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11:メデューサの岩窟とペガサスと
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「は、離せっ!!」
全身全霊で抵抗したくとも。宙に浮いて、柱に上半身が固定された状態では激しくは動けない。落ちるわけにもいかない。その為す術のない身体に、
「うあぁっ!!」
グニッと容赦なく中指が差しこまれた。
「や、やめろっ!!」
邪気をまとった長い爪が柔らかい肉を抉ってくる。
「いっつぅ!! くぅうっ!! いやだっ!! よ、よせっ!!」
「あぁ・・・なんだ。もう既に濡れてるじゃないか・・・ここに来る前に、そいつとやったのか? フッ、この淫売め」
「いやだっ!! 離せっ!! あぁっ!!」
猛烈な痛みと不快感に襲われる。だが、荒々しく、ぐりゅぐりゅと掻き混ぜられて。蛇の化身である、メデューサの持つ邪淫の気が指先から流れこんできた。
「ッ!!」
途端に、ゾクゾクッとした疼きが発生して。息を大きくのんだ。
(なん・・・だ・・・これ・・・)
と感じたのも束の間、じゅわんっと熱が全身に広がった。
「ハアァァーッ!!」
「フッ・・・この好き者め。ほら、言うんだ。誰にかわいがられているんだ? お前の連れは誰だ、言え!!」
指先から、淫靡な気をブワンッと注がれて。ビクンッと身体が跳ね上がった。
「ハアァッ!! アァッ!! ンンッ!!」
呼吸が乱れ、思考が真っ白になる。秘部が荒れ狂ったように熱くてたまらない。強烈な淫蕩の気に、あっという間に犯された。
「いやだっ!! やぁあっ!! アァッ!! アァッ!!」
淫らな状態にさせられたくなんかない。けれども――指が増やされ、二本で淫猥に広げられ、前後に激しく上下され、心とは裏腹にググッと前で性が勃ち上がる。
「おやおや、オスの肉の棒がここに欲しくて、欲しくて、そんなにも欲しくてたまらないか。だらしのない身体よ・・・これだから、オメガは」
吐き捨てるように言われながら、弄られて。ぐちゅっぐちゅっと立つ濡れた音は。間違いなく、愛液を垂らし始めている証だ。
「いやだぁ!! やだぁ!! アトラス!! アトラスーーッ!!」
愛しい男の名前を必死に叫ぶ。この身体はアトラスのモノなのだ。触られたくない。こんなことは許したくない。助けて欲しい。
「アトラス? どこの誰のことだ? まぁ、いい。望み通り、挿れてやろう」
ガシャッ・・・とメデューサが腰に巻いていた装身具を外し、ドサッと床に落とした。
「アトラスとやらが来た時には、よがり狂っているお前を見せてやる・・・フフフ」
と左右に二つある、蛇の大きな半陰茎を露わにした。その時――
「オレはもういるぞ、メデューサ・・・」
と低く凜とした声がその場に響き渡った。
全身全霊で抵抗したくとも。宙に浮いて、柱に上半身が固定された状態では激しくは動けない。落ちるわけにもいかない。その為す術のない身体に、
「うあぁっ!!」
グニッと容赦なく中指が差しこまれた。
「や、やめろっ!!」
邪気をまとった長い爪が柔らかい肉を抉ってくる。
「いっつぅ!! くぅうっ!! いやだっ!! よ、よせっ!!」
「あぁ・・・なんだ。もう既に濡れてるじゃないか・・・ここに来る前に、そいつとやったのか? フッ、この淫売め」
「いやだっ!! 離せっ!! あぁっ!!」
猛烈な痛みと不快感に襲われる。だが、荒々しく、ぐりゅぐりゅと掻き混ぜられて。蛇の化身である、メデューサの持つ邪淫の気が指先から流れこんできた。
「ッ!!」
途端に、ゾクゾクッとした疼きが発生して。息を大きくのんだ。
(なん・・・だ・・・これ・・・)
と感じたのも束の間、じゅわんっと熱が全身に広がった。
「ハアァァーッ!!」
「フッ・・・この好き者め。ほら、言うんだ。誰にかわいがられているんだ? お前の連れは誰だ、言え!!」
指先から、淫靡な気をブワンッと注がれて。ビクンッと身体が跳ね上がった。
「ハアァッ!! アァッ!! ンンッ!!」
呼吸が乱れ、思考が真っ白になる。秘部が荒れ狂ったように熱くてたまらない。強烈な淫蕩の気に、あっという間に犯された。
「いやだっ!! やぁあっ!! アァッ!! アァッ!!」
淫らな状態にさせられたくなんかない。けれども――指が増やされ、二本で淫猥に広げられ、前後に激しく上下され、心とは裏腹にググッと前で性が勃ち上がる。
「おやおや、オスの肉の棒がここに欲しくて、欲しくて、そんなにも欲しくてたまらないか。だらしのない身体よ・・・これだから、オメガは」
吐き捨てるように言われながら、弄られて。ぐちゅっぐちゅっと立つ濡れた音は。間違いなく、愛液を垂らし始めている証だ。
「いやだぁ!! やだぁ!! アトラス!! アトラスーーッ!!」
愛しい男の名前を必死に叫ぶ。この身体はアトラスのモノなのだ。触られたくない。こんなことは許したくない。助けて欲しい。
「アトラス? どこの誰のことだ? まぁ、いい。望み通り、挿れてやろう」
ガシャッ・・・とメデューサが腰に巻いていた装身具を外し、ドサッと床に落とした。
「アトラスとやらが来た時には、よがり狂っているお前を見せてやる・・・フフフ」
と左右に二つある、蛇の大きな半陰茎を露わにした。その時――
「オレはもういるぞ、メデューサ・・・」
と低く凜とした声がその場に響き渡った。
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