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 しかも僕は無意識のうちに腰を動かし始めてしまっていた。

 でもこういう事してるんだから仕方ないよね? そこは本能ってやつなのかな?

「ぁ……ぅん……ん!」

 そしてその腰に合わせるように声の方もリズム良く上がってくる。

 そんな僕の様子に聖の方も気をよくしたのかクスリとしているようにも思える。

 そして急に激しくしてくる聖。

「ぁあ! もう! もう! 聖っ! ダメだって!!」

 僕は最後の台詞と一緒位に背中を仰け反ってしまっていた。 だけどとりあえず足は聖が押さえてくれてるし人間だって背中を仰け反る限界だってある。 だからなんていうのか? ギリギリで僕が後ろにひっくり返らない程度に仰け反るって感じの状態だ。

 それでも容赦なく聖は僕のモノを吸ったりもしてきている。

 ……いやぁ……ホント、もうっ!   無理っ!

 とそこで僕は目を開けて聖の事を見てしまっていた。

 でも涙で霞んでたのだから、こうハッキリとは見えなかったのだけど……本当に聖は僕のモノを口に咥えて、こう頭を動かしている感じが見えたようにも思える。

「いやぁあああん! もう! もう!」

 そう僕は再び背中を仰け反ると、今まで動いていた腰が止まったようにも思える。

 そしてじわりと僕のモノの先端部分から白い液体が出た。

 その一瞬、僕の体から完全にチカラが抜くていく。

 ……え? え? 達く! って言う前に僕達っちゃった?

 本当に考える余裕さえなかったような……。

 僕はさり気なく聖の事を半目の状態で見ると何かを飲み込む音が聞こえたような気がする。

 ……え?   あ……えーーと……まさか、僕のその出した白い液体を聖は飲みました!?

   え? え? そうだよね? 何か聖は飲み込んだって事はそういう事なんだよね? え? え? アレって、飲んでも大丈夫なの!?

 そう僕の中で思ってしまう。 だって、僕の妄想の中では誰かにその白い液体を飲み込むっていうのはなかったからだ。

 そうだ僕の頭の中ではあくまで妄想っていうだけなのだから現実とは違うって事をまた思い知らされてしまったのかもしれない。

 聖は僕が出した白い液体を飲み込んでスッキリしたのか、

「どうだった? 初めて人にモノを舐められた感じっていうのは?」

 と感想を聞いてくる聖。

 しかも飲んでスッキリとしたのか僕の前に立っている。

 すると僕の目の前に入ってきたのは聖のモノだ。 なんていうのか聖のモノの位置が丁度いい所に目に入ってしまっているっていうのかな?

「あ、え? あーー……」

 と考えながらも聖のモノを直視出来る訳もなく僕は視線を上手く反らすのだ。
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