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ー海上ー65
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そう和也は望に承諾を得ると和也は雄介にこの前、望が話していた事を伝える。
「望にそんな過去があったんかいな……そりゃ、その日のそないな事があったら余計に心配するわなぁ」
望はその話を聞きながら流れる景色を見ていたのだが急に背後の方で気配がし背中に温もりを感じたようだ。
「ホンマ……スマン! せやから前に言うたやんか、俺、ホンマにレスキューの仕事辞めるって……」
「それは……言っただろ? お前には沢山助けを求めている人がいるんだって……。 だから、辞めるんじゃねぇよ。 それで、もうこれからは死なないように努力するって事で話は終わったんじゃねぇのか?」
「まぁ、確かにそうやったな」
雄介はそう言うと望から離れて行ってしまい後部座席のシートへと背中を預ける。
再び車内が静かになったのだが和也の性格上そんな状態が続くのは苦手な方だ。
「な、雄介ー」
そう明るい声で話し掛ける和也。
「いきなりなんやねん。 嬉しそうな声出してー」
「やっぱ、あの部屋いいよな?」
「あの部屋って、あの地下室の事かいな」
「当たり前じゃねぇか! 一度、裕実と使わせてもらったんだけどさ、玩具とかコスプレとかっていうのが揃ってるじゃねぇか、だからさ、この前使わせてもらった時にコスプレで俺達の方は楽しんだんだぜ」
その和也の言葉に乗り始めた雄介は興味ありげに運転席の方へと乗り出す。
「その話気になるのか?」
「当たり前やんかぁ、そこまで言われたら気になんない訳がないやろ?」
「そりゃ、俺の方は憧れの白衣着てー、それで裕実の方はミニスカナース……」
「むっちゃありきたりやんか」
「ありきたりって言うけどな。 そりゃ、お医者さんごっごみたいな事ですからー! ある意味道具とかって使い放題なんじゃねぇ? それに、一番おいしいじゃねぇのか?」
どんだけ和也はそのプレイで楽しんだのであろうか? にやけた顔をバックミラー越しに雄介へと伝えている。
「じゃあさぁ、雄介の方はどんなコスプレが好きなんだ?」
「せやなぁ?」
そういきなり和也に振られて腕を組んでまで考えてしまっている雄介。
「ほな、女子高生かメイドさん!」
「ほら、お前だってありきたりじゃねぇか」
「あ、まぁ、そういう事なんかな?」
「人の事言えねぇだろうが」
その和也の言葉に納得する雄介。
「ま、わかったから、その話聞かせてぇな」
「いいぜー、まぁ、これからの事に参考にしてみたらいいんじゃねぇのか?」
その二人の会話に呆れたように聞いている望と裕実。
「とりあえずだな! まぁ、少なくともおいしい設定って訳だ!」
それだけ溜めておいて和也が言ったのはそれだけだった。
「望にそんな過去があったんかいな……そりゃ、その日のそないな事があったら余計に心配するわなぁ」
望はその話を聞きながら流れる景色を見ていたのだが急に背後の方で気配がし背中に温もりを感じたようだ。
「ホンマ……スマン! せやから前に言うたやんか、俺、ホンマにレスキューの仕事辞めるって……」
「それは……言っただろ? お前には沢山助けを求めている人がいるんだって……。 だから、辞めるんじゃねぇよ。 それで、もうこれからは死なないように努力するって事で話は終わったんじゃねぇのか?」
「まぁ、確かにそうやったな」
雄介はそう言うと望から離れて行ってしまい後部座席のシートへと背中を預ける。
再び車内が静かになったのだが和也の性格上そんな状態が続くのは苦手な方だ。
「な、雄介ー」
そう明るい声で話し掛ける和也。
「いきなりなんやねん。 嬉しそうな声出してー」
「やっぱ、あの部屋いいよな?」
「あの部屋って、あの地下室の事かいな」
「当たり前じゃねぇか! 一度、裕実と使わせてもらったんだけどさ、玩具とかコスプレとかっていうのが揃ってるじゃねぇか、だからさ、この前使わせてもらった時にコスプレで俺達の方は楽しんだんだぜ」
その和也の言葉に乗り始めた雄介は興味ありげに運転席の方へと乗り出す。
「その話気になるのか?」
「当たり前やんかぁ、そこまで言われたら気になんない訳がないやろ?」
「そりゃ、俺の方は憧れの白衣着てー、それで裕実の方はミニスカナース……」
「むっちゃありきたりやんか」
「ありきたりって言うけどな。 そりゃ、お医者さんごっごみたいな事ですからー! ある意味道具とかって使い放題なんじゃねぇ? それに、一番おいしいじゃねぇのか?」
どんだけ和也はそのプレイで楽しんだのであろうか? にやけた顔をバックミラー越しに雄介へと伝えている。
「じゃあさぁ、雄介の方はどんなコスプレが好きなんだ?」
「せやなぁ?」
そういきなり和也に振られて腕を組んでまで考えてしまっている雄介。
「ほな、女子高生かメイドさん!」
「ほら、お前だってありきたりじゃねぇか」
「あ、まぁ、そういう事なんかな?」
「人の事言えねぇだろうが」
その和也の言葉に納得する雄介。
「ま、わかったから、その話聞かせてぇな」
「いいぜー、まぁ、これからの事に参考にしてみたらいいんじゃねぇのか?」
その二人の会話に呆れたように聞いている望と裕実。
「とりあえずだな! まぁ、少なくともおいしい設定って訳だ!」
それだけ溜めておいて和也が言ったのはそれだけだった。
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