【R18/完結】お兄ちゃん大好き！

お兄ちゃん大好き26

　翼が思った通りと言ったところであろう。　そんな疾風に溜め息が漏れる。

「じゃあねぇーー今度は四つん這いの状態で見て見たいな……」
「……へ？」
「だから、四つん這い！   ま、お兄ちゃんからは見えなくなっちゃうけど、カメラと僕からはバッチリ見えるからいいよねーー」

　溜め息を吐きながらも翼はまた四つん這いになると後ろ手に自分の中にその玩具を入れていく。

　玩具とは違い小さくはない。　そうそれはまるで男性のモノのような形をしている。　ただ温かさは感じない。

「ん……っ……」

   何回やったって最初入れる時は慣れないものだ。　それに今までの玩具より全然大きい玩具なのだからすんなりとはいかない。

「お兄ちゃんのココ……玩具の大きさに合わせて広がってるよ……。　あーー中にはいっていってる……これはこれで凄いかも……」

   ゆっくりと息を吐き奥へ奥へと進ませていたのだが、ある所でその玩具は止まってしまう。

　さっき入れた玩具に当たったようだ。

　それに安心したのか翼は一息吐くと、それに気付いた疾風はいきなり玩具のスイッチを入れるのだ。

「ぁあ！　ちょ！　ンん！　ぁああああ！　やめっ！」

　もう腕に力さえなくなってしまったのか翼はシーツの上にうつ伏せになってしまっていた。

　翼の中でその玩具は振動を繰り返し、もう片方の大きい玩具は縦横無尽に翼の中で暴れまわっている。

「ぁああああ！　もう！　もう！　ダメだって！　……っん！   やぁ……ホント！   な、は、疾風っ！」
「そう……」

　と冷たく言い放つ疾風。　どうやら、玩具を止める気はないようだ。