1,865 / 2,140
ー希望ー19
しおりを挟む
「ま、いいか……。 和也がお前にそれを言わないのは話が長くなるからだと思うぜ」
「ま、そういうことにしといて」
「しかし、珍しいメンツだよな……しかも、みんな恋人持ちか」
「それもだけどさぁ、雄介も望も来た訳だし、どうせなら雄介の就職祝いしようぜ」
「それでも俺は構わないぜ」
「それなら、乾杯といきますか!」
「乾杯って……みんな車持ちだし、明日もあるし、歩夢はまだ二十歳前だろうし、裕実は飲めないし、後、本宮さんは?」
望はそこまで言うと実琴の方へと視線を向ける。
「僕は飲めませんよ」
「ってな訳だから、酒は無しでの乾杯だな」
「ジュースで乾杯か……なんかそれも寂しいけど、仕方ねぇか……」
和也は全員に何を注文するのかを聞くと、全員分の注文を頭に入れ電話で注文を頼む。
どうやら和也は大人数でいると仕切りたがりやらしい。
「ま、酒はダメでも今はノンアルコールのカクテルとかがあるからな……それで一応、乾杯か?」
「そういうことだな」
和也が頼んだ全員分の飲み物が揃うと、和也は立ち上がり、
「とりあえず、雄介の就職祝いに乾杯!」
そう言うと、そこに居た全員が腕を天井へと向かい上げ軽くグラスを叩く。
「しかし、兄弟って、よくよく見ると似てるんだな。 実琴と裕実も似てるし、望んとこも似てるしさ」
「和也はそんな二人が好きになったん、やろ? 和也のタイプの子って、こないな感じの子が好きなんやねぇ」
「って、違うって!」
「何が違ゃうん?」
「だから、実琴は実琴からだったし……裕実は俺が好きなんだし、なんつーのかなぁ? だから、俺のタイプって断定は出来ねぇじゃねぇか」
「せやけど、また、似たような人を好きになってるやんけ」
「あー、まぁ……だけど……望は違うじゃんかー、だから、実琴や裕実が俺のタイプとは限らねぇじゃねぇか? じゃあ、雄介のタイプはどんな人だよー」
「そりゃあ、望に決まっとるやんかー」
「そういう意味じゃなくてさ……。 そりゃ、そこは望に決まってるだろ?」
「ま、そういうことにしといて」
「しかし、珍しいメンツだよな……しかも、みんな恋人持ちか」
「それもだけどさぁ、雄介も望も来た訳だし、どうせなら雄介の就職祝いしようぜ」
「それでも俺は構わないぜ」
「それなら、乾杯といきますか!」
「乾杯って……みんな車持ちだし、明日もあるし、歩夢はまだ二十歳前だろうし、裕実は飲めないし、後、本宮さんは?」
望はそこまで言うと実琴の方へと視線を向ける。
「僕は飲めませんよ」
「ってな訳だから、酒は無しでの乾杯だな」
「ジュースで乾杯か……なんかそれも寂しいけど、仕方ねぇか……」
和也は全員に何を注文するのかを聞くと、全員分の注文を頭に入れ電話で注文を頼む。
どうやら和也は大人数でいると仕切りたがりやらしい。
「ま、酒はダメでも今はノンアルコールのカクテルとかがあるからな……それで一応、乾杯か?」
「そういうことだな」
和也が頼んだ全員分の飲み物が揃うと、和也は立ち上がり、
「とりあえず、雄介の就職祝いに乾杯!」
そう言うと、そこに居た全員が腕を天井へと向かい上げ軽くグラスを叩く。
「しかし、兄弟って、よくよく見ると似てるんだな。 実琴と裕実も似てるし、望んとこも似てるしさ」
「和也はそんな二人が好きになったん、やろ? 和也のタイプの子って、こないな感じの子が好きなんやねぇ」
「って、違うって!」
「何が違ゃうん?」
「だから、実琴は実琴からだったし……裕実は俺が好きなんだし、なんつーのかなぁ? だから、俺のタイプって断定は出来ねぇじゃねぇか」
「せやけど、また、似たような人を好きになってるやんけ」
「あー、まぁ……だけど……望は違うじゃんかー、だから、実琴や裕実が俺のタイプとは限らねぇじゃねぇか? じゃあ、雄介のタイプはどんな人だよー」
「そりゃあ、望に決まっとるやんかー」
「そういう意味じゃなくてさ……。 そりゃ、そこは望に決まってるだろ?」
0
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説
出産は一番の快楽
及川雨音
BL
出産するのが快感の出産フェチな両性具有総受け話。
とにかく出産が好きすぎて出産出産言いまくってます。出産がゲシュタルト崩壊気味。
【注意事項】
*受けは出産したいだけなので、相手や産まれた子どもに興味はないです。
*寝取られ(NTR)属性持ち攻め有りの複数ヤンデレ攻め
*倫理観・道徳観・貞操観が皆無、不謹慎注意
*軽く出産シーン有り
*ボテ腹、母乳、アクメ、授乳、女性器、おっぱい描写有り
続編)
*近親相姦・母子相姦要素有り
*奇形発言注意
*カニバリズム発言有り
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる