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ー鼓動ー145

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 何だか雄介の動きが止まっているのは気のせいであろうか?

 不思議に思いながらも俺は雄介のモノを口に含み雄介のモノを舐め続ける。

 そして雄介のモノから一旦口を離すと、俺は今度舌を裏筋の方へと滑らせていく。

 ここも下から上へ上から下へと舌を這わせる。

 すると雄介の体がピクリとしたのが分かった。

 そりゃ、同じ男なのだから気持ちいい所は知っていると言った所であろうか。

 どうやら今日の雄介は俺にこの行為をやらせてくれているようだ。

 未だに俺の後ろの蕾の中を弄る気配はないのだから。

 なら、たまにはゆっくり俺にもこういう事をやらせてくれよ。

 こういう事をやってるうちに雄介のモノも少しずつ大きくなってきている。

 それは固く太いモノ。

 いつも俺はこの固く太いモノを自分の中に入れているんだ。 と改めて思う。

 でも、よくこんなモノが俺の中に入るもんなんだという事も思う。

 そして気持ち良くなれるんだから人間のこういう行為というのは不思議なものだ。

 無理矢理とかなら痛みや恐怖しか覚えないものなのだけど、これが恋人同士なら快楽しか生まれないもの。

 しかも動物界でも人間にしかない気持ち良さ。

 ホント人間っていうのは不思議な生命体なのかもしれない。

 まだまだ医学界にだって解明されていない事や病気だって沢山あるのだから。

 そして何回か裏筋を舐め終えた俺はゆっくりと舌を滑らせていって袋にまで舌を這わせる。

 雄介は俺に今までここまでやらせた事はなかった。

「ん……んん! ぁ……」

 ……流石にここは雄介だって気持ちいいだろう? いつも俺はやってもらっているけど俺は雄介には一回もヤった事がないし。

 そして、いつも雄介がやってくれているように唇をその袋に付けて吸ってみることにした。

「ぁあ……ちょ、ぁ……それ無理! 勘弁っ! やっぱ……それ、ホンマ無理っ!」

 そうもうギリギリの感じの声を上げる雄介。

 もう少し頑張ったら俺の口だけで雄介の事イかせる事が出来るかな?

 たまには主導権を俺にも握らせてくれよ。

 寧ろ、ここまできたんなら雄介の事をイかせて上げたいとさえ思ってしまう。
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