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28 怖い
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商店区画は普通に商店街になってるな。
肉屋、八百屋、服屋、雑貨屋、薬屋、酒屋、何かわからん謎屋……
ちなみにスミスさん所は、住宅街の方にある。
ちょっとお高いお店は住宅街の方にゴツンと集まっているのだ。
まぁ、商店区画の店は庶民寄りって感じだな。
下町って感じかな?
凄くデカい街でも無いんだが、それなりに身分がある人間もたくさんいる様な感じだな。
店が分かれてるって事はそう言う事だろ。
とりあえずの買い物は全部、庶民店のみだな。
明らかに値段が違うからな。
品物も違うが、別に形が悪かろうが多少大味だろうが、食える物であれば何とかなるもんだ。
……大ハズレさえ引かなければ何とかなるだろうさ。
さて。
まず目につくのは……八百屋だな。
パッと見て何軒かあるが……
買って行く人の割合も変わらなそうだ。
ならば品揃え。
1軒ずつ見て行くか。
手前の所は急ぎで買いに来る客が多い様子。
1番近いからだろうな。
品揃えは普通だろうか?
可もなく不可もなく……だろうか?
知っている野菜が多いな。
名前も聞こえる範囲で同じ様子。
豆類とトマト、いもが多い印象だ。
主食に近いからだろうか?
次の店はキャベツやナス、いもが多いな。
近場の店と丸っと被らない様にしつつ、長持ちするいもはストックしてあるのか?
そこんところが良くわからんが。
ザッと見て、明らかに質の悪い物が置いてある訳でもなく、品揃えの偏りも無さそうだな。
しかも、見覚えがあるものばかりだ。
安心するわ。
きゅうり、トマトをそれぞれの店で購入。
肉屋も同じ感じだったので、ササミを購入。
あっ……調味料の事忘れてたな……
どこで売ってるんだ?
雑貨屋か?
薬屋か?
『※その認識でOKです』
薬屋か……
そう言えば、ルマん所は薬屋に分類されるのか?
……錬金術屋とか?
……錬金とか?
『※その認識でOKです』
そっか……ただの錬金でいいのか……常識外れの会話するの怖いから、下手に知ったかぶりしない方がいいな。
薬屋を覗きながら、材料を売ってる所にあたりをつけ、塩、ジンジャー、レッドペッパー、ゴマを購入。
【鑑定】を発動させてワインビネガーは発見できたが、醤油や芝麻醬は見つける事が出来なかった。
この世界には無いのか?
……あるけど、ここには無いのか?
『※その認識でOKです』
あるのか……良かった。
珍しい物なのか?
『※その認識(プツッ)』
半分珍しい?
『※その認識でOKです』
あっ、目茶苦茶高いのか?
『※その認識でOKです』
やっぱり、辺境とか流通の難しい所で作ってるのか?
『※その認識(プツッ)』
半分珍しい……半分流通が難しいし高い……まさか罠か?
『※その認識(プツッ)』
半分罠?!
了解。
いや、なんとなくわかったわ。
ちょっと珍しくて高いけど、異世界人からの知識だな?
『※その認識でOKです』
んで、それを求めると疑われるってヤツだな?
『※その認識でOKです』
でも、使ってるヤツらもいると。
『※その認識でOKです』
うんうん。
旨いからな。
……日本人なら、まず味噌・醤油が絶対欲しくなるからなぁ。
何としても手に入れたくなるわ。
やべぇ罠仕掛けてやがる。
恐ろしいな……異世界。
怖い怖い。
酒屋に寄って、赤白ワインとエールを購入。
面白い酒は無いか聞いてみたが、ワインとエール位だったな。
たまに変わった酒が入るらしいから、定期的に来る事にしよう。
日本酒とかあれば欲しい所だが、あってもどうせ罠だろ?
けども、普通の酒好きをアピールしとけば手に入れても、疑い半分だ。
勿論、半分は調味料目的だが、半分は普通に楽しむ為だし。
酒が好きな事に嘘はない。
「キナコ、ゴメンな。前程の料理が出来なさそうなんだ。手に入らない物があってな?」
「にゃん」
「大丈夫か?」
「にゃん!にゃっにゃっにゃん!」
「そっか……一緒に色々試そうな」
「にゃんっ!」
ハッキリ言って、キナコが何て話しているかは分からない。
けどな。
多分、一緒に食べるって事が大事だって言っている様な気がしてな。
きっと間違いではないと思うんだ。
また一緒にいられる。
今度は食べ物も一緒だ。
嬉しいな。
「けど、酒は大人にならんとダメだぞ?」
「ぐるるっ?!」
なっ?!
飲む気満々だったのかっ?!
たまにジッと見てたから、一応釘刺しておいて良かったわっ!
「子供が酒飲んだら、大きくなれないんだぞ?ダメだぞ?」
「ぐっ……にゃぐる……」
渋々わかったって所か……
要注意だな。
肉屋、八百屋、服屋、雑貨屋、薬屋、酒屋、何かわからん謎屋……
ちなみにスミスさん所は、住宅街の方にある。
ちょっとお高いお店は住宅街の方にゴツンと集まっているのだ。
まぁ、商店区画の店は庶民寄りって感じだな。
下町って感じかな?
凄くデカい街でも無いんだが、それなりに身分がある人間もたくさんいる様な感じだな。
店が分かれてるって事はそう言う事だろ。
とりあえずの買い物は全部、庶民店のみだな。
明らかに値段が違うからな。
品物も違うが、別に形が悪かろうが多少大味だろうが、食える物であれば何とかなるもんだ。
……大ハズレさえ引かなければ何とかなるだろうさ。
さて。
まず目につくのは……八百屋だな。
パッと見て何軒かあるが……
買って行く人の割合も変わらなそうだ。
ならば品揃え。
1軒ずつ見て行くか。
手前の所は急ぎで買いに来る客が多い様子。
1番近いからだろうな。
品揃えは普通だろうか?
可もなく不可もなく……だろうか?
知っている野菜が多いな。
名前も聞こえる範囲で同じ様子。
豆類とトマト、いもが多い印象だ。
主食に近いからだろうか?
次の店はキャベツやナス、いもが多いな。
近場の店と丸っと被らない様にしつつ、長持ちするいもはストックしてあるのか?
そこんところが良くわからんが。
ザッと見て、明らかに質の悪い物が置いてある訳でもなく、品揃えの偏りも無さそうだな。
しかも、見覚えがあるものばかりだ。
安心するわ。
きゅうり、トマトをそれぞれの店で購入。
肉屋も同じ感じだったので、ササミを購入。
あっ……調味料の事忘れてたな……
どこで売ってるんだ?
雑貨屋か?
薬屋か?
『※その認識でOKです』
薬屋か……
そう言えば、ルマん所は薬屋に分類されるのか?
……錬金術屋とか?
……錬金とか?
『※その認識でOKです』
そっか……ただの錬金でいいのか……常識外れの会話するの怖いから、下手に知ったかぶりしない方がいいな。
薬屋を覗きながら、材料を売ってる所にあたりをつけ、塩、ジンジャー、レッドペッパー、ゴマを購入。
【鑑定】を発動させてワインビネガーは発見できたが、醤油や芝麻醬は見つける事が出来なかった。
この世界には無いのか?
……あるけど、ここには無いのか?
『※その認識でOKです』
あるのか……良かった。
珍しい物なのか?
『※その認識(プツッ)』
半分珍しい?
『※その認識でOKです』
あっ、目茶苦茶高いのか?
『※その認識でOKです』
やっぱり、辺境とか流通の難しい所で作ってるのか?
『※その認識(プツッ)』
半分珍しい……半分流通が難しいし高い……まさか罠か?
『※その認識(プツッ)』
半分罠?!
了解。
いや、なんとなくわかったわ。
ちょっと珍しくて高いけど、異世界人からの知識だな?
『※その認識でOKです』
んで、それを求めると疑われるってヤツだな?
『※その認識でOKです』
でも、使ってるヤツらもいると。
『※その認識でOKです』
うんうん。
旨いからな。
……日本人なら、まず味噌・醤油が絶対欲しくなるからなぁ。
何としても手に入れたくなるわ。
やべぇ罠仕掛けてやがる。
恐ろしいな……異世界。
怖い怖い。
酒屋に寄って、赤白ワインとエールを購入。
面白い酒は無いか聞いてみたが、ワインとエール位だったな。
たまに変わった酒が入るらしいから、定期的に来る事にしよう。
日本酒とかあれば欲しい所だが、あってもどうせ罠だろ?
けども、普通の酒好きをアピールしとけば手に入れても、疑い半分だ。
勿論、半分は調味料目的だが、半分は普通に楽しむ為だし。
酒が好きな事に嘘はない。
「キナコ、ゴメンな。前程の料理が出来なさそうなんだ。手に入らない物があってな?」
「にゃん」
「大丈夫か?」
「にゃん!にゃっにゃっにゃん!」
「そっか……一緒に色々試そうな」
「にゃんっ!」
ハッキリ言って、キナコが何て話しているかは分からない。
けどな。
多分、一緒に食べるって事が大事だって言っている様な気がしてな。
きっと間違いではないと思うんだ。
また一緒にいられる。
今度は食べ物も一緒だ。
嬉しいな。
「けど、酒は大人にならんとダメだぞ?」
「ぐるるっ?!」
なっ?!
飲む気満々だったのかっ?!
たまにジッと見てたから、一応釘刺しておいて良かったわっ!
「子供が酒飲んだら、大きくなれないんだぞ?ダメだぞ?」
「ぐっ……にゃぐる……」
渋々わかったって所か……
要注意だな。
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