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ー雪山ー6
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すると二人がいなかったからであろう。 和也や裕実はラブラブな事をしていたようだ。
ま、この二人の場合には会えさえすれば、いつもイチャイチャな事やラブラブな事はしているのだが。
先に雄介がリビングに通じるドアを開けると裕実がスプーンを持ち和也の口へと食べ物を運んでいる。
「ったく。 お前等はホンマ変わらへんな」
そう半分ため息混じりで言う雄介。
「俺等の場合にはただ単にイチャイチャしてる所を見せつけたいだけなんだよ。 それよか、案外、お前等帰ってくるのはやかったんじゃねぇのか? まだ、十五分位しか経ってねぇぞ」
雄介は、
「まぁな」
と言いながら、さっき座っていた自分の席へと座るのだ。
「つーかさ、雄介も何とくなくだけど、機嫌悪くねぇ?」
「それは気のせいやって」
雄介はそう適当に答えるのだが、そういう事に関して敏感なのは和也だ。
だからなのか和也はもう、これ以上何も追求しないようにしたのかもしれない。
「それよかさー、スキーの話の方はどうするんだ?」
そうやって上手く和也は話を切り替える。
「せやなぁー? 望は何処に行きたいん?」
「はぁ!? ……俺!?」
「望が行きたいとこやったら、どこにでもー!」
そうわざとなのかそうテンション高く言う雄介。
「ま、それは、ええねんけどな。 ってか、望ってスキー出来るんか? まぁ、望は頭はええやろうし、運動神経も良さそうな感じがすんねんけど。 ほんでもって、スキーなんかは毎年行ってます? って感じがすんねんけどな?」
「……へ? あ、ああ、まぁな」
そこまで言われてしまうとプライドが高い望は中学の時に修学旅行で行ったスキー教室で足を折ってしまって以来、スキーなんかした事もないとは言えなくなってしまったようだ。
実は望は確かに頭はいい方なのであろうが運動神経の方もそこそこいいらしく他のスポーツはそこそこ出来るもののスキーだけはスキー教室で足を折ってしまったせいかスキーだけは苦手な部類のようだ。 正確にはトラウマになっているのかもしれない。
「えー? そうなのか? 望がスキーに行った所なんて見たことねぇけど。 まぁ、俺の方は大学以来行ってねぇから、行きたい方だからな。 ってかさ、裕実はどうなんだ?」
ま、この二人の場合には会えさえすれば、いつもイチャイチャな事やラブラブな事はしているのだが。
先に雄介がリビングに通じるドアを開けると裕実がスプーンを持ち和也の口へと食べ物を運んでいる。
「ったく。 お前等はホンマ変わらへんな」
そう半分ため息混じりで言う雄介。
「俺等の場合にはただ単にイチャイチャしてる所を見せつけたいだけなんだよ。 それよか、案外、お前等帰ってくるのはやかったんじゃねぇのか? まだ、十五分位しか経ってねぇぞ」
雄介は、
「まぁな」
と言いながら、さっき座っていた自分の席へと座るのだ。
「つーかさ、雄介も何とくなくだけど、機嫌悪くねぇ?」
「それは気のせいやって」
雄介はそう適当に答えるのだが、そういう事に関して敏感なのは和也だ。
だからなのか和也はもう、これ以上何も追求しないようにしたのかもしれない。
「それよかさー、スキーの話の方はどうするんだ?」
そうやって上手く和也は話を切り替える。
「せやなぁー? 望は何処に行きたいん?」
「はぁ!? ……俺!?」
「望が行きたいとこやったら、どこにでもー!」
そうわざとなのかそうテンション高く言う雄介。
「ま、それは、ええねんけどな。 ってか、望ってスキー出来るんか? まぁ、望は頭はええやろうし、運動神経も良さそうな感じがすんねんけど。 ほんでもって、スキーなんかは毎年行ってます? って感じがすんねんけどな?」
「……へ? あ、ああ、まぁな」
そこまで言われてしまうとプライドが高い望は中学の時に修学旅行で行ったスキー教室で足を折ってしまって以来、スキーなんかした事もないとは言えなくなってしまったようだ。
実は望は確かに頭はいい方なのであろうが運動神経の方もそこそこいいらしく他のスポーツはそこそこ出来るもののスキーだけはスキー教室で足を折ってしまったせいかスキーだけは苦手な部類のようだ。 正確にはトラウマになっているのかもしれない。
「えー? そうなのか? 望がスキーに行った所なんて見たことねぇけど。 まぁ、俺の方は大学以来行ってねぇから、行きたい方だからな。 ってかさ、裕実はどうなんだ?」
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