味いの? ずっと見えなかったけど、もうリアは見えるし何も問題はないんじゃ……あ、もしかして童貞卒業するとリアのことを……」
と、僕が最後まで言い切る前にリアが言葉を被せてきた。
「別に前世での出来事が対してだから、今生で童貞卒業しても、私の事は見えるし……って、違う、そうじゃない。問題なのは無職の方よ」
「無職って何が問題なの? 別に無職だって何かしら仕事は出来るでしょ? 無職ってくらいだから、何かしてたらそれの経験で職位が変わったりしないのかな……」
「残念ながらしないわ。特殊な職位なら条件次第で職位が変わることもあるけど、世界が与えたものは基本的に変えられないし、変わらない」
僕は前世で無職で死んだから今生も一生無職は確定しちゃったみたい。笑うに笑えない。ああ、なんで無職で死んじゃったんだ……って悪いのは全部あの女神じゃんか!
「なるほど……それは確かに大問題だ……きっと無職だと差別とかされちゃうに違いないだろうし」
僕も深刻そうに頷いた。でも、リアの深刻そうな表情は和らぐことはない。それどころかより一層真剣な表情になっている。
「ごめん。多分マスターが思ってる以上に大問題なのよ……この世界にとって……」
「………………は?」
なんか壮大な話で理解が出来ない。僕の心配じゃないの? 世界の方にとって僕が問題なの?
リアの言葉を必死に理解しようと僕は黙り込んだけど、そんな僕に構わずリアは話を続けた。
「そもそも無職ってのは存在しないのよ。この世界に存在する全ては世界から認識されて、職位を与えられるの。砂の一粒でさえもね。逆に言うと、職位が無いって言うのはこの世界に認識されないってことなの」
「はあ……」
「だからね、世界はマスターに干渉できないのよ」
「じゃあ魔法を使ったりは出来ないの?」
せっかく剣と魔法の世界に転生したんだ。魔法の一つや二つ使ってみたかった。
なんだよ、あの女神。剣と魔法の世界に転生させてあげるとか言っといて魔法使えないんじゃ意味ないじゃん!
しかし、そんな僕の心配は何処吹く風と、リアの真剣な表情は変わることはなかった。
「いや、出来るわよ。マスター側から世界に干渉は出来る。マスターは実際存在するんだし」
「え? なんで?」
「逆に聞くけど、今まであたしの存在を認識してた? でも、朝、起こされたりしたでしょ?」
「もしかして、リアが起こしてくれてたの?」
リアはコクンと頷いた。これで少しは納得がいった。今まで自然と起きてたんじゃなくてリアが起こしてくれてたんだ。僕はリアのことを知らなくても、確かにリアは僕に干渉してたんだ。リアの言ってることも少しは理解出来るかな。
ってそうだ! リアに今までのお礼言っとかないと!
「あ、ありがとう……」
あ、多分照れてるっぽいな。ちょっと顔が紅くなったし……
「まあ、リアの言いたいことはわかったよ。でも、それが大問題って程なのかな……」
「そうね……マスターは世界に認識されないから異次元の強さを持っちゃったのよ。もう古今東西で並ぶものがないほどの最強ってやつね」
「おっはよー」
窓の外を眺めていると不意に声をかけられた。聞き覚えのあるような声の気がしてそちらを見ると何か浮いている。まるで妖精みたいだ。身長は五十センチくらいかな? 腰まである髪はウェーブかかっていて、瞳と同じ碧い色をしている。
「あ、ああ、おはよう……君は?」
「お、あたしの姿が見えるって事は思い出したんだよね?」
僕は首を縦に振った。恐らくこの存在が言いたいことを理解したからだ。夢の場面も、前世の記憶も。でも、別に何か変わったところは特に感じない。別に記憶が上書きされた訳でもないみたい。人格も、そんな性格だったな……ってくらいだし、第一あんまり変わってないみたい。コミュ障なところとか平和主義なところとか……
一応転生だったからかなあ……
「うん、全部思い出したよ。でも、特に何も変わったところは無いみたい……で、君は? 漫画やアニメとかで見る妖精さんに似てるけど……妖精ってことでいい?」
目の前の存在はコクリと頷いた。
「うん、妖精さんってことで大丈夫だよ」
「なるほど……」
漫画やアニメで分かるってことは、僕の前世の世界の知識をある程度理解してると考えていいみたい。話が早くて助かるな。
「ちなみになんて呼んだらいい? 名前はあるの?」
「じゃあアシリアって呼んでよ?」
僕は少し考えた。
アシリア? アリシアじゃなくて? 何か意図があるのかもしれないし、特に無いかもしれない。でも、どちらにせよこの名前に意味があるかもしれないなら気付かないということにしといた方が良いかな。
「アシリアかー、じゃあリアって呼んでいいかな?」
目の前の存在はまたコクリと頷いた。これでとりあえずは大丈夫かな?
