彼女の殺人という存在証明

『この殺人をもって――私の存在証明とする。』


そこで待っていたのは、恋人ではなかった。

突然ボクの前に現れた女性からのお願い……
それは――彼女の犯した殺人を証明することだった。

――彼女が犯した殺人とは何なのか
――誰を、なぜ、いつ殺したのか
――それを僕に証明させる理由とは
――そして、彼女だけが知るという恋人の行方は……

その全てを知った時に待つ、隠された真実とは……


前・後編合わせて2万文字ちょっとの作品です。
表紙/北澤ゆうり様(twitter)【@09sheeP__15WoLf】
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