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誘拐事件
18 クラブ
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「アハハハ。貴方たち本当に面白いわね。この……… クスッ…… 意思疎通できそうで出来てない辺りが…… クフッ……」
アイリーンは腹を抱えて笑っている。だが、ファーゼンとエリックは何を言っているのかが分からないようだ。肩をすくめている。なかなかシュールな光景だ。
実はそんなに元気なアイリーンを見るのも久しぶりだ。一昨日からずっと思い詰めていたアイリーンが心の底から笑っている。リンネルにとってそれは嬉しいことだった。
それと同時にこの者たちとの付き合いは、長くなる予感がしていた。
「あの、アイリーン様。2人の無礼をお許し下さい」
金縛りが解けたアリサが2人の頭を押さえながら謝罪した。だが、当の二人は
え、この人凄いの?
いや知らん。どこかのお嬢さんなんじゃないの?
全くもって緊張感がない……。もう終わったとアリサは頭を抱えていた。頭痛が痛いとはこういう時に言うのだろうか。
「気にしなくていいわ、アリサ。私は対等な友人が欲しかったの。だから皆で冒険者クラブに行きません?」
アリサとオルバの表情がパッと明るくなる。かなり不味いことになると予測していたからだ。だが、アイリーンは寛大であった。
「アイリ様もそうおっしゃっていることなので、私たちもご一緒させて頂けますか?」
アイリーンとリンネルの提案に4人は喜ぶ。
喜び方は三者三葉だが。
エリックとファーゼンは、冒険者クラブに行けることに目を輝かせる。
アリサは2人の無礼が許されたことに安心している。
オルバはアイリーンとお近づきになれることに喜んでいた。
本当に面白い人達ですね。フフッ。これからの生活が楽しみですわ。それに、これでエルドールも簡単には手が出せなくなったでしょう。
この学院は卒業後の進路ははまちまちである。その為この学院は、進路に合わせた様々なクラブ活動を行っている。
〈 魔導騎士クラブ〉〈 聖騎士クラブ〉 〈 魔導研究クラブ〉〈 冒険者クラブ〉 〈 社交会クラブ〉〈 商業クラブ〉
など様々である。
だが、大概の者は帝国に従事するためのクラブを選ぶ。公務員扱いで、安定した生活が約束されるからだ。そしてこの学院の卒業生はエリートなので、出世コースまっしぐらだ。だから、冒険者へとなるものは少数派である。だからこそ特典もあるのだが。
結果、この6人で行動することになった。他にも共に行動したがっている者は多かったが、話しかけては来なかった。やはり、こちらが大多数なのだろう。間違っているのは明らかにエリックたちだ。
しかし不思議と打ち解けていた。
「凄いな、貴方たちは畏れ多いとか思わなかったの?」
「え、何が?」
「だって、アイリと呼んでくれって言ったじゃん。ちなみにアイリはどれ位偉い人なの?」
「それよりさファーゼン~、腹減ったよ。なんか食べようぜ」
頭痛い………。なんでレベッカ先生のお願いを聞いてしまったのかしら。もしかして私がおかしいの?
「いや、アリサ。多分僕らはおかしくないよ……。ハハ」
オルバが自笑ぎみに答える。オルバが壊れてしまった。ハハハと斜め下を見てずっと笑っている。
いつもはエリックが先に話して、それにファーゼンが賛同することが多かった。その為、ファーゼンはエリックに合わせているだけで、実は常識人なのではないか。という希望的観測は間違いだったようだ。
この集団は冒険者クラブへと足を運ぶ。
だが、それを妬ましく思う者は多い。
エルドールやゾルゲもその1人だ。
(チッ、尽く邪魔をしおって。まぁよい、計画には差し支えないだろう)
(この伯爵家のゾルゲ様を差し置いて、何様のつもりだ。この私の申し出を何度も断っておいて、あのような下賎な輩と)
「いらっしゃーーい! ようこそ冒険者…… ク…… ラブへ………」
関係してくれた冒険者クラブの先輩はしきりに目を擦っている。
そこにどうしたのかと3年生の先輩姿を現す。
「こ、これはアイリーン様。私はニードル辺境伯家のコーナーと申します。以後お見知り置きを。それで、どうしてこのような所に?てっきり社交会クラブの方に赴くかと……」
「貴方はニードル辺境伯家ですか。えぇ、覚えておきましょう」
これが貴族同士の交流だ。ニードルの手振りや足運びも非常に優雅で、アリサ達は見惚れてしまった。まぁ~例外はいるのだ。
「どうも! エリックです。ニードル先輩、よろしくお願いします」
「俺はファーゼンです、よろしくお願いします」
だが、ここで初めて気付いた。エリックとファーゼンがいるお陰で、スムーズに事が運び、円滑な交流が出来ていることに。
2人がいなければ、ニードルとアイリーンの貴族特有の政治的交流で今日1日が終わっていたであろう。
だが2人のお陰でニードルはこのクラブの説明をする事が出来た。
もしかして、わざとその様な態度を取っていたのではないかとアリサとオルバは思った。その証拠にエリックが親指を立ててこちらに笑いかけてくる。
「この肉うめぇ! オークの干し肉だって」
あ、違う………。本当にアホなんだ………。
この瞬間、オルバとアリサは4人についていけなくなった。
「そうでしょう。オークは厄介なモンスターですが、味は悪くありませんからね」
ニードルは果実水を飲み、一呼吸置くと話を続ける。
「それで、このクラブで卒業をすると冒険者でCランクの資格を得ることができます」
Cランク、それはこの世界の冒険者のグレードを示すランクの一つで、位的にはベテランに属する。冒険者のランクは次のようになる。
SSランク/伝説的な英雄がここに属する。現在、1人もいない。
Sランク /軍でいう戦略級、1人で国の行く末を左右できる。
Aランク/戦術級相当。1人で一個大隊レベル。
Bランク/大体のモンスターは1人で狩ることが出来る。
Cランク/一般的にはベテランに属する。平均的な冒険者の限界ラインだ。
Dランク/戦闘力とともに知識が優秀と認められたと同義。
Eランク/戦闘力が認められた冒険者の証
Fランク/登録したばかりの冒険者
それでCランクに達するに平均的な年齢は30歳。そしてCランクまま40歳を迎え、引退する。それが一般的なんだそうだ。
だが、このクラブを卒業するとCランクの資格が得られる。そして、Cランクの平均収入は一月に金貨10枚。それは一般家庭の10倍の収入。だが、この職業は引退が早いので、冒険者を辞めたに蓄えがないと困るのだとか。
このクラブを卒業すればその様なことにはならないのだとか。
ちなみにこの世界の常識としては、部活の引退は存在しない。何故なら部活動がそのまま就職活動に繋がるためだ。その為、学院の引退と同時に部活の引退を向かえる。
「お分かり頂けたでしょうか?」
「ええ、問題ないわ」
「それでは体験入部ということで、一つお題を出してみようと思うのですが、よろしいですか?」
ニードルの提案に皆が頷く。
「では説明しますね。ええと、冒険者としては当たり前の依頼の1つである、護衛依頼についてです」
ニードルの他の部員が、タイミングを見計らって擬似の依頼表を持ってくる。
「このメンバーで依頼を受けると仮定して下さい。その時に必要な持ち物と、注意すべきこと答えて貰います。制限時間は、そうですね~40分でお願いします」
「依頼についての説明は……」
アリサが存在感を示そうと頑張って発言してみるが、
「それも試験のうちなのでしょう」
「さすがはアイリーン様です」
「ニードル先輩、それじゃ~あそこの個室を使わせて下さい」
エリックの要望にニードル頷く。
「それでは試験を始めます。どうぞ、ご自由にお使い下さい」
アイリーンが代表してお礼を言うと部屋に入っていった。
「ニードル先輩~。私心臓止まるかと思いました~」
歓迎していた女の先輩だ。この生徒だけではない、ここにいた者達は緊張が解ける。
アイリーンは腹を抱えて笑っている。だが、ファーゼンとエリックは何を言っているのかが分からないようだ。肩をすくめている。なかなかシュールな光景だ。
実はそんなに元気なアイリーンを見るのも久しぶりだ。一昨日からずっと思い詰めていたアイリーンが心の底から笑っている。リンネルにとってそれは嬉しいことだった。
それと同時にこの者たちとの付き合いは、長くなる予感がしていた。
「あの、アイリーン様。2人の無礼をお許し下さい」
金縛りが解けたアリサが2人の頭を押さえながら謝罪した。だが、当の二人は
え、この人凄いの?
いや知らん。どこかのお嬢さんなんじゃないの?
全くもって緊張感がない……。もう終わったとアリサは頭を抱えていた。頭痛が痛いとはこういう時に言うのだろうか。
「気にしなくていいわ、アリサ。私は対等な友人が欲しかったの。だから皆で冒険者クラブに行きません?」
アリサとオルバの表情がパッと明るくなる。かなり不味いことになると予測していたからだ。だが、アイリーンは寛大であった。
「アイリ様もそうおっしゃっていることなので、私たちもご一緒させて頂けますか?」
アイリーンとリンネルの提案に4人は喜ぶ。
喜び方は三者三葉だが。
エリックとファーゼンは、冒険者クラブに行けることに目を輝かせる。
アリサは2人の無礼が許されたことに安心している。
オルバはアイリーンとお近づきになれることに喜んでいた。
本当に面白い人達ですね。フフッ。これからの生活が楽しみですわ。それに、これでエルドールも簡単には手が出せなくなったでしょう。
この学院は卒業後の進路ははまちまちである。その為この学院は、進路に合わせた様々なクラブ活動を行っている。
〈 魔導騎士クラブ〉〈 聖騎士クラブ〉 〈 魔導研究クラブ〉〈 冒険者クラブ〉 〈 社交会クラブ〉〈 商業クラブ〉
など様々である。
だが、大概の者は帝国に従事するためのクラブを選ぶ。公務員扱いで、安定した生活が約束されるからだ。そしてこの学院の卒業生はエリートなので、出世コースまっしぐらだ。だから、冒険者へとなるものは少数派である。だからこそ特典もあるのだが。
結果、この6人で行動することになった。他にも共に行動したがっている者は多かったが、話しかけては来なかった。やはり、こちらが大多数なのだろう。間違っているのは明らかにエリックたちだ。
しかし不思議と打ち解けていた。
「凄いな、貴方たちは畏れ多いとか思わなかったの?」
「え、何が?」
「だって、アイリと呼んでくれって言ったじゃん。ちなみにアイリはどれ位偉い人なの?」
「それよりさファーゼン~、腹減ったよ。なんか食べようぜ」
頭痛い………。なんでレベッカ先生のお願いを聞いてしまったのかしら。もしかして私がおかしいの?
「いや、アリサ。多分僕らはおかしくないよ……。ハハ」
オルバが自笑ぎみに答える。オルバが壊れてしまった。ハハハと斜め下を見てずっと笑っている。
いつもはエリックが先に話して、それにファーゼンが賛同することが多かった。その為、ファーゼンはエリックに合わせているだけで、実は常識人なのではないか。という希望的観測は間違いだったようだ。
この集団は冒険者クラブへと足を運ぶ。
だが、それを妬ましく思う者は多い。
エルドールやゾルゲもその1人だ。
(チッ、尽く邪魔をしおって。まぁよい、計画には差し支えないだろう)
(この伯爵家のゾルゲ様を差し置いて、何様のつもりだ。この私の申し出を何度も断っておいて、あのような下賎な輩と)
「いらっしゃーーい! ようこそ冒険者…… ク…… ラブへ………」
関係してくれた冒険者クラブの先輩はしきりに目を擦っている。
そこにどうしたのかと3年生の先輩姿を現す。
「こ、これはアイリーン様。私はニードル辺境伯家のコーナーと申します。以後お見知り置きを。それで、どうしてこのような所に?てっきり社交会クラブの方に赴くかと……」
「貴方はニードル辺境伯家ですか。えぇ、覚えておきましょう」
これが貴族同士の交流だ。ニードルの手振りや足運びも非常に優雅で、アリサ達は見惚れてしまった。まぁ~例外はいるのだ。
「どうも! エリックです。ニードル先輩、よろしくお願いします」
「俺はファーゼンです、よろしくお願いします」
だが、ここで初めて気付いた。エリックとファーゼンがいるお陰で、スムーズに事が運び、円滑な交流が出来ていることに。
2人がいなければ、ニードルとアイリーンの貴族特有の政治的交流で今日1日が終わっていたであろう。
だが2人のお陰でニードルはこのクラブの説明をする事が出来た。
もしかして、わざとその様な態度を取っていたのではないかとアリサとオルバは思った。その証拠にエリックが親指を立ててこちらに笑いかけてくる。
「この肉うめぇ! オークの干し肉だって」
あ、違う………。本当にアホなんだ………。
この瞬間、オルバとアリサは4人についていけなくなった。
「そうでしょう。オークは厄介なモンスターですが、味は悪くありませんからね」
ニードルは果実水を飲み、一呼吸置くと話を続ける。
「それで、このクラブで卒業をすると冒険者でCランクの資格を得ることができます」
Cランク、それはこの世界の冒険者のグレードを示すランクの一つで、位的にはベテランに属する。冒険者のランクは次のようになる。
SSランク/伝説的な英雄がここに属する。現在、1人もいない。
Sランク /軍でいう戦略級、1人で国の行く末を左右できる。
Aランク/戦術級相当。1人で一個大隊レベル。
Bランク/大体のモンスターは1人で狩ることが出来る。
Cランク/一般的にはベテランに属する。平均的な冒険者の限界ラインだ。
Dランク/戦闘力とともに知識が優秀と認められたと同義。
Eランク/戦闘力が認められた冒険者の証
Fランク/登録したばかりの冒険者
それでCランクに達するに平均的な年齢は30歳。そしてCランクまま40歳を迎え、引退する。それが一般的なんだそうだ。
だが、このクラブを卒業するとCランクの資格が得られる。そして、Cランクの平均収入は一月に金貨10枚。それは一般家庭の10倍の収入。だが、この職業は引退が早いので、冒険者を辞めたに蓄えがないと困るのだとか。
このクラブを卒業すればその様なことにはならないのだとか。
ちなみにこの世界の常識としては、部活の引退は存在しない。何故なら部活動がそのまま就職活動に繋がるためだ。その為、学院の引退と同時に部活の引退を向かえる。
「お分かり頂けたでしょうか?」
「ええ、問題ないわ」
「それでは体験入部ということで、一つお題を出してみようと思うのですが、よろしいですか?」
ニードルの提案に皆が頷く。
「では説明しますね。ええと、冒険者としては当たり前の依頼の1つである、護衛依頼についてです」
ニードルの他の部員が、タイミングを見計らって擬似の依頼表を持ってくる。
「このメンバーで依頼を受けると仮定して下さい。その時に必要な持ち物と、注意すべきこと答えて貰います。制限時間は、そうですね~40分でお願いします」
「依頼についての説明は……」
アリサが存在感を示そうと頑張って発言してみるが、
「それも試験のうちなのでしょう」
「さすがはアイリーン様です」
「ニードル先輩、それじゃ~あそこの個室を使わせて下さい」
エリックの要望にニードル頷く。
「それでは試験を始めます。どうぞ、ご自由にお使い下さい」
アイリーンが代表してお礼を言うと部屋に入っていった。
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