875 / 2,140
ー波乱ー84
しおりを挟む
雄介は思い出したかのようにお皿をキッチンへと運んでいく。
ご飯が食べ終わった後はもうお皿を洗うのは望の仕事だ。 望がお皿を洗っている間に雄介はお風呂に入って来るというのがいつのまにか日常になってしまっていた。
雄介はキッチンにお皿を置くと、
「ほな、お風呂に入って来るな」
「ああ」
そう望が返事をすると雄介はお風呂場の方に向かったようだ。
キッチンに残された望は一人お皿を洗いながら雄介が戻って来るのを待っていた。
雄介がお風呂から上がる頃、望は雄介はお風呂は浸かって来るっていうのを知ってるからなのか、お皿を洗い終えた後はソファでゆっくりとテレビを見ている。
「風呂から上がって来たでー」
雄介はソファに腰掛けている望の背後から声を掛けるのだ。
「ああ……」
と相変わらず素っ気なく返事をする望。
「どないしてん?」
「別にー、ただ相変わらずお前はお風呂から上がって来るのが遅いなーって思ってただけだ……」
「何……? 心配してくれてたん?」
そう雄介は嬉しそうに言うものの望は雄介の事を睨みあげるとリモコンでテレビの電源を切って先に二階にある自分の部屋へと向かう。
「ホンマ、相変わらずなやっちゃなーー」
そうため息混じりに言いながら雄介は1階の電気を消すと望に付いて2階へと上がっていく。
雄介からしてみたら本当に久しぶりに望の家だ。
初めて来た時のように辺りをキョロキョロ見渡しながら笑みを浮かべる。
望の部屋も本当に久しぶりな感じで何だか懐かしい匂いがするのは気のせいなのであろうか?
雄介が望の部屋へと足を踏み入れると望は自分の机に座ってパソコンをいじっていた。
せっかく雄介が望の家に戻って来たのに雄介が入院していた頃とは態度が違う望。
そんな様子の望に雄介はため息しか出なかった。
そして、この雰囲気ではきっといいムードにはならないだろう。 雄介は望のベッドの上へと仰向けで転がる。
そんな静かな空間で望が叩くキーボードの音だけが響いていた。
「やっぱ……流石に今日もアカンか?」
ご飯が食べ終わった後はもうお皿を洗うのは望の仕事だ。 望がお皿を洗っている間に雄介はお風呂に入って来るというのがいつのまにか日常になってしまっていた。
雄介はキッチンにお皿を置くと、
「ほな、お風呂に入って来るな」
「ああ」
そう望が返事をすると雄介はお風呂場の方に向かったようだ。
キッチンに残された望は一人お皿を洗いながら雄介が戻って来るのを待っていた。
雄介がお風呂から上がる頃、望は雄介はお風呂は浸かって来るっていうのを知ってるからなのか、お皿を洗い終えた後はソファでゆっくりとテレビを見ている。
「風呂から上がって来たでー」
雄介はソファに腰掛けている望の背後から声を掛けるのだ。
「ああ……」
と相変わらず素っ気なく返事をする望。
「どないしてん?」
「別にー、ただ相変わらずお前はお風呂から上がって来るのが遅いなーって思ってただけだ……」
「何……? 心配してくれてたん?」
そう雄介は嬉しそうに言うものの望は雄介の事を睨みあげるとリモコンでテレビの電源を切って先に二階にある自分の部屋へと向かう。
「ホンマ、相変わらずなやっちゃなーー」
そうため息混じりに言いながら雄介は1階の電気を消すと望に付いて2階へと上がっていく。
雄介からしてみたら本当に久しぶりに望の家だ。
初めて来た時のように辺りをキョロキョロ見渡しながら笑みを浮かべる。
望の部屋も本当に久しぶりな感じで何だか懐かしい匂いがするのは気のせいなのであろうか?
雄介が望の部屋へと足を踏み入れると望は自分の机に座ってパソコンをいじっていた。
せっかく雄介が望の家に戻って来たのに雄介が入院していた頃とは態度が違う望。
そんな様子の望に雄介はため息しか出なかった。
そして、この雰囲気ではきっといいムードにはならないだろう。 雄介は望のベッドの上へと仰向けで転がる。
そんな静かな空間で望が叩くキーボードの音だけが響いていた。
「やっぱ……流石に今日もアカンか?」
0
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
出産は一番の快楽
及川雨音
BL
出産するのが快感の出産フェチな両性具有総受け話。
とにかく出産が好きすぎて出産出産言いまくってます。出産がゲシュタルト崩壊気味。
【注意事項】
*受けは出産したいだけなので、相手や産まれた子どもに興味はないです。
*寝取られ(NTR)属性持ち攻め有りの複数ヤンデレ攻め
*倫理観・道徳観・貞操観が皆無、不謹慎注意
*軽く出産シーン有り
*ボテ腹、母乳、アクメ、授乳、女性器、おっぱい描写有り
続編)
*近親相姦・母子相姦要素有り
*奇形発言注意
*カニバリズム発言有り
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。
ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。
だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。
ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる