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第5話 推測
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― この少女は危険だ。
魔女の城管理者のクロウは初めて彼女を見たときからそう直感していた。
彼女というのは異世界装置の前に全裸で倒れていた少女のことだ。
この少女が他の世界から迷い込んできたというのはすぐに分かった。
だが、それだけで彼女のことを危険視するわけではない。
問題は彼女の体を流れる魔力であった。
どう考えても異常というほかない。
この世界には『レベル』という概念が存在する。
概ねの指標でいうなら人間で武闘の達人と言われる人物でレベル100前後
魔族で幹部だのエリートだのいわれる連中でレベル150前後
魔女族の中でも好戦的だったりで経験値を蓄えまくってる娘でレベル500~800
その中でもクロウは頭一つとびぬけていてレベル1000であった。
それは長寿で実質的な不老不死である魔女族のなかでも、魔女の森の管理者として
切磋琢磨していく中で付随的にあがっていた「レベル」に過ぎない。
しかし、この少女は明らかに異質だった。
パッと感じただけで、レベル90000は超越しているだろうということが見て取れる。
とりあえず、あらゆる事態に備えつつも、彼女に敵意を抱かせないようにすることが重要だった。
「厄介なことになったな…」
クロウはベッドですやすやと寝息を立てて眠っている少女を見て思わず苦笑する。
自分が考えているおぞましい想像と目の前の少女がどうにも結びつかなかった。
と、そのとき部屋の扉がバタンと勢いよく開いた。
「お、おい!クロウ!なんだこの魔力は!!?」
「静かに。彼女が起きてしまうだろ」
「うっ、スマン」
ドアを開いた女は素直に謝りながらゆっくりドアを閉めた。
彼女の名前はケイ、魔女の森にすむ『毒を司る魔女』だった。
頭には紫のキャップを被っておりぶかぶかのシャツに短めののズボン
首には彼女のお気に入りの耳あてとして使っている『ヘッドホン』をぶら下げている。
ヘッドホンは異世界から流れてきた一品で彼女がそれを気に入り特別に譲ってもらったものだ。
もちろん、この世界にipodがあるわけではないので
彼女のそれはただのファッション、耳あてとして使っていただけに過ぎないのだが―
クロウはゆっくりと考えをまとめながらケイに話した。
「お前の言いたいことはわかる。彼女の魔力量、すなわちレベルはどう考えても異常だ。
明日、この施設の案内も兼ねてしっかりとしたレベルの測定を行おうと思う」
「じゃあ、この女をここに住まわせるってことでいいんだな?」
「それ以外に選択肢があるかい?」
「まぁそりゃそうだが…チョベリバ」
ケイは口ごもった。少女がたとえ危険な魔女だったとしても
そもそも野放しにするという選択肢がない。
少女がどういう思想で何を考えているのか。
少なくともそれだけは見極める必要があった。
しかし、それを踏まえても
(彼女の存在は何か違和感がある…)
レベル9万越えというのはクロウの見立てに過ぎないが
そもそも9万という数字は『この世界』だけで達成できるものではないだろう
仮に達成できたとして、そんなことする輩がいくら純真無垢な少女を気取ったとしても
どうしても『血の臭い』のようなものを感じてしまうものだ。
『血の臭い』というのは文字通りの鉄臭いにおいというわけではなく
人を平然と殺めるようなサイコパスは、いくら正常人のふりをしていようと
一般人は騙せるかもしれないが、場数を踏んできた相手には通用しないということだ。
ましてや、一人二人殺しただけの単純殺人者ではなく大量殺戮犯のような数字だ。
これは何かしらのトリックがあるのだろうとクロウは考えた。
― 朝
目を覚ますと、部屋の中に見知らぬ女性がいた。
彼女は俺の方をじーっと眺めながら椅子に座ってキャンディのようなものを舐めていた。
「お、お目覚めか?」
俺の目が開いたのを確認すると女は足を組み替えながら言った。
俺は寝ぼけ眼のまま彼女の問いに答える。
「あ、はい。えーっと、あなたは?」
「俺様はケイ、『毒の魔女』と呼ばれてる」
「毒の魔女?」
「あぁ、俺様はこの魔女の城を隠すために魔女の森に住んでる」
「はぁ…」
間の抜けた返事をしてしまった。
俺には彼女の言ってること……というか
話の組み立て方や着地点が全く読めなかった。
「その…魔女の城を隠すっていうのはどういうことですか?」
「んん」
彼女は咳払いをすると続けて言った。
「ここが『魔女の森』の中にあるのは知ってるよな?昨日クロウのやつが
説明したように、魔女ってのはビビられてるのと同時に格好の獲物なわけよ
ある程度知能があるヤツはわざわざ近づいてきたりしないが
無能な地方領主の類が量でここを攻めようと兵隊連れてやってきたりするわけ」
「あぁ」
やっと話の流れが読めてきた。
「多数対イチ、そういうときの役に立つのが『毒』ってわけだ」
ケイはどころから取り出したのか、試験管のようなものを目の前に出してきた。
「毒ってのは使い勝手がいい。非殺傷したければ方向感覚を迷わせる毒や幻覚を見せる毒を
まき散らす植物を森に配置すればいい、逆に」
「逆に?」
「チョベリバな奴が来たら、即効性のある致死毒を森にばら撒けばいいのさ」
「チョベリバって…」
なんかえらく古いワードが出てきたぞ
…
……
………
いや待て、なんかおかしくないか?
そういえば、なんで俺は彼女たち『外国人』と普通に会話できているんだ?
自分の言葉を改めて頭の中で反芻する。
…確かに俺はなにかよくわからない異国語を話していた。
そしてそれが不思議なことに脳内で近い日本語に変換されていた。
今彼女が発した「チョベリバ」ということばも日本語で話しているわけではなく
この世界でやや時流に乗り遅れた「まずい事態」「まずい事柄」を指し示すワードが
自動で日本語に置き換えられていた。
だが、映画の吹き替え版のように日本語で聞こえているわけではなく
あくまでずっとそれが母国語だったかのように、この世界の言葉がしっくりとくる
日本語に脳内で置き換えられているのだ。
「なんか奇妙な感覚だな……」
そもそも俺にとっては自分が少女の姿になった時点で、もはやその他のことは些事にしか思えなかったが。
話を途中でぶった切ってしまったことを思い出して、改めて俺はケイに尋ねた。
「あぁ、失敬。それで…えーと、ケイさんはなんでここに?」
「なぁに、ツラみせだよ。お前さんとは長い付き合いになりそうだからな」
ケイは不敵に笑うと、そのまま片手をあげてドアから出て行った。
入れ替わりにクロウが部屋に入ってくる。
「呆れたやつだ。結局ずっとこの部屋にいたのかあいつは……」
クロウは両手にマグカップを持っていた。
ケイが出て行ったタイミングでドアをくぐれたからよかったものの
両手がふさがってる状態でドアを開けるのは苦労しそうだ。
彼女はマグカップの片方を俺に差し出しながら
「おはよう、気分はどうだね」
と語りかけてきた。
昨晩、昏睡状態から起きたところで体調万全とはとても言えなかったが
それでも昨日の夜に比べたら幾分か体力は回復しているように思えた。
俺はクロウが差し出してきたマグカップを受け取る。
カップは温かく、中を覗き込むとなにやら黒い液体が入れられていた。
ここが地球の外国なら十中八九コーヒーが入ってるパターンだろうが
あいにくの異世界なので俺は変なものが入ってないか(失礼)少し警戒しながら
ちょびちょびとマグカップの中身を飲んだ。
俺の心配をよそに、マグカップの中に入っていたのはコーヒーに似た味の飲料だった。
「今日は施設の案内と君の今後の寝所について話そうと思う」
「お世話になります」
「なーに、こういうときこそ魔女同士助け合わないとな」
「は…はい、あの」
「なんだね?」
少し怪訝そうな顔でクロウは聞き返す。
というよりは、何を言い出すのかを警戒しているようだった。
「すごく言いにくいんですけど、俺、実は男で魔女じゃないです」
一拍置くと、クロウは盛大に爆笑した。
「ハハハハハ!ナイスジョーク!!」
魔女の城管理者のクロウは初めて彼女を見たときからそう直感していた。
彼女というのは異世界装置の前に全裸で倒れていた少女のことだ。
この少女が他の世界から迷い込んできたというのはすぐに分かった。
だが、それだけで彼女のことを危険視するわけではない。
問題は彼女の体を流れる魔力であった。
どう考えても異常というほかない。
この世界には『レベル』という概念が存在する。
概ねの指標でいうなら人間で武闘の達人と言われる人物でレベル100前後
魔族で幹部だのエリートだのいわれる連中でレベル150前後
魔女族の中でも好戦的だったりで経験値を蓄えまくってる娘でレベル500~800
その中でもクロウは頭一つとびぬけていてレベル1000であった。
それは長寿で実質的な不老不死である魔女族のなかでも、魔女の森の管理者として
切磋琢磨していく中で付随的にあがっていた「レベル」に過ぎない。
しかし、この少女は明らかに異質だった。
パッと感じただけで、レベル90000は超越しているだろうということが見て取れる。
とりあえず、あらゆる事態に備えつつも、彼女に敵意を抱かせないようにすることが重要だった。
「厄介なことになったな…」
クロウはベッドですやすやと寝息を立てて眠っている少女を見て思わず苦笑する。
自分が考えているおぞましい想像と目の前の少女がどうにも結びつかなかった。
と、そのとき部屋の扉がバタンと勢いよく開いた。
「お、おい!クロウ!なんだこの魔力は!!?」
「静かに。彼女が起きてしまうだろ」
「うっ、スマン」
ドアを開いた女は素直に謝りながらゆっくりドアを閉めた。
彼女の名前はケイ、魔女の森にすむ『毒を司る魔女』だった。
頭には紫のキャップを被っておりぶかぶかのシャツに短めののズボン
首には彼女のお気に入りの耳あてとして使っている『ヘッドホン』をぶら下げている。
ヘッドホンは異世界から流れてきた一品で彼女がそれを気に入り特別に譲ってもらったものだ。
もちろん、この世界にipodがあるわけではないので
彼女のそれはただのファッション、耳あてとして使っていただけに過ぎないのだが―
クロウはゆっくりと考えをまとめながらケイに話した。
「お前の言いたいことはわかる。彼女の魔力量、すなわちレベルはどう考えても異常だ。
明日、この施設の案内も兼ねてしっかりとしたレベルの測定を行おうと思う」
「じゃあ、この女をここに住まわせるってことでいいんだな?」
「それ以外に選択肢があるかい?」
「まぁそりゃそうだが…チョベリバ」
ケイは口ごもった。少女がたとえ危険な魔女だったとしても
そもそも野放しにするという選択肢がない。
少女がどういう思想で何を考えているのか。
少なくともそれだけは見極める必要があった。
しかし、それを踏まえても
(彼女の存在は何か違和感がある…)
レベル9万越えというのはクロウの見立てに過ぎないが
そもそも9万という数字は『この世界』だけで達成できるものではないだろう
仮に達成できたとして、そんなことする輩がいくら純真無垢な少女を気取ったとしても
どうしても『血の臭い』のようなものを感じてしまうものだ。
『血の臭い』というのは文字通りの鉄臭いにおいというわけではなく
人を平然と殺めるようなサイコパスは、いくら正常人のふりをしていようと
一般人は騙せるかもしれないが、場数を踏んできた相手には通用しないということだ。
ましてや、一人二人殺しただけの単純殺人者ではなく大量殺戮犯のような数字だ。
これは何かしらのトリックがあるのだろうとクロウは考えた。
― 朝
目を覚ますと、部屋の中に見知らぬ女性がいた。
彼女は俺の方をじーっと眺めながら椅子に座ってキャンディのようなものを舐めていた。
「お、お目覚めか?」
俺の目が開いたのを確認すると女は足を組み替えながら言った。
俺は寝ぼけ眼のまま彼女の問いに答える。
「あ、はい。えーっと、あなたは?」
「俺様はケイ、『毒の魔女』と呼ばれてる」
