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ー鼓動ー237
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俺からしてみたら自分の中に指を入れてやる行為は初めてだ。
そりゃ、ある意味意識ない中なら何回かヤった事はあったのだけど意識ある状態では初めてと変わりない。
……ぁ、中に指が入ってるって感じがする。 自分の指が蕾の近くで出たり入ったり……。
……ま、俺的には雄介がいつも俺にやってくれているようにやっているのだけど……。 本当に自分ではこういう行為をした事がないのだからやり方なんて分かったもんじゃない。
「ただ指の出し入れしとるだけで気持ちいいもんなんか?」
「……へ?」
「声出てへんし……気持ち良くないんかな? って思ったんやけど……」
「あー、んー、どうなんだろ? 自分でヤるっていうと多分手加減とかってしちまうから、雄介にヤってもらう時よりかは気持ち良くないのかもしれないなぁ」
「あ、そういうもんなんか。 そやね……自分でそういう事やると手加減してまうのはそうなんかもしれへんわぁ……ほな、自分でやるんは気持ち良くないん?」
「へ? そうなのかもしれねぇよな? だって、実際、声出てないんだろうし……」
「でもな……俺はそういうDVDで見た事あんねんけど……そいつは自分で自分の蕾の中に指入れて気持ち良さそうにしとったで……しかも、声出しておったしな」
「そうかもしれねぇんだけど……俺の場合には……っていうかAV男優の場合には一応俳優なんだから演じなきゃならない訳だろ? 見てる視聴者に楽しんでもらう為にさー、噂でしか聞いた事はないけど、男優さんだって、もし、気持ち良くなくてもそういった声を出さなきゃならないって聞いたような気がすんだけどな」
「まぁ、そこは人それぞれって事なんかな?」
「ま、そういう事だろうな」
どうにか雄介には俺の場合にはそういうタイプだって事がわかってくれたらしくホッとする。
でも本当に雄介の指でないと俺の場合には気持ちよくないような気がするのだ。
「あ! そういや、ポイントは突いてみたん?」
「……へ? ポイント!?」
「望やったらそういう用語位分かるやろ? 現役の医者なんやから……。 なんやろ? そう言った方面では知らんのかもしれへんけど……医者の知識であればポイント位分かるやろ? いつも俺はそこを突いてるんやで。 男の場合、そこを突くと気持ちええんやからな」
「へ? そうだったのか!?」
「やっぱり、そうやったんか……」
と雄介は言うと額を手で押さえていた。
きっと「知らなかったのか」という意味だろう。
「ま、ええんやけど。 ほな、自分ではそのポイントの場所は分かるんやったら、そこ突いてみたらどや?」
「え? あ、うん……」
雄介に言われて指でそのポイントを俺は突いてみる事にした。
中指でなら自分でも届きそうな位置にある。
……ココかな?
そう思いながら指でポイントを突いてみた。
「ぁ……んん!!」
その反応に雄介はクスクスとしている。
「な? そこ気持ちええやろ?」
「え? あ、うん……」
……確かに雄介の言う通りなのかもしれない。
そりゃ、ある意味意識ない中なら何回かヤった事はあったのだけど意識ある状態では初めてと変わりない。
……ぁ、中に指が入ってるって感じがする。 自分の指が蕾の近くで出たり入ったり……。
……ま、俺的には雄介がいつも俺にやってくれているようにやっているのだけど……。 本当に自分ではこういう行為をした事がないのだからやり方なんて分かったもんじゃない。
「ただ指の出し入れしとるだけで気持ちいいもんなんか?」
「……へ?」
「声出てへんし……気持ち良くないんかな? って思ったんやけど……」
「あー、んー、どうなんだろ? 自分でヤるっていうと多分手加減とかってしちまうから、雄介にヤってもらう時よりかは気持ち良くないのかもしれないなぁ」
「あ、そういうもんなんか。 そやね……自分でそういう事やると手加減してまうのはそうなんかもしれへんわぁ……ほな、自分でやるんは気持ち良くないん?」
「へ? そうなのかもしれねぇよな? だって、実際、声出てないんだろうし……」
「でもな……俺はそういうDVDで見た事あんねんけど……そいつは自分で自分の蕾の中に指入れて気持ち良さそうにしとったで……しかも、声出しておったしな」
「そうかもしれねぇんだけど……俺の場合には……っていうかAV男優の場合には一応俳優なんだから演じなきゃならない訳だろ? 見てる視聴者に楽しんでもらう為にさー、噂でしか聞いた事はないけど、男優さんだって、もし、気持ち良くなくてもそういった声を出さなきゃならないって聞いたような気がすんだけどな」
「まぁ、そこは人それぞれって事なんかな?」
「ま、そういう事だろうな」
どうにか雄介には俺の場合にはそういうタイプだって事がわかってくれたらしくホッとする。
でも本当に雄介の指でないと俺の場合には気持ちよくないような気がするのだ。
「あ! そういや、ポイントは突いてみたん?」
「……へ? ポイント!?」
「望やったらそういう用語位分かるやろ? 現役の医者なんやから……。 なんやろ? そう言った方面では知らんのかもしれへんけど……医者の知識であればポイント位分かるやろ? いつも俺はそこを突いてるんやで。 男の場合、そこを突くと気持ちええんやからな」
「へ? そうだったのか!?」
「やっぱり、そうやったんか……」
と雄介は言うと額を手で押さえていた。
きっと「知らなかったのか」という意味だろう。
「ま、ええんやけど。 ほな、自分ではそのポイントの場所は分かるんやったら、そこ突いてみたらどや?」
「え? あ、うん……」
雄介に言われて指でそのポイントを俺は突いてみる事にした。
中指でなら自分でも届きそうな位置にある。
……ココかな?
そう思いながら指でポイントを突いてみた。
「ぁ……んん!!」
その反応に雄介はクスクスとしている。
「な? そこ気持ちええやろ?」
「え? あ、うん……」
……確かに雄介の言う通りなのかもしれない。
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