817 / 2,140
ー波乱ー25
しおりを挟む
雄介がふざけてしまったのが馬鹿みたいに望の口からはホント真面目な答えが返ってきたようにも思える。
「ホンマ……望は真面目ねんから……」
「お前がふざけ過ぎなんだろ? 何で真面目になれねぇのかな? ホントそれだと、真面目にお前に頼んだ俺が悪かったみてぇだな」
「そんなんじゃないわぁ」
そう雄介は意味ありげに言う。 そして望には気付いて欲しいと思っているのかもしれない。
その雄介の言葉に何か気付いた望は、
「今の言い方だと何か言いたそうだな?」
「やっと、分かってくれたみたいやな? ちゃんと俺だって考えておるんやで、和也の為にな。 せやけど、こないな時にみんな暗い顔しどないするん? せやから、こう明るくふざけた感じにしなぁーって思うねんな……」
「まぁ、それは確かにそうは思うんだけどさ」
その二人の会話に和也がクスリとする。
「雄介ー、それ、俺も分かるなぁ。 俺もそうだからさ」
和也は雄介と同じ意見なのか笑顔で雄介の事を見上げると雄介と視線が合ってしまったようだ。
「せやろ!?」
「ああ、分かる! 分かる!」
どうやら和也と雄介は似たような性格らしく意見が合ったようで急に嬉しそうな表情をしている。 そんな二人に安心したような表情を見せたのは望だ。
「ま、真面目な望には分からへんやろな? 俺達が真面目な話の時にふざけるっていう意味がな……」
「だな……」
その二人に急に仲間外れにされたような気分の望なのだが、まぁ、この二人が急接近してくれたようで軽く息を吐くのだ。
「……ってかさ、今はそういうのはいいから、お前等もマジに真面目に考えろよ」
「はいはい……そうやったな」
雄介は望にそう一言だけ返すと雄介は今度真面目な表情で和也の事を見つめる。
「なぁ、和也……もう、ストレートに言ってしまえばええんとちゃうか? その和也に告って来た女性っていうんは、そう、自分に自信があるのか? そこのところはよう分からんのやけど、普通、女性の場合って、こう自分から好きになってもストレートに直にハッキリとは告白って出来んもんやろ? だけど、その女性は和也に告って来たって訳で、逆に言えば心が強いんとちゃうんかな? な、和也、確かに世の中には告白の返事でショックを受ける女性もいると思うねんけど、案外、断られてもサッパリとしている女性やっておんねんで、逆にその女性はそういうタイプなのかもしれへんしな」
「ホンマ……望は真面目ねんから……」
「お前がふざけ過ぎなんだろ? 何で真面目になれねぇのかな? ホントそれだと、真面目にお前に頼んだ俺が悪かったみてぇだな」
「そんなんじゃないわぁ」
そう雄介は意味ありげに言う。 そして望には気付いて欲しいと思っているのかもしれない。
その雄介の言葉に何か気付いた望は、
「今の言い方だと何か言いたそうだな?」
「やっと、分かってくれたみたいやな? ちゃんと俺だって考えておるんやで、和也の為にな。 せやけど、こないな時にみんな暗い顔しどないするん? せやから、こう明るくふざけた感じにしなぁーって思うねんな……」
「まぁ、それは確かにそうは思うんだけどさ」
その二人の会話に和也がクスリとする。
「雄介ー、それ、俺も分かるなぁ。 俺もそうだからさ」
和也は雄介と同じ意見なのか笑顔で雄介の事を見上げると雄介と視線が合ってしまったようだ。
「せやろ!?」
「ああ、分かる! 分かる!」
どうやら和也と雄介は似たような性格らしく意見が合ったようで急に嬉しそうな表情をしている。 そんな二人に安心したような表情を見せたのは望だ。
「ま、真面目な望には分からへんやろな? 俺達が真面目な話の時にふざけるっていう意味がな……」
「だな……」
その二人に急に仲間外れにされたような気分の望なのだが、まぁ、この二人が急接近してくれたようで軽く息を吐くのだ。
「……ってかさ、今はそういうのはいいから、お前等もマジに真面目に考えろよ」
「はいはい……そうやったな」
雄介は望にそう一言だけ返すと雄介は今度真面目な表情で和也の事を見つめる。
「なぁ、和也……もう、ストレートに言ってしまえばええんとちゃうか? その和也に告って来た女性っていうんは、そう、自分に自信があるのか? そこのところはよう分からんのやけど、普通、女性の場合って、こう自分から好きになってもストレートに直にハッキリとは告白って出来んもんやろ? だけど、その女性は和也に告って来たって訳で、逆に言えば心が強いんとちゃうんかな? な、和也、確かに世の中には告白の返事でショックを受ける女性もいると思うねんけど、案外、断られてもサッパリとしている女性やっておんねんで、逆にその女性はそういうタイプなのかもしれへんしな」
0
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
出産は一番の快楽
及川雨音
BL
出産するのが快感の出産フェチな両性具有総受け話。
とにかく出産が好きすぎて出産出産言いまくってます。出産がゲシュタルト崩壊気味。
【注意事項】
*受けは出産したいだけなので、相手や産まれた子どもに興味はないです。
*寝取られ(NTR)属性持ち攻め有りの複数ヤンデレ攻め
*倫理観・道徳観・貞操観が皆無、不謹慎注意
*軽く出産シーン有り
*ボテ腹、母乳、アクメ、授乳、女性器、おっぱい描写有り
続編)
*近親相姦・母子相姦要素有り
*奇形発言注意
*カニバリズム発言有り
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる