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玉部さんはビールを飲み、僕は柿の種を消化していた。夜が更けていく、時折忘れた頃に犬の遠吠えが聞こえる。僕は授業の勉強を始めていた。そんな僕を玉部は飽きたのか、横になっていた。疲れたのか背中を丸くしている。海老みたいなそれを僕は毛布をかけた。冬である。暖房がついていてもやはり寒い。今年は例年よりも冷えて、雪はまだ降っていない。
「クリスマスだよな」
クリスマスにはテストやレポートがある。短い冬休みがある。
「ん。なんだよ」
「なんでもありません」
あっそうと玉部さんは言って眠っていた。僕はシャーペンに単語を書いている。テキストに使われる単語をまとめる。明日は単語テストなのだ。大学生になったら単語テストはないと思ったが、安易な想像である。テストはちゃんと存在する。レポートも書かなければならない。意外とやることはある。
「はあ」
単語帳を見直して、パソコンを起動させる。今度はレポートを書いていく。ノートを見て、自分の考えたことのメモを見る。参考になる文献を読む。使えないのは僕の頭だとはっきりと思う。苦しいときである。
「おー、俺もやらなきゃな」
玉部先輩はそう言って起き上がった。うーんと体を伸ばしている。肩がこったのか「いてえ」とつぶやいていた。
「邪魔して悪かった」
「いえ」
「気になるんだよな。おまえ」
「?」
「ふらふら変なところに行くなよ」
そう言って空き缶も片付けずに、柿の種だけ残して玉部先輩は自分の部屋へ戻った。暖かい部屋には柿の種の刺激臭が漂っていた。僕はパソコンをつけたまま、玉部先輩が言ったことの真意を考えそうになっていた。
「ふらふらしているつもりはないんだけど」
そう言ったまま、僕は参考資料を見つけようとした。
春の嵐、春は桜の季節。桜の花びらが道路に落ちていく。風が強く舞い上がっていく。天を見上げれば、枝には桜の木。桜を見ながら歩いている僕はぼんやりと人が集まる校舎をみていた。高校生のときの僕には、ただのその光景はちょっとだけ、鬱陶しい。桜を見ているけど、なんとなく苦しかった。人がキライなんだとようやく気がついた。
「夢か」
目覚めて見ると気分はあまりよくない。天井には灯りが見えている。狭い部屋でベッドで眠っていたようだ。昨日の柿の種がテーブルに残っている。ぼんやりと気配を探る。実家にいたとき猫と一緒に眠っていたから、そんな癖が残っていた。窓のカーテンを開ければ、綿の花をつめたような雲が広がっている。灰色の空に仕上げたそれは憂鬱だ。僕は一気に気分が落ち込む。桜はきれいだった。人間キライを意識したことはない。そんなことを考えながら、歯を磨く。ミントの歯磨き粉が頭を重くするような気持ちを小さくするようだった。
「……曇りか。洗濯物は部屋干しと」
アプリで天気予報を見れば傘マークである。面倒くさい気持ちが蓄積する。単位は落としたくない。なのでサボらずに、準備する。朝食を簡単に作り、着替えて、髪型を整える。はああと大きなあくびをして洗濯物を部屋干しする。湿気た匂いが部屋に充満する。
食器を洗って、あくびを再びして、階段を降りていく。ふらふらすんなという玉部さんの言葉を思い出していた。
「拓磨ちゃん。機嫌悪い?」
真澄ちゃんと会った。ちょうど学校のコンビニで、真澄ちゃんはけばけばしい化粧をしているから目立つ。つけまつげが黒い。唇のルージュは赤い。
「悪くないけど」
「真澄ちゃん。おはよう」
梨田さんが後ろから来るのだ。僕自身面白くない気分だ。またあの夜に会いに行こうなんて言われたいやだった。それなのに、真澄ちゃんは「また夜にみんなで会いに来る」と言い出す。僕は露骨にいやそうな顔をした。
「なんでいやなんだよ。俺の隣がいやなのかよ」
自意識過剰なことを言い出すので「そんなんじゃないです」と僕はサラダを選ぶ。
「じゃあ。真澄ちゃんか」
真澄ちゃんがなによそれを叫ぶ。梨田が僕の背後から抱きついてくる。スキンシップの激しい人だなと僕は思った。振り返るとなんとなく夜に雰囲気が似た顔がある。僕は前を向いた。
「離れてください。ただでさえ真澄ちゃんによってあらぬ疑いを持たれているので」
「真澄ちゃん、何かしたか」
「あら、ちっともわからないわ」
「真澄ちゃんに気があるから小説のモデルを断っているという話は?」
「真澄ちゃん、小説を書いているの。読ませてよ」
「あら。私の、崇高なる小説を読みたいの」
「いいです。やっぱり」
「そんな、あんたに、はい。崇高なる私の小説」
文庫本サイズ、そんなに厚みのない本だった。赤い森に女の子がいるデザイン。ちょっとだけホラーを連想させる。
「汚さないでよ。これ見本だから」
「なんで僕に」
「簡単でしょ。あんたをモデルにしたいから」
「正直わからない」
「読んでみろよ。それから決めてもいいじゃんか」
梨田さんが優しい声で言った。それはまるで小さい子に言い聞かせるみたいに、聞こえていた。いつもなら、感情を表す僕はじっと本を見つめていた。真澄ちゃんは本を差し出す。僕は受け取った。まるで魔法にかかったように。
「じゃあ。決めて。ううん。別にいいわ。読者になってくれるなら」
「買わない」
「そう」
真澄ちゃんは笑っていた。微笑んでいたのかもしれない。だから途方に暮れた。作品を読まなければならない。少女の話を。
「じゃあ。また夜に会いましょう。今度こそ話す。ガツンと伝えるんでしょう。圭介ちゃん」
「考えみたが、いうことがない」
「はあ?」
「たまに俺目当てじゃなくて、夜の目当てでも来るじゃん」
「わかるの」
「まあ。おいしい思いはさせてもらっているから別にいいかな」
「最低」
「それに何を言ったらいいのかわからない。あんたのせいで彼女と出会って別れましたとか」
「それを言え。それを」
「そんなの。俺が原因かもなー。悟ってしまった」
「悟るな」
キーッと真澄ちゃんだけが怒り心頭だった。多分真澄ちゃんは梨田さんと夜がケンカになるのを楽しみにしていたのではないかと僕は感じた。梨田さんもそこに気がついたのか、まあまあとなだめている。
「コンビニで話すことじゃないな」
そうして、僕らはコンビニを出て行く。真澄ちゃんはあからさまに機嫌が悪い。真澄ちゃんの顔を見ながら「まあ。仕方がないね」と僕は言った。
「でも夜には会ってみたいな。話をしてみたい。どんな奴だろう」
「そんな期待するような人間じゃないですよ」
僕がいう。それで梨田さんはクスリと笑った。何が面白いのか僕にはわからなかった。ただ、梨田さんは肩をポンポンと叩いた。まるでわかるよと言いたげな叩き方だった。僕は空を見上げた。ビルの中には掲示板を見ている人達がいた。梨田も見ている。
「あっ。休講だ」
梨田さんは困ったなとつぶやいた。スマホで遊んでいるかとつぶやいた。
そうして掲示板を見つめている梨田さんがいた。僕も掲示板を見ていた。講義に休講やアルバイト紹介を見ていた。アルバイトは検定の試験官の募集などがあった。しばらく僕ら掲示板を見ていた。
「それにしても」
「あっ、真澄ちゃんはどこに行ったのか知っている」
「知りませんよ」
真澄ちゃんに連絡先を知っているので真澄ちゃんのSNSに呼ぶ。既読されたが、無視された。今度はメールを送る。
『なによ。用?』
電話をかけると不機嫌そうな真澄ちゃんの声が聞こえた。真澄ちゃんの声が刺々しい。悔しい気持ちが染み出ているようだ。
「急に消えない。授業はどうする」
『出るわよ。絶対にあんたをモデルにしてやるからね』
プッと電話は切れた。僕と真澄ちゃんはどうやら切っても切れない関係になったようだ。真澄ちゃんの声は聞こえてこないのか、梨田さんがぼんやりしながら「どうだった」と尋ねてくる。
「絶対僕をモデルにするって」
梨田さんは気の毒そうに僕を見つめていた。誰のせいだよと僕は言いたくてたまらなくなった。梨田さんについてそれ以上言わなかった。
寒空には、今にも立ち込める雲から一つ、一つ雨が降ってきた。僕は慌てて傘を差していたが、梨田さんは駆け出した。僕はついでについていく。
「傘買わないと」
「ではさよなら」
おおいと梨田さんの声が聞こえてくるが、僕は授業の方が大切なので無視していく。建物の中に入って、傘を閉じて、目的の教室に向かった。
『どうして。無視した』
『面倒だからです』
『かわいくねえな』
『かわいくないです』
『うわっ。開き直った』
『レポートがあるので』
『おおい』
梨田さんとSNSで軽口を叩いたが、こっちにはレポートの山がある。資料を読んだり、文献を漁らなければならないのだ。図書館で調べていた。インターネットで調べればいいが、インターネットの情報は信憑性が薄いし、専門的な知識には欠けているのでやはり本に行き着く。みんな考えることは一緒でごっそりと文献が抜けている。しらみつぶしに読んでいた。使えそうなところを速読というかなんというか読んでいく。
「それにしても。真澄ちゃんには困ったな」
そうつぶやいていると隣にいた戸井田は、はあとつぶやいた。
「まあね」
「付き合えよ」
「有り得ないから」
強めに僕は言った。
「クリスマスだよな」
クリスマスにはテストやレポートがある。短い冬休みがある。
「ん。なんだよ」
「なんでもありません」
あっそうと玉部さんは言って眠っていた。僕はシャーペンに単語を書いている。テキストに使われる単語をまとめる。明日は単語テストなのだ。大学生になったら単語テストはないと思ったが、安易な想像である。テストはちゃんと存在する。レポートも書かなければならない。意外とやることはある。
「はあ」
単語帳を見直して、パソコンを起動させる。今度はレポートを書いていく。ノートを見て、自分の考えたことのメモを見る。参考になる文献を読む。使えないのは僕の頭だとはっきりと思う。苦しいときである。
「おー、俺もやらなきゃな」
玉部先輩はそう言って起き上がった。うーんと体を伸ばしている。肩がこったのか「いてえ」とつぶやいていた。
「邪魔して悪かった」
「いえ」
「気になるんだよな。おまえ」
「?」
「ふらふら変なところに行くなよ」
そう言って空き缶も片付けずに、柿の種だけ残して玉部先輩は自分の部屋へ戻った。暖かい部屋には柿の種の刺激臭が漂っていた。僕はパソコンをつけたまま、玉部先輩が言ったことの真意を考えそうになっていた。
「ふらふらしているつもりはないんだけど」
そう言ったまま、僕は参考資料を見つけようとした。
春の嵐、春は桜の季節。桜の花びらが道路に落ちていく。風が強く舞い上がっていく。天を見上げれば、枝には桜の木。桜を見ながら歩いている僕はぼんやりと人が集まる校舎をみていた。高校生のときの僕には、ただのその光景はちょっとだけ、鬱陶しい。桜を見ているけど、なんとなく苦しかった。人がキライなんだとようやく気がついた。
「夢か」
目覚めて見ると気分はあまりよくない。天井には灯りが見えている。狭い部屋でベッドで眠っていたようだ。昨日の柿の種がテーブルに残っている。ぼんやりと気配を探る。実家にいたとき猫と一緒に眠っていたから、そんな癖が残っていた。窓のカーテンを開ければ、綿の花をつめたような雲が広がっている。灰色の空に仕上げたそれは憂鬱だ。僕は一気に気分が落ち込む。桜はきれいだった。人間キライを意識したことはない。そんなことを考えながら、歯を磨く。ミントの歯磨き粉が頭を重くするような気持ちを小さくするようだった。
「……曇りか。洗濯物は部屋干しと」
アプリで天気予報を見れば傘マークである。面倒くさい気持ちが蓄積する。単位は落としたくない。なのでサボらずに、準備する。朝食を簡単に作り、着替えて、髪型を整える。はああと大きなあくびをして洗濯物を部屋干しする。湿気た匂いが部屋に充満する。
食器を洗って、あくびを再びして、階段を降りていく。ふらふらすんなという玉部さんの言葉を思い出していた。
「拓磨ちゃん。機嫌悪い?」
真澄ちゃんと会った。ちょうど学校のコンビニで、真澄ちゃんはけばけばしい化粧をしているから目立つ。つけまつげが黒い。唇のルージュは赤い。
「悪くないけど」
「真澄ちゃん。おはよう」
梨田さんが後ろから来るのだ。僕自身面白くない気分だ。またあの夜に会いに行こうなんて言われたいやだった。それなのに、真澄ちゃんは「また夜にみんなで会いに来る」と言い出す。僕は露骨にいやそうな顔をした。
「なんでいやなんだよ。俺の隣がいやなのかよ」
自意識過剰なことを言い出すので「そんなんじゃないです」と僕はサラダを選ぶ。
「じゃあ。真澄ちゃんか」
真澄ちゃんがなによそれを叫ぶ。梨田が僕の背後から抱きついてくる。スキンシップの激しい人だなと僕は思った。振り返るとなんとなく夜に雰囲気が似た顔がある。僕は前を向いた。
「離れてください。ただでさえ真澄ちゃんによってあらぬ疑いを持たれているので」
「真澄ちゃん、何かしたか」
「あら、ちっともわからないわ」
「真澄ちゃんに気があるから小説のモデルを断っているという話は?」
「真澄ちゃん、小説を書いているの。読ませてよ」
「あら。私の、崇高なる小説を読みたいの」
「いいです。やっぱり」
「そんな、あんたに、はい。崇高なる私の小説」
文庫本サイズ、そんなに厚みのない本だった。赤い森に女の子がいるデザイン。ちょっとだけホラーを連想させる。
「汚さないでよ。これ見本だから」
「なんで僕に」
「簡単でしょ。あんたをモデルにしたいから」
「正直わからない」
「読んでみろよ。それから決めてもいいじゃんか」
梨田さんが優しい声で言った。それはまるで小さい子に言い聞かせるみたいに、聞こえていた。いつもなら、感情を表す僕はじっと本を見つめていた。真澄ちゃんは本を差し出す。僕は受け取った。まるで魔法にかかったように。
「じゃあ。決めて。ううん。別にいいわ。読者になってくれるなら」
「買わない」
「そう」
真澄ちゃんは笑っていた。微笑んでいたのかもしれない。だから途方に暮れた。作品を読まなければならない。少女の話を。
「じゃあ。また夜に会いましょう。今度こそ話す。ガツンと伝えるんでしょう。圭介ちゃん」
「考えみたが、いうことがない」
「はあ?」
「たまに俺目当てじゃなくて、夜の目当てでも来るじゃん」
「わかるの」
「まあ。おいしい思いはさせてもらっているから別にいいかな」
「最低」
「それに何を言ったらいいのかわからない。あんたのせいで彼女と出会って別れましたとか」
「それを言え。それを」
「そんなの。俺が原因かもなー。悟ってしまった」
「悟るな」
キーッと真澄ちゃんだけが怒り心頭だった。多分真澄ちゃんは梨田さんと夜がケンカになるのを楽しみにしていたのではないかと僕は感じた。梨田さんもそこに気がついたのか、まあまあとなだめている。
「コンビニで話すことじゃないな」
そうして、僕らはコンビニを出て行く。真澄ちゃんはあからさまに機嫌が悪い。真澄ちゃんの顔を見ながら「まあ。仕方がないね」と僕は言った。
「でも夜には会ってみたいな。話をしてみたい。どんな奴だろう」
「そんな期待するような人間じゃないですよ」
僕がいう。それで梨田さんはクスリと笑った。何が面白いのか僕にはわからなかった。ただ、梨田さんは肩をポンポンと叩いた。まるでわかるよと言いたげな叩き方だった。僕は空を見上げた。ビルの中には掲示板を見ている人達がいた。梨田も見ている。
「あっ。休講だ」
梨田さんは困ったなとつぶやいた。スマホで遊んでいるかとつぶやいた。
そうして掲示板を見つめている梨田さんがいた。僕も掲示板を見ていた。講義に休講やアルバイト紹介を見ていた。アルバイトは検定の試験官の募集などがあった。しばらく僕ら掲示板を見ていた。
「それにしても」
「あっ、真澄ちゃんはどこに行ったのか知っている」
「知りませんよ」
真澄ちゃんに連絡先を知っているので真澄ちゃんのSNSに呼ぶ。既読されたが、無視された。今度はメールを送る。
『なによ。用?』
電話をかけると不機嫌そうな真澄ちゃんの声が聞こえた。真澄ちゃんの声が刺々しい。悔しい気持ちが染み出ているようだ。
「急に消えない。授業はどうする」
『出るわよ。絶対にあんたをモデルにしてやるからね』
プッと電話は切れた。僕と真澄ちゃんはどうやら切っても切れない関係になったようだ。真澄ちゃんの声は聞こえてこないのか、梨田さんがぼんやりしながら「どうだった」と尋ねてくる。
「絶対僕をモデルにするって」
梨田さんは気の毒そうに僕を見つめていた。誰のせいだよと僕は言いたくてたまらなくなった。梨田さんについてそれ以上言わなかった。
寒空には、今にも立ち込める雲から一つ、一つ雨が降ってきた。僕は慌てて傘を差していたが、梨田さんは駆け出した。僕はついでについていく。
「傘買わないと」
「ではさよなら」
おおいと梨田さんの声が聞こえてくるが、僕は授業の方が大切なので無視していく。建物の中に入って、傘を閉じて、目的の教室に向かった。
『どうして。無視した』
『面倒だからです』
『かわいくねえな』
『かわいくないです』
『うわっ。開き直った』
『レポートがあるので』
『おおい』
梨田さんとSNSで軽口を叩いたが、こっちにはレポートの山がある。資料を読んだり、文献を漁らなければならないのだ。図書館で調べていた。インターネットで調べればいいが、インターネットの情報は信憑性が薄いし、専門的な知識には欠けているのでやはり本に行き着く。みんな考えることは一緒でごっそりと文献が抜けている。しらみつぶしに読んでいた。使えそうなところを速読というかなんというか読んでいく。
「それにしても。真澄ちゃんには困ったな」
そうつぶやいていると隣にいた戸井田は、はあとつぶやいた。
「まあね」
「付き合えよ」
「有り得ないから」
強めに僕は言った。
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