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番外編
2話の裏側
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【蒼 side】
今は法学の授業の時間である。
正直何言ってるのかわかんねえな。
とりあえず寝ないように教授の「えー」と言った回数を数えたりしてみた。
ちょうどその時。
視界の横の方でゆらゆら揺れている黒を見つけた。
「稔....?」
稔が頭をコクコクとゆらしながら眠っていた。
あー。かわいい。
軽く引き寄せて俺の肩が枕になるようもたれかからせる。
うわー。無防備すぎるって。
ほんと、かわいい。
はやく俺の事好きになってくれねえかな。
今は法学の授業の時間である。
正直何言ってるのかわかんねえな。
とりあえず寝ないように教授の「えー」と言った回数を数えたりしてみた。
ちょうどその時。
視界の横の方でゆらゆら揺れている黒を見つけた。
「稔....?」
稔が頭をコクコクとゆらしながら眠っていた。
あー。かわいい。
軽く引き寄せて俺の肩が枕になるようもたれかからせる。
うわー。無防備すぎるって。
ほんと、かわいい。
はやく俺の事好きになってくれねえかな。
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