【R18/完結】僕は、お姫様？王子様？

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　その聖の言葉で恥ずかしい僕と冷静な僕とがいるような気がする。

　……ホント……初めてだから、恥ずかしいんですけど……。　でも……聖だからいいか……っていう僕。

   ……だって、だって、聖は本当に僕が好きになった人なんだもん。   だから体任せてもいいかな？　って……。

　……でも、本当に恥ずかしいんですけど……。

　だから僕は興味がある反面、恥ずかしさで顔を手で覆い隠す。

　……もう、恥ずかしすぎて！　どうしようもない状況って感じなのかな？

　すると、急にピンクホールの方に生温かさを感じるのだ。

　その瞬間、僕の足が急に動いた。

　こう、なんていうのかな？　寝ている時に階段から落ちる夢とかを見ると足が勝手に動くって事？　まさに、今はそんな感じだったような……？

　それでも冷静な聖はその今動いてしまった足を今度はしっかりと掴まれてしまって再び聖にピンクホールの中を何かされているような気がする。

　そうまた生温かい感覚が……！

「……っ！　ぁ……いやぁ……え？　ちょ、聖……っ！　何して……！？」
「ん？」

　それって、どんな反応なの？

　と思ったら急にピンクホールの部分から聖の気配がなくなったような気がする。

「やっぱ、君の場合には悪いけど、四つん這いの方がいいのかな？」

　……ん？　んん？　ちょっと、僕の質問の答えになってないんですけど……？

「ゴメン……気持ち良くなってきている所悪いんだけど……四つん這いになってくれないかな？」

　……え？　あ、ぅん……。

　心の中で聖の言葉に返事をしながら僕は聖の言葉通りに四つん這いの形になる。

「こ、こうでいい？」
「もうちょっと、腰を下げてくれるといいかな？　もしかして、君、1人でやる時っていうのはそんな感じでやってるの？」
「……へ？   あ……」

　その聖の言葉に更に顔を真っ赤にする僕。

　しかも聖なんかクスリってしてるし……。　え？　何で？　これじゃあ、ダメなのかな？　でも、1人でやる時にはこうやって、後ろに手を回さなきゃいけないし……。　ま、そこは1人でやるときの話だからかな？　ま、いいか……。

   とりあえず僕は聖に言われた通りに腰を低くして……そうそう！   猫が伸びをするような形っていうのかな？　で、僕は自分の枕をしっかり握ってって感じ？