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Episode3:You are my special
3-19 めでたしめでたし、とはまだならない
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ほどなくして、兄の頼人が新しい動画をアップした。
『俺はこのなんっっもねぇ農村に賑わいをもたらす革命家、トウキビ野郎。
以前告知したお見合いパーティーが、ついについに開催の日を迎えたァ! うちの村からはウブな農業マンども12名が出陣。そしてそして、コイツらに会いたいという尊い女子たちが、なんと全国から15名も集まってくれたァァ!! 全員女神かよ。眩しくて目ぇ開けらんねェェェ。
惜しