【2】（BLR18）ゲイビ男優になった俺！ドキドキのアイドルにも初挑戦！

46話 ※玩具

　そりゃそうだろう。　人間、ずっと快感を与えられ過ぎると、今度は出したくなるもんなのだから、イきたくなるのは当たり前の事なのだから。　だが未だに玲音や諒馬のモノの先端部分にはイかないようにとチューブが入っているのだからイくにイけない状態だ。　だから猛烈に玲音はそれを京平に訴えているのであろう。

「そんなにイきたい？」

　何だか怪しい感じで聞く京平。

　その問いに玲音は頭を頷かせるのだ。

　だが、そんな玲音を見て京平がイかせてくれる訳もなく、

「まだ、イっちゃったら勿体なくない？　もっとイくの我慢したら、もっともっと気持ち良くなれるみたいなんだけどなぁ。　それに今日は私とシたいって言って、二人は来たんでしょう？　なら、二人以上で楽しめる楽しさを味あわないとじゃない？」

　そう言われてしまえば頷くしかないだろう。

　寧ろ京平の言う通りなのだから。

「じゃあぁああああん！　ソコ！　ソコっ！　もっと、ダメなのぉおお！」
「ソコって、何処？　奥の方？　ま、確かにねぇ、ココにあるプニプニとした所も気持ちいいんだけど、奥の方にある所も気持ちいいって事を聞いた事があるかな？」

　玲音は気付いた時には横向きの状態から半分うつ伏せの状態になっていたらしく、足を突っぱねてまで快感に溺れているようだ。　もうモノだって限界の限界のようで本当にいつも以上に太く硬くなっているようにも思えるのだから。

　それをシーツに擦りたいようなのだが、京平が入れたチューブのせいでシーツに擦り付けられないままなのだから、腰だけが完全に浮いている状態だ。

　そこに京平は再び満足そうな笑みを浮かべると、玲音の方は無視し、今度諒馬の方へと視線を向けるのだ。

　諒馬の方だって、ある意味変わらないようで、ただ玲音と違うのはあまり声を出さないという所であろうか。　諒馬の方は逆で、仰向けの状態で足を突っぱねて腰を浮かせている状態のようだ。

　そして諒馬だって負けていないようで、諒馬のモノもこれでもかっていう位、硬くなっていて、もういつでもイける状態になっているようにも思える。　時折、本当にイきたくなるのか、足を突っぱねて腰を限界ギリギリまで上げるのだが、諒馬のモノの先端部分にもチューブが入っているのだからイける訳がなかった。

　荒い呼吸を繰り返す二人。

　京平はそんな二人を見て、「もう、いいかな？」という表情をすると、一気に中に入れておいた玩具を抜くのだ。

「ぇえ？！　ぁあああん！　嘘！？」

　声と共に何があったの？　という表情をする玲音。

　京平に視線を合わせると、京平は、クスクスとし、

「玩具抜いたからね……そろそろ、私のを挿れようかな？　って思ったから……。　うわぁ……玩具抜いたら、ココがヒクヒクってしてるんだけど？　もう、大人のこの太くて硬いモノが欲しいのかな？」