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ー未知ー152
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「ふっ……んん!」
こう色っぽい声というのか、ただ単純に中へと異物感がある物が入って来たからなのか、息を詰めてしまっている俺。
「望は、ここに気持ち良さとかっていうのは感じへんのなかなぁ?」
「……え?」
と俺の方は無意識のうちに聞き返してしまっていた。
寧ろソコに気持ち良さなんていうのは感じない。 もしそこで気持ちいいと思ってしまったら、きっとソコの検査は出来ないであろう。 だけどよく考えると、検査する時に医者が中に指を入れるのだから、それでもし反応してしまったら、と思うとあまり中で感じるのは良くないのかもしれない。 と今更思ってしまう。
ま、そいういう事は後にして、とりあえず今はというところであろうか。
「ほな、望の場合には、いつもの所ってうのがええんかな?」
そう言うと雄介はゆっくりと中に入れていたチューブを抜いていくのだ。
そこに俺が安堵のため息を漏らしたのは言うまでもないだろう。
「ほな、次の玩具なぁ……」
そう言ってる雄介は本当に楽しそうだ。
だけどそれはもう明日のことを忘れたいとしか思えないような行動なのかもしれない。
何か忘れる為に、こういう行為に没頭する。
確かに、それが人間にとってはいい行動なのであろう。
人間悩んでしまうと、本当に毎日のように寝れなくなってしまったりするのだから。 それはそれで良くない。
人間というのは凄く睡眠を大事にした方が長生き出来るとも聞く。
確かに俺達がしている仕事っていうのは、睡眠なんて事を考えている場合ではないのだけど。
「こんなのは、どやろか?」
雄介はそう言って、きっと玩具を手にしているのであろうが、俺の方はそれを確認する事が出来ない。 いや寧ろ確認したくないから見たくはないの方が正しいのかもしれない。 だけど中に入れば痛い程、どんな玩具だかが分かるだろう。
「まだ、横向きの状態で入れるか? それもと、仰向けで入れるか?」
それは独り言なのか? それとも俺に聞いて来ているのか? というのが分からない。 そう今は雄介と俺っていうのは視線が全く合ってないからだ。
その言葉に俺の方は雄介の方へと視線を向けてしまう。 そして視線が合ってしまう俺と雄介。
するといつもの雄介の笑顔が俺の視界へと入って来るのだ。
本当に雄介の笑顔っていうのは、純粋で全くもって何も汚れてないような笑顔だ。
きっと俺はそんな雄介の部分に惚れたのであろう。
「……そ、それはどっちでもいいから」
そういつものように俺の方はつっけんどんな感じで答えると、
「そっか……」
と呆れたような感じで言っていた雄介。
こう色っぽい声というのか、ただ単純に中へと異物感がある物が入って来たからなのか、息を詰めてしまっている俺。
「望は、ここに気持ち良さとかっていうのは感じへんのなかなぁ?」
「……え?」
と俺の方は無意識のうちに聞き返してしまっていた。
寧ろソコに気持ち良さなんていうのは感じない。 もしそこで気持ちいいと思ってしまったら、きっとソコの検査は出来ないであろう。 だけどよく考えると、検査する時に医者が中に指を入れるのだから、それでもし反応してしまったら、と思うとあまり中で感じるのは良くないのかもしれない。 と今更思ってしまう。
ま、そいういう事は後にして、とりあえず今はというところであろうか。
「ほな、望の場合には、いつもの所ってうのがええんかな?」
そう言うと雄介はゆっくりと中に入れていたチューブを抜いていくのだ。
そこに俺が安堵のため息を漏らしたのは言うまでもないだろう。
「ほな、次の玩具なぁ……」
そう言ってる雄介は本当に楽しそうだ。
だけどそれはもう明日のことを忘れたいとしか思えないような行動なのかもしれない。
何か忘れる為に、こういう行為に没頭する。
確かに、それが人間にとってはいい行動なのであろう。
人間悩んでしまうと、本当に毎日のように寝れなくなってしまったりするのだから。 それはそれで良くない。
人間というのは凄く睡眠を大事にした方が長生き出来るとも聞く。
確かに俺達がしている仕事っていうのは、睡眠なんて事を考えている場合ではないのだけど。
「こんなのは、どやろか?」
雄介はそう言って、きっと玩具を手にしているのであろうが、俺の方はそれを確認する事が出来ない。 いや寧ろ確認したくないから見たくはないの方が正しいのかもしれない。 だけど中に入れば痛い程、どんな玩具だかが分かるだろう。
「まだ、横向きの状態で入れるか? それもと、仰向けで入れるか?」
それは独り言なのか? それとも俺に聞いて来ているのか? というのが分からない。 そう今は雄介と俺っていうのは視線が全く合ってないからだ。
その言葉に俺の方は雄介の方へと視線を向けてしまう。 そして視線が合ってしまう俺と雄介。
するといつもの雄介の笑顔が俺の視界へと入って来るのだ。
本当に雄介の笑顔っていうのは、純粋で全くもって何も汚れてないような笑顔だ。
きっと俺はそんな雄介の部分に惚れたのであろう。
「……そ、それはどっちでもいいから」
そういつものように俺の方はつっけんどんな感じで答えると、
「そっか……」
と呆れたような感じで言っていた雄介。
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