672 / 881
ー未知ー166
しおりを挟む
「たまには、体勢変えてヤるっていうのもええんと違う?」
そういう風に言われて、俺の方は納得するしかないだろう。 それに俺は雄介のことが好きなのだから、別に「嫌」と言う必要はない。
俺というのは雄介がする行動についていくしかないのだ。 だって俺がこういう行為の時に口出しなんて恥ずかしくて言ったこともない。
「ほな、望も動いて……」
「……?」
その雄介の言葉に、俺の方は不思議そうな表情をしながら雄介の方へと視線を向けるのだ。
そう俺からしてみたら自分から動くってことをあまりした事がないのだから、ハッキリ言って分からないし、まさか雄介がそんな事を言うとは思っていなかったからなのかもしれない。
「……ん?」
俺のその表情に雄介の方も首を傾げる。
時間にして一瞬、俺達は視線を合わせたまま時が止まっていたのかもしれない。
「……あのさ……俺、今まで、そんなことした覚えがねぇんだけど……」
「……ん? そうか!?」
その俺の言葉に再び雄介は考えていたのか、言葉を止めてしまっていた。
「だけど、本能でみたいなのはあんねんやろ? それに、女性と一回位は寝た事があるようなことも言っておったし……。 この体勢やと、ちょっと、俺の方が動きにくいねんなぁ?」
「はぁ!? それだったら、やろうっていう気になんなよなぁ……」
そこに俺の方はため息が出そうになる。
「ま、ええやんかぁ……たまには、違う体位でヤってみたかったんやからなぁ。 とりあえず、俺が腰支えておくから、望は思った通りに動いてみてなぁ……」
そう言われて俺の方は、仕方ない感じで軽く息を吐くと、雄介に言われた通りに腰を動かし始めるのだ。
最初は軽く、上下へと動かしてみると、雄介方は、それに合わせて、俺の腰を上下へと動かして来る。
「ぁ……ん! ぁああん! やぁ……え? だめぇええ! ちょ、え? ぁああん! 何?!」
俺の口からはよく分からない言葉が気付いた時には出てしまっていた。
そう横になっている時よりも、こう奥に雄介のモノが当たっているような感じがしているからなのかもしれない。 いつもとは違う更に奥の方に雄介を感じているのだから。 気持ちいいような何かが奥にいるような、そんな変な感覚に俺の方は声を上げる。
「ぁあん! ホント、だめぇっ! ソコっ! ぁああん! やぁあん! 無理無理っ!」
俺の今の反応っていうのは、言葉もそうなのだけど、行動もかいつもとは違うのかもしれない。 首の方は特に、上下左右には勿論のこと、首を逸らしたりしているのだから。
雄介と体を何回も重ねて来たのだけど、こんなに激しいのは初めてなのかもしれない。
そういう風に言われて、俺の方は納得するしかないだろう。 それに俺は雄介のことが好きなのだから、別に「嫌」と言う必要はない。
俺というのは雄介がする行動についていくしかないのだ。 だって俺がこういう行為の時に口出しなんて恥ずかしくて言ったこともない。
「ほな、望も動いて……」
「……?」
その雄介の言葉に、俺の方は不思議そうな表情をしながら雄介の方へと視線を向けるのだ。
そう俺からしてみたら自分から動くってことをあまりした事がないのだから、ハッキリ言って分からないし、まさか雄介がそんな事を言うとは思っていなかったからなのかもしれない。
「……ん?」
俺のその表情に雄介の方も首を傾げる。
時間にして一瞬、俺達は視線を合わせたまま時が止まっていたのかもしれない。
「……あのさ……俺、今まで、そんなことした覚えがねぇんだけど……」
「……ん? そうか!?」
その俺の言葉に再び雄介は考えていたのか、言葉を止めてしまっていた。
「だけど、本能でみたいなのはあんねんやろ? それに、女性と一回位は寝た事があるようなことも言っておったし……。 この体勢やと、ちょっと、俺の方が動きにくいねんなぁ?」
「はぁ!? それだったら、やろうっていう気になんなよなぁ……」
そこに俺の方はため息が出そうになる。
「ま、ええやんかぁ……たまには、違う体位でヤってみたかったんやからなぁ。 とりあえず、俺が腰支えておくから、望は思った通りに動いてみてなぁ……」
そう言われて俺の方は、仕方ない感じで軽く息を吐くと、雄介に言われた通りに腰を動かし始めるのだ。
最初は軽く、上下へと動かしてみると、雄介方は、それに合わせて、俺の腰を上下へと動かして来る。
「ぁ……ん! ぁああん! やぁ……え? だめぇええ! ちょ、え? ぁああん! 何?!」
俺の口からはよく分からない言葉が気付いた時には出てしまっていた。
そう横になっている時よりも、こう奥に雄介のモノが当たっているような感じがしているからなのかもしれない。 いつもとは違う更に奥の方に雄介を感じているのだから。 気持ちいいような何かが奥にいるような、そんな変な感覚に俺の方は声を上げる。
「ぁあん! ホント、だめぇっ! ソコっ! ぁああん! やぁあん! 無理無理っ!」
俺の今の反応っていうのは、言葉もそうなのだけど、行動もかいつもとは違うのかもしれない。 首の方は特に、上下左右には勿論のこと、首を逸らしたりしているのだから。
雄介と体を何回も重ねて来たのだけど、こんなに激しいのは初めてなのかもしれない。
0
お気に入りに追加
72
あなたにおすすめの小説
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので、最近の作品と書き方やテーマが違うと思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる