450 / 2,140
ー空間ー115
しおりを挟む
「分かってるよ。 俺だってな、お前の事はよーく分かってるつもりなんだからな。 でも、やっぱ、さっきのは無しだよな。 でもさ、お前が一番に俺の事好きだって言う事も分かってる。 俺だって、お前の事好きだっていう気持ちは変わらねぇしさ」
望にしては珍しく素直な気持ちを雄介に伝えたようだ。
「ああ! 勿論! 俺もやって! 俺も望が好きな気持ちはずっと変わらへんよ」
いつもの雄介ならここで調子に乗ってしまう所なのだが、さっきみたいに甘い時を逃さないように雄介の方もそう答える。
そして暫くの間お互いの気持ちを確かめるかのように抱きしめ合っていた二人だったのだが、
「望、そろそろ行かへんか? 和也達の事、待たせておるし」
「うん、ああ、そうだな」
だが、まだ望の方は何だか名残惜しそうにしていた。
「な、雄介、行く前にさ、あのな……」
望はそう言いにくそうにいているのだが、望が言いたい事が雄介にはちゃんと伝わっていたのか、
「大丈夫やって、今、俺もな、丁度、それ思ってたところやしな」
雄介はそう言うと、
「な、望、もし、俺と同じ思いやったら、上向いてくれへんか?」
雄介がそう言うとほぼ同時位に望の方は雄介の事を見上げる。
「同じ気持ちで良かったわぁ」
雄介はそう微笑むといつも掛けている望の眼鏡を外し望の頰を両手で包むと先ずは額へとキスを落とし、そして瞳を閉じている瞼にもキスを落としていく。 頰へとキスをすると最後には唇へと唇を重ねる雄介。
やはり久しぶりの恋人からのキスというのは気持ち良くてこう幸せに感じるのは気のせいであろうか。
「ほな、続きは明日になるんかな?」
「ああ、そういう事かな?」
雄介は望の手を取って出て行こうとしたのだが、やはり外ではそういう事を嫌う望は雄介から手を離してしまう。
その望の行動に雄介は一瞬、ため息は吐いたものの雄介は望の事は分かっているのか、そこで手を離すのだ。
「ついでやから、俺もしてこー」
そう言う雄介に対して望は顔を赤くさせる。
「望はせぇへんのか?」
「いやぁ……そうじゃなくてよ」
そう言いながら雄介はズボンもチャックを開けていたのだが「トイレに行く」と言って出てきた望の方は、なかなかしようとしない。
元から望は誰かとトイレに行くとかそういうのは苦手な方で更に恋人と一緒にとなると余計に恥ずかしくて余計にしずらいのであろう。
どうにかして、そこから望は出て行こうとするのだが、
「我慢は良くないで……っていうんかな? 我慢しちゃアカンやろ? 流石にそこは病気になる事位分かっておる訳やしな。 望が俺と一緒にしたくないんやったら、俺はもう外で待っておるし」
望はその雄介の言葉に足を止めるのだ。
「ほな、外で待ってるなぁ」
そう言うと雄介は手を洗い先にトイレを後にする。
そこまで言われてしまったら流石の望も我慢する訳には行かず望はトイレを済ませると手をハンカチで拭きながらトイレの外で待ってる雄介の元へと向かうのだ。
「お待たせ」
「ほな、戻ろうか?」
「ああ」
二人はさっきいたファミレスへと戻って来ると既にお皿は片付けられていて和也と裕実はデザートを口にしていた。
望にしては珍しく素直な気持ちを雄介に伝えたようだ。
「ああ! 勿論! 俺もやって! 俺も望が好きな気持ちはずっと変わらへんよ」
いつもの雄介ならここで調子に乗ってしまう所なのだが、さっきみたいに甘い時を逃さないように雄介の方もそう答える。
そして暫くの間お互いの気持ちを確かめるかのように抱きしめ合っていた二人だったのだが、
「望、そろそろ行かへんか? 和也達の事、待たせておるし」
「うん、ああ、そうだな」
だが、まだ望の方は何だか名残惜しそうにしていた。
「な、雄介、行く前にさ、あのな……」
望はそう言いにくそうにいているのだが、望が言いたい事が雄介にはちゃんと伝わっていたのか、
「大丈夫やって、今、俺もな、丁度、それ思ってたところやしな」
雄介はそう言うと、
「な、望、もし、俺と同じ思いやったら、上向いてくれへんか?」
雄介がそう言うとほぼ同時位に望の方は雄介の事を見上げる。
「同じ気持ちで良かったわぁ」
