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第12回 文房具いろいろ
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★ 筆記用具
鉛筆... 可愛い絵柄に惹かれて買ったのは、大体コーリンだった。
低学年のときは2Bが基本。「かきかた」の授業のときは三菱のユニ、
6Bだったと思う。もう、手の横が真っ黒!
家にあったのは母が使うトンボのHB。濃い緑色のやつか、上に消しゴムの
付いたからし色のやつ。2Bに慣れた私には薄く、硬い書き味に戸惑った。
ちなみにHもあった。薄過ぎて、出がらしか!?みたいな。
色鉛筆... 高橋真琴さんによる麗しの乙女が描かれたケース。またしてもコーリン。
もちろん愛用していたけど、その水面下でクーピーへの憧れも持ち続けていた。
あと、1本で赤と紺のどっちでも描けるのもあった。
なんか色合いが微妙で、自分としてはこれを色鉛筆のカテゴリーに
入れることが許せなかった。テストのマル付けごっこには重宝。
ロケット鉛筆... 小2のときぐらいに流行った。わりと新商品好きだったのに、
このときはあまのじゃくが顔を出し、絶対に使わないと決めていた。
シャープペンシル… 結局、私は小学校6年間を鉛筆で通した。
別に禁止されていたわけでもなかったはず。妙なところで保守派。
ボールペン... ボールペンで絵を描くのが好きだった。
使うのは家にあるキャップ付きの事務的なやつ。上手く描けている
ときにインクがドバッと出たりして絶望するも、また使うという。
万年筆... 母のを勝手に使用。ブルー系のインクで、崩し字の
真似事とかしていたけど、ペン先が引っかかってインクが出なかったり、
かすれたりして上手く書けなかった。未だに万年筆、苦手。
フェルトペン… 「かきかた」のとき、鉛筆の他に太字のこれを
使っていた。いろいろな新しいものに名前を書いたり、このペン
イコール 小学校1年生の頃、というかんじ。
マジックインキ... 先生が何色も持っていて、教室の掲示物を作るときに
大活躍していた。学校の備品という印象。小さくてコロンとした形、
「?」マークのデザインがレトロ可愛い。
蛍光ペン... 無機質で派手な発色。もらった年賀状がこのペンで
彩られているだけで心躍った。自分も嬉しがって乱用したけど、
その発色が永遠ではないと知ったのは、何年も先のことだった。
★ 消しゴム
プラスチック消しゴム … 1番消しやすく、好きだった。ケースは絶対に
可愛い絵のもの。香り付きのやつはフルーツ系が主流。カラフルで、
角切りゼリーのよう。これが食べられたら... 切実な気持ちで香りを嗅いでいた。
ラバー消しゴム… なんか、たくさん消していると逆に
紙が黒くなっていき、汚くなってしまうのが多かったような。
あと、固くなって消せなくなった(使い方の問題?)。
砂消しゴム… 小学校入学時、初めて使ったのが普通の消しゴムとこれが
一緒になったもの。なぜか砂消しの方しかなくて、わら半紙の
プリントをこれで消し、消えないわ破れるわでエライ目にあったり。
おもちゃ消しゴム… ガチャガチャで手に入れた。キン肉マンシリーズもの、
力士もの、プロレスラーものを集めていて、消しゴムを切らしたとき、これも
消しゴムなんだから消えるはず、と使ったところ、ものすごく紙が汚くなるだけだった。
★ ノート
学習ノート... 表紙は植物より動物の方が好みだった。見開きと
裏の見開きに豆知識みたいなのが載っていて、それでヒョウの種類や
各国の「父母」の言い方など、浅く広く知識を得た。
メモパッド... 実用性よりも友達などとの交換用に、サンリオ系や少女漫画系の
可愛い絵柄を選んでいた。大体、絵が幅を取っていてほとんど字を
書けなかったりしていた。学年が上がるにつれ、交換とかしなくなった。
★ ペンケース
筆箱… マグネットでカチッと閉まるやつ。何箇所開くか、それでクラス内の
序列(!?)をも左右する空気を感じた。押すと消しゴムの部屋が飛び出てきたりなど、
からくり箱的要素のあるものもあったと思う。私は最高で5箇所開くのを持っていたけど、
時すでに缶ペンケース主流時代。ただの自己満足だった。
缶ペンケース… 「缶ペン」と呼んでいた。小3、4年生ぐらになると
こっちを使い出す人が増え、多数派になっていった。私はここでまた
あまのじゃくになり、小学校を卒業するまでは筆箱を使うという信念を貫いた。
★ その他
糊… お道具箱に入れた記念すべき第1号は黄色のボトル糊。
糊の買い足しを忘れ、最後、もうカピカピしたのしか残ってないのに
なんとか指に擦り付けて使おうとしたことも多数。その後レギュラー入り
したのはチューブ糊。これもキャップを失くすなどして、よくカピらせていた。
定規… 低学年時はプラスチック定規を何かの遊びにも使っていたような?
竹定規は上の学年で買うもののひとつ。ランドセルの横あたりの位置に差し、
飛び出て見えるルックスが、縦笛が飛び出ているのと同じくらい気に入っていた。
三角定規、分度器には悲しい思い出しかない(算数が苦手)。
鉛筆削り... 家のは自動のやつで、ブウーン!と勢いよく、削りも怖いほどシャープ。
でも個人的には教室にあった手動のくるくる回すやつが好きで、せっかく父母に
買ってもらった自動のより、手回し式がよかったのに、と生意気なことを思っていた。
クリップ... 色とりどりのこれをハート型に折り曲げて、制服の胸ポケットに
挟むのがすごく流行った。1個で片思い、2個で両思い、とかだったと思う。
そんなの関係なく、いっぱい付ける子も普通にいた。
ともかく、紙は挟まずポケットに挟むことを楽しんだ。
はさみ... 上手く切れず、先生にその旨伝えると、それは右でしか切れないとのこと。
左利き用は買ってもらえず、右で練習しなあかんで、とか簡単に言う母をまずは呪った。
ボンナイフ… ある学年のとき、先生が 「昔はナイフで鉛筆を削っていた。
みんなもやってみよう」的なことを言い出し、私はシルバー・メタリックのこれで挑戦したけど、
仕上がりは超不恰好で昔の人はすごいと思った。そして長いこと、これのことをカッターと呼んでいた。
以上、ざっくり振り返ってみました。
鉛筆... 可愛い絵柄に惹かれて買ったのは、大体コーリンだった。
低学年のときは2Bが基本。「かきかた」の授業のときは三菱のユニ、
6Bだったと思う。もう、手の横が真っ黒!
家にあったのは母が使うトンボのHB。濃い緑色のやつか、上に消しゴムの
付いたからし色のやつ。2Bに慣れた私には薄く、硬い書き味に戸惑った。
ちなみにHもあった。薄過ぎて、出がらしか!?みたいな。
色鉛筆... 高橋真琴さんによる麗しの乙女が描かれたケース。またしてもコーリン。
もちろん愛用していたけど、その水面下でクーピーへの憧れも持ち続けていた。
あと、1本で赤と紺のどっちでも描けるのもあった。
なんか色合いが微妙で、自分としてはこれを色鉛筆のカテゴリーに
入れることが許せなかった。テストのマル付けごっこには重宝。
ロケット鉛筆... 小2のときぐらいに流行った。わりと新商品好きだったのに、
このときはあまのじゃくが顔を出し、絶対に使わないと決めていた。
シャープペンシル… 結局、私は小学校6年間を鉛筆で通した。
別に禁止されていたわけでもなかったはず。妙なところで保守派。
ボールペン... ボールペンで絵を描くのが好きだった。
使うのは家にあるキャップ付きの事務的なやつ。上手く描けている
ときにインクがドバッと出たりして絶望するも、また使うという。
万年筆... 母のを勝手に使用。ブルー系のインクで、崩し字の
真似事とかしていたけど、ペン先が引っかかってインクが出なかったり、
かすれたりして上手く書けなかった。未だに万年筆、苦手。
フェルトペン… 「かきかた」のとき、鉛筆の他に太字のこれを
使っていた。いろいろな新しいものに名前を書いたり、このペン
イコール 小学校1年生の頃、というかんじ。
マジックインキ... 先生が何色も持っていて、教室の掲示物を作るときに
大活躍していた。学校の備品という印象。小さくてコロンとした形、
「?」マークのデザインがレトロ可愛い。
蛍光ペン... 無機質で派手な発色。もらった年賀状がこのペンで
彩られているだけで心躍った。自分も嬉しがって乱用したけど、
その発色が永遠ではないと知ったのは、何年も先のことだった。
★ 消しゴム
プラスチック消しゴム … 1番消しやすく、好きだった。ケースは絶対に
可愛い絵のもの。香り付きのやつはフルーツ系が主流。カラフルで、
角切りゼリーのよう。これが食べられたら... 切実な気持ちで香りを嗅いでいた。
ラバー消しゴム… なんか、たくさん消していると逆に
紙が黒くなっていき、汚くなってしまうのが多かったような。
あと、固くなって消せなくなった(使い方の問題?)。
砂消しゴム… 小学校入学時、初めて使ったのが普通の消しゴムとこれが
一緒になったもの。なぜか砂消しの方しかなくて、わら半紙の
プリントをこれで消し、消えないわ破れるわでエライ目にあったり。
おもちゃ消しゴム… ガチャガチャで手に入れた。キン肉マンシリーズもの、
力士もの、プロレスラーものを集めていて、消しゴムを切らしたとき、これも
消しゴムなんだから消えるはず、と使ったところ、ものすごく紙が汚くなるだけだった。
★ ノート
学習ノート... 表紙は植物より動物の方が好みだった。見開きと
裏の見開きに豆知識みたいなのが載っていて、それでヒョウの種類や
各国の「父母」の言い方など、浅く広く知識を得た。
メモパッド... 実用性よりも友達などとの交換用に、サンリオ系や少女漫画系の
可愛い絵柄を選んでいた。大体、絵が幅を取っていてほとんど字を
書けなかったりしていた。学年が上がるにつれ、交換とかしなくなった。
★ ペンケース
筆箱… マグネットでカチッと閉まるやつ。何箇所開くか、それでクラス内の
序列(!?)をも左右する空気を感じた。押すと消しゴムの部屋が飛び出てきたりなど、
からくり箱的要素のあるものもあったと思う。私は最高で5箇所開くのを持っていたけど、
時すでに缶ペンケース主流時代。ただの自己満足だった。
缶ペンケース… 「缶ペン」と呼んでいた。小3、4年生ぐらになると
こっちを使い出す人が増え、多数派になっていった。私はここでまた
あまのじゃくになり、小学校を卒業するまでは筆箱を使うという信念を貫いた。
★ その他
糊… お道具箱に入れた記念すべき第1号は黄色のボトル糊。
糊の買い足しを忘れ、最後、もうカピカピしたのしか残ってないのに
なんとか指に擦り付けて使おうとしたことも多数。その後レギュラー入り
したのはチューブ糊。これもキャップを失くすなどして、よくカピらせていた。
定規… 低学年時はプラスチック定規を何かの遊びにも使っていたような?
竹定規は上の学年で買うもののひとつ。ランドセルの横あたりの位置に差し、
飛び出て見えるルックスが、縦笛が飛び出ているのと同じくらい気に入っていた。
三角定規、分度器には悲しい思い出しかない(算数が苦手)。
鉛筆削り... 家のは自動のやつで、ブウーン!と勢いよく、削りも怖いほどシャープ。
でも個人的には教室にあった手動のくるくる回すやつが好きで、せっかく父母に
買ってもらった自動のより、手回し式がよかったのに、と生意気なことを思っていた。
クリップ... 色とりどりのこれをハート型に折り曲げて、制服の胸ポケットに
挟むのがすごく流行った。1個で片思い、2個で両思い、とかだったと思う。
そんなの関係なく、いっぱい付ける子も普通にいた。
ともかく、紙は挟まずポケットに挟むことを楽しんだ。
はさみ... 上手く切れず、先生にその旨伝えると、それは右でしか切れないとのこと。
左利き用は買ってもらえず、右で練習しなあかんで、とか簡単に言う母をまずは呪った。
ボンナイフ… ある学年のとき、先生が 「昔はナイフで鉛筆を削っていた。
みんなもやってみよう」的なことを言い出し、私はシルバー・メタリックのこれで挑戦したけど、
仕上がりは超不恰好で昔の人はすごいと思った。そして長いこと、これのことをカッターと呼んでいた。
以上、ざっくり振り返ってみました。
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