「毒の魔女?」
「あぁ、俺様はこの魔女の城を隠すために魔女の森に住んでる」
「はぁ…」
間の抜けた返事をしてしまった。
俺には彼女の言ってること……というか
話の組み立て方や着地点が全く読めなかった。
「その…魔女の城を隠すっていうのはどういうことですか?」
「んん」
彼女は咳払いをすると続けて言った。
「ここが『魔女の森』の中にあるのは知ってるよな?昨日クロウのやつが
説明したように、魔女ってのはビビられてるのと同時に格好の獲物なわけよ
ある程度知能があるヤツはわざわざ近づいてきたりしないが
無能な地方領主の類が量でここを攻めようと兵隊連れてやってきたりするわけ」
「あぁ」
やっと話の流れが読めてきた。
「多数対イチ、そういうときの役に立つのが『毒』ってわけだ」
ケイはどころから取り出したのか、試験管のようなものを目の前に出してきた。
「毒ってのは使い勝手がいい。非殺傷したければ方向感覚を迷わせる毒や幻覚を見せる毒を
まき散らす植物を森に配置すればいい、逆に」
「逆に?」
「チョベリバな奴が来たら、即効性のある致死毒を森にばら撒けばいいのさ」
「チョベリバって…」
なんかえらく古いワードが出てきたぞ
…
……
………
いや待て、なんかおかしくないか?
そういえば、なんで俺は彼女たち『外国人』と普通に会話できているんだ?
自分の言葉を改めて頭の中で反芻する。
…確かに俺はなにかよくわからない異国語を話していた。
そしてそれが不思議なことに脳内で近い日本語に変換されていた。
今彼女が発した「チョベリバ」ということばも日本語で話しているわけではなく
この世界でやや時流に乗り遅れた「まずい事態」「まずい事柄」を指し示すワードが
自動で日本語に置き換えられていた。
だが、映画の吹き替え版のように日本語で聞こえているわけではなく
あくまでずっとそれが母国語だったかのように、この世界の言葉がしっくりとくる
日本語に脳内で置き換えられているのだ。
「なんか奇妙な感覚だな……」
そもそも俺にとっては自分が少女の姿になった時点で、もはやその他のことは些事にしか思えなかったが。
話を途中でぶった切ってしまったことを思い出して、改めて俺はケイに尋ねた。
「あぁ、失敬。それで…えーと、ケイさんはなんでここに?」
「なぁに、ツラみせだよ。お前さんとは長い付き合いになりそうだからな」
ケイは不敵に笑うと、そのまま片手をあげてドアから出て行った。
入れ替わりにクロウが部屋に入ってくる。
「呆れたやつだ。結局ずっとこの部屋にいたのかあいつは……」
クロウは両手にマグカップを持っていた。
ケイが出て行ったタイミングでドアをくぐれたからよかったものの
両手がふさがってる状態でドアを開けるのは苦労しそうだ。
彼女はマグカップの片方を俺に差し出しながら
「おはよう、気分はどうだね」
と語りかけてきた。
昨晩、昏睡状態から起きたところで体調万全とはとても言えなかったが
それでも昨日の夜に比べたら幾分か体力は回復しているように思えた。
俺はクロウが差し出してきたマグカップを受け取る。
カップは温かく、中を覗き込むとなにやら黒い液体が入れられていた。
ここが地球の外国なら十中八九コーヒーが入ってるパターンだろうが
あいにくの異世界なので俺は変なものが入ってないか(失礼)少し警戒しながら
ちょびちょびとマグカップの中身を飲んだ。
俺の心配をよそに、マグカップの中に入っていたのはコーヒーに似た味の飲料だった。
「今日は施設の案内と君の今後の寝所について話そうと思う」
「お世話になります」
「なーに、こういうときこそ魔女同士助け合わないとな」
「は…はい、あの」
「なんだね?」
少し怪訝そうな顔でクロウは聞き返す。
というよりは、何を言い出すのかを警戒しているようだった。
「すごく言いにくいんですけど、俺、実は男で魔女じゃないです」
一拍置くと、クロウは盛大に爆笑した。
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