「じゃあ、僕の事は何て呼ぶ?」
「んー、ならマスターって呼ばせてもらうね。主従関係みたいなの想像してたし。マスターが転生した時から目を付けてたんだから!」
リアは無い胸を張って答えた。もうマスター呼びは確定みたいだ。
「ってじゃあ生まれた時からずっと一緒ってこと? 今までもそばに居たの?」
「うん! ずっとマスターの事見守ってたんだよ!」
僕は目を逸らしてしまった。笑顔が可愛くて直視出来ない……
ってダメだ! せっかく転載したんだし少しずつでもコミュ障治さないと!
僕はコツンと右手でこめかみを叩いた。
「見守っててくれたんだ。あ、ありがと……で、でもなんで今まで出てこなかったの?」
リアは肩を竦めて首をゆっくりと横に振った。
「違うよ。ずっといたし、隠れてなんかいない。マスターが見えてなかっただけ。マスターは前世を思い出したんでしょ? 何か心あたりはないかなぁ?」
リアはニヤリといたずらっぽい笑みを浮かべて僕を覗き込んできた。
心あたりか……なんだろう……妖精……見えない……前世……あ!
「もしかして三十歳無職童貞だったから? 三十歳超えて童貞だと妖精さんが見えるってやつ?」
「ご名答!」
右の拳を握りポンっと左の掌を叩いたリアは、その右手の人差し指を僕に突きつけてそう言った。
どうやら予想通りだったようだ。
しかし、リアはその突きつけた指を自分の頬っぺたに移し、左手で右手の肘を抱え込む。真剣に考え込んでいる様子になった。
「そう、でもそれが大問題なのよね……」
その深刻そうな言い方に僕は驚いた。よっぽど不味いことでもあったようだ。
「え? 三十歳で童貞だと何か不味いの? ずっと見えなかったけど、もうリアは見えるし何も問題はないんじゃ……あ、もしかして童貞卒業するとリアのことを……」
と、僕が最後まで言い切る前にリアが言葉を被せてきた。
「別に前世での出来事が対してだから、今生で童貞卒業しても、私の事は見えるし……って、違う、そうじゃない。問題なのは無職の方よ」
「無職って何が問題なの? 別に無職だって何かしら仕事は出来るでしょ? 無職ってくらいだから、何かしてたらそれの経験で職位が変わったりしないのかな……」
「残念ながらしないわ。特殊な職位なら条件次第で職位が変わることもあるけど、世界が与えたものは基本的に変えられないし、変わらない」
僕は前世で無職で死んだから今生も一生無職は確定しちゃったみたい。笑うに笑えない。ああ、なんで無職で死んじゃったんだ……って悪いのは全部あの女神じゃんか!
「なるほど……それは確かに大問題だ……きっと無職だと差別とかされちゃうに違いないだろうし」
僕も深刻そうに頷いた。でも、リアの深刻そうな表情は和らぐことはない。それどころかより一層真剣な表情になっている。
「ごめん。多分マスターが思ってる以上に大問題なのよ……この世界にとって……」
「………………は?」
なんか壮大な話で理解が出来ない。僕の心配じゃないの? 世界の方にとって僕が問題なの?
リアの言葉を必死に理解しようと僕は黙り込んだけど、そんな僕に構わずリアは話を続けた。
「そもそも無職ってのは存在しないのよ。この世界に存在する全ては世界から認識されて、職位を与えられるの。砂の一粒でさえもね。逆に言うと、職位が無いって言うのはこの世界に認識されないってことなの」
「はあ……」
「だからね、世界はマスターに干渉できないのよ」
「じゃあ魔法を使ったりは出来ないの?」
せっかく剣と魔法の世界に転生したんだ。魔法の一つや二つ使ってみたかった。
なんだよ、あの女神。剣と魔法の世界に転生させてあげるとか言っといて魔法使えないんじゃ意味ないじゃん!
しかし、そんな僕の心配は何処吹く風と、リアの真剣な表情は変わることはなかった。
「いや、出来るわよ。マスター側から世界に干渉は出来る。マスターは実際存在するんだし」
「え? なんで?」
「逆に聞くけど、今まであたしの存在を認識してた? でも、朝、起こされたりしたでしょ?」
「もしかして、リアが起こしてくれてたの?」
リアはコクンと頷いた。これで少しは納得がいった。今まで自然と起きてたんじゃなくてリアが起こしてくれてたんだ。僕はリアのことを知らなくても、確かにリアは僕に干渉してたんだ。リアの言ってることも少しは理解出来るかな。
ってそうだ! リアに今までのお礼言っとかないと!
「あ、ありがとう……」
あ、多分照れてるっぽいな。ちょっと顔が紅くなったし……
「まあ、リアの言いたいことはわかったよ。でも、それが大問題って程なのかな……」
「そうね……マスターは世界に認識されないから異次元の強さを持っちゃったのよ。もう古今東西で並ぶものがないほどの最強ってやつね」
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