雄介はそう微笑むといつも掛けている望の眼鏡を外し望の頰を両手で包むと先ずは額へとキスを落とし、そして瞳を閉じている瞼にもキスを落としていく。 頰へとキスをすると最後には唇へと唇を重ねる雄介。
やはり久しぶりの恋人からのキスというのは気持ち良くてこう幸せに感じるのは気のせいであろうか。
「ほな、続きは明日になるんかな?」
「ああ、そういう事かな?」
雄介は望の手を取って出て行こうとしたのだが、やはり外ではそういう事を嫌う望は雄介から手を離してしまう。
その望の行動に雄介は一瞬、ため息は吐いたものの雄介は望の事は分かっているのか、そこで手を離すのだ。
「ついでやから、俺もしてこー」
そう言う雄介に対して望は顔を赤くさせる。
「望はせぇへんのか?」
「いやぁ……そうじゃなくてよ」
そう言いながら雄介はズボンもチャックを開けていたのだが「トイレに行く」と言って出てきた望の方は、なかなかしようとしない。
元から望は誰かとトイレに行くとかそういうのは苦手な方で更に恋人と一緒にとなると余計に恥ずかしくて余計にしずらいのであろう。
どうにかして、そこから望は出て行こうとするのだが、
「我慢は良くないで……っていうんかな? 我慢しちゃアカンやろ? 流石にそこは病気になる事位分かっておる訳やしな。 望が俺と一緒にしたくないんやったら、俺はもう外で待っておるし」
望はその雄介の言葉に足を止めるのだ。
「ほな、外で待ってるなぁ」
そう言うと雄介は手を洗い先にトイレを後にする。
そこまで言われてしまったら流石の望も我慢する訳には行かず望はトイレを済ませると手をハンカチで拭きながらトイレの外で待ってる雄介の元へと向かうのだ。
「お待たせ」
「ほな、戻ろうか?」
「ああ」
二人はさっきいたファミレスへと戻って来ると既にお皿は片付けられていて和也と裕実はデザートを口にしていた。
0
お気に入りに追加
181
あなたにおすすめの小説
出産は一番の快楽
及川雨音
BL
出産するのが快感の出産フェチな両性具有総受け話。
とにかく出産が好きすぎて出産出産言いまくってます。出産がゲシュタルト崩壊気味。
【注意事項】
*受けは出産したいだけなので、相手や産まれた子どもに興味はないです。
*寝取られ(NTR)属性持ち攻め有りの複数ヤンデレ攻め
*倫理観・道徳観・貞操観が皆無、不謹慎注意
*軽く出産シーン有り
*ボテ腹、母乳、アクメ、授乳、女性器、おっぱい描写有り
続編)
*近親相姦・母子相姦要素有り
*奇形発言注意
*カニバリズム発言有り
淫紋付けたら逆襲!!巨根絶倫種付けでメス奴隷に堕とされる悪魔ちゃん♂
朝井染両
BL
お久しぶりです!
ご飯を二日食べずに寝ていたら、身体が生きようとしてエロ小説が書き終わりました。人間って不思議ですね。
こういう間抜けな受けが好きなんだと思います。可愛いね~ばかだね~可愛いね~と大切にしてあげたいですね。
合意のようで合意ではないのでお気をつけ下さい。幸せラブラブエンドなのでご安心下さい。
ご飯食べます。
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
クソザコ乳首くんの出張アクメ
掌
BL
おさわりOK♡の家事代行サービスで働くようになった、ベロキス大好きむっつりヤンキー系ツン男子のクソザコ乳首くんが、出張先のどすけべおぢさんの家で乳首穴開き体操着でセクハラ責めされ、とことんクソザコアクメさせられる話。他腋嗅ぎ、マイクロビキニなど。フィクションとしてライトにお楽しみください。
ネタの一部はお友達からご提供いただきました。ありがとうございました!
pixiv/ムーンライトノベルズにも同作品を投稿しています。
なにかありましたら(web拍手)
http://bit.ly/38kXFb0
Twitter垢・拍手返信はこちらから
https://twitter.com/show1write
ある宅配便のお兄さんの話
てんつぶ
BL
宅配便のお兄さん(モブ)×淫乱平凡DKのNTR。
ひたすらえっちなことだけしているお話です。
諸々タグ御確認の上、お好きな方どうぞ~。
※こちらを原作としたシチュエーション&BLドラマボイスを公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる