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40話 ※胸玩具

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 一回自分を落ち着かせる為に呼吸を整える諒馬。

 そして今日はネコの役というのを自分に言い聞かせているのか、一旦瞳を閉じるのだった。

 もう一度深呼吸をすると、体から力を抜くのだ。

 それに気付いた京平の方は、そんな諒馬にクスリとすると、動きを再開させたようで胸の突起を指先を使って摘んだりコロコロと指先で転がす様な動作を繰り返す。

「もう、君達の洋服の中でココが固く勃ってきてるようだよ。 指先でも簡単に摘めるようになってきたしねぇ。 二人共、ココをまだ弄って欲しいかな?」

 その京平からの質問に、玲音の方は、

「そこ……ぁ……何気に気持ちいいんですけどぉお……もっともっと、京平さんには……ぁあん! 触れてて欲しいかな?」

 玲音の方は本当にそう素直に答えるのだ。 一方、諒馬の方は、玲音のその反応を見て、ちょっと参考にするようで、

「え? あ、わ、私も……その……まだ、京平さんに触って欲しいっていうのかな? だって、その……京平さんに触ってもらうと、やっぱ、気持ちいいんでね」

 そこに再びクスリとすり京平。

 きっとやっと諒馬が乗って来た事にクスリとしているのであろう。

「じゃあ、まだ、二人はこのままでいいんだねぇ。 じゃあ、玩具にも頼ってみようか? 玩具を胸のココに当てると、君達はどうなっちゃうのかな?」

 京平はその場から一瞬離れると、卵型の玩具を持って戻って来るのだ。

「これを胸に押し当てると……二人共、どうなっちゃうんだろうね? 確かに、指先だけでも気持ちいいのかもしれないけど、玩具っていうのは、人間を快楽に落とす為に作られている物なのだから、絶対的に指なんかより気持ちいいと思うのだけどねぇ」

 玩具のスイッチを入れると、玲音と諒馬の胸の突起へとその玩具を当て始める。

「ん、んんっ!」

 そう甘い声を上げて、先に快感で背中を反らせたのは玲音だ。 それに負けじと諒馬の方も甘い声を上げ、背中を反らせる。

 玲音の場合には本当に気持ち良すぎて、背中まで逸らしているのかもしれないのだが、諒馬の場合には分からない所だ。 そう演技かもしれないのだから。

 流石に諒馬の方はまだまだタチとしてのプライドみたいなのがあるのだから、まだプライドが邪魔して本当の快感にはなってないのかもしれない。

「ふふ……二人共、ココはこんなに小さいもんなのに、こんなにも気持ち良くしてくれる所なんだねぇ。 気持ち良かったら、もっと快感に溺れていいんだからねぇ」

 そう言うと京平の方はぐりぐりと持っている玩具を動かし始める。
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