481 / 2,140
ー空間ー145
しおりを挟む
和也はそう言うと再びクスリとして運転の方に集中するのだ。
裕実の方は今抱えていた問題が解決出来て安心したのであろう。 笑顔になると窓の外を眺める景色を見ながら、
「和也さんとなら、毎日のように、ホテルに行ってもいいですよ……」
そうぼそりと呟くように言うのだ。
その裕実の言葉に驚いたのは和也だ。 まさか裕実の口からそんな言葉が出てくるとは思っていなかったのであろう。
和也の方は少し間を置いてから、
「え? 本当にいいのか?」
そう聴くと裕実の方はコクリと頭を頷かせる。
「じゃあ、俺等はもう一回、楽しむかな?」
先程までの暗さはどこに行ったのであろうか。 和也はいつもの自分を取り戻すと今度は嬉しそうに車を走らせている。
和也は逆に言えば分かりやすい性格なのかもしれない。 ホテルに行けると分かった途端、機嫌を直したのだから。
先程、みんなで来たホテルの駐車場へと来ると車を止めて再びホテル内へと入って行く和也と裕実。
このホテルは誰もいないシステムなのか壁にある部屋を選ぶと部屋へと向かえるシステムになっている。
明日も休みな二人は今日はここに泊まる事を決め込み先程は休憩で入ったのだが、今度は泊まりボタンを押して部屋へと向かう。
部屋の方は先程とは違いベッドは一つしかない部屋だ。 でもダブルサイズで大人二人だって悠々に寝れるサイズでもある。
和也は部屋に入るとテレビを点けベッドへと横になる。 裕実の方ももう恥ずかしいとかいうのは無くなったのか和也の横へと仰向けになるのだ。 すると和也は裕実の頭を優しく撫で始める。
和也は二人きりになってテレビを点けながら和也は横にいる裕実の頭を撫でたり服の上から体に触れたりとまったりとしていると、突然、テレビの上の方にテロップが流れてきたのだ。
そして『ニュース速報』とあの特有の音に反応しない人間はいないだろう。
和也は裕実とのイチャイチャ時間を一旦止めると、そのニューステロップを目で追う。
そこには二行に渡り簡単にニュース情報が出てきていた。
『先程、東京から大阪へと向かう飛行機において、一二三四便がハイジャックされたとの情報』
と…。
「一二三四便!?」
和也は思うわず、その飛行機の便を読み上げてしまう。
「あー! 確か、それって、雄介や望さんが乗っている飛行機ですよ」
そう裕実の方は冷静に答えるのだが、それを聞いた和也は途端にベッドの上へと立ち上がる。
「ちょ! おい! そこ、冷静に言ってる場合じゃねぇだろう! 望達が乗っている便がハイジャックされたんなら、ヤバイんじゃねぇのか!? 望達無事なのかな?」
裕実の方は今抱えていた問題が解決出来て安心したのであろう。 笑顔になると窓の外を眺める景色を見ながら、
「和也さんとなら、毎日のように、ホテルに行ってもいいですよ……」
そうぼそりと呟くように言うのだ。
その裕実の言葉に驚いたのは和也だ。 まさか裕実の口からそんな言葉が出てくるとは思っていなかったのであろう。
和也の方は少し間を置いてから、
「え? 本当にいいのか?」
そう聴くと裕実の方はコクリと頭を頷かせる。
「じゃあ、俺等はもう一回、楽しむかな?」
先程までの暗さはどこに行ったのであろうか。 和也はいつもの自分を取り戻すと今度は嬉しそうに車を走らせている。
和也は逆に言えば分かりやすい性格なのかもしれない。 ホテルに行けると分かった途端、機嫌を直したのだから。
先程、みんなで来たホテルの駐車場へと来ると車を止めて再びホテル内へと入って行く和也と裕実。
このホテルは誰もいないシステムなのか壁にある部屋を選ぶと部屋へと向かえるシステムになっている。
明日も休みな二人は今日はここに泊まる事を決め込み先程は休憩で入ったのだが、今度は泊まりボタンを押して部屋へと向かう。
部屋の方は先程とは違いベッドは一つしかない部屋だ。 でもダブルサイズで大人二人だって悠々に寝れるサイズでもある。
和也は部屋に入るとテレビを点けベッドへと横になる。 裕実の方ももう恥ずかしいとかいうのは無くなったのか和也の横へと仰向けになるのだ。 すると和也は裕実の頭を優しく撫で始める。
和也は二人きりになってテレビを点けながら和也は横にいる裕実の頭を撫でたり服の上から体に触れたりとまったりとしていると、突然、テレビの上の方にテロップが流れてきたのだ。
そして『ニュース速報』とあの特有の音に反応しない人間はいないだろう。
和也は裕実とのイチャイチャ時間を一旦止めると、そのニューステロップを目で追う。
そこには二行に渡り簡単にニュース情報が出てきていた。
『先程、東京から大阪へと向かう飛行機において、一二三四便がハイジャックされたとの情報』
と…。
「一二三四便!?」
和也は思うわず、その飛行機の便を読み上げてしまう。
「あー! 確か、それって、雄介や望さんが乗っている飛行機ですよ」
そう裕実の方は冷静に答えるのだが、それを聞いた和也は途端にベッドの上へと立ち上がる。
「ちょ! おい! そこ、冷静に言ってる場合じゃねぇだろう! 望達が乗っている便がハイジャックされたんなら、ヤバイんじゃねぇのか!? 望達無事なのかな?」
0
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
出産は一番の快楽
及川雨音
BL
出産するのが快感の出産フェチな両性具有総受け話。
とにかく出産が好きすぎて出産出産言いまくってます。出産がゲシュタルト崩壊気味。
【注意事項】
*受けは出産したいだけなので、相手や産まれた子どもに興味はないです。
*寝取られ(NTR)属性持ち攻め有りの複数ヤンデレ攻め
*倫理観・道徳観・貞操観が皆無、不謹慎注意
*軽く出産シーン有り
*ボテ腹、母乳、アクメ、授乳、女性器、おっぱい描写有り
続編)
*近親相姦・母子相姦要素有り
*奇形発言注意
*カニバリズム発言有り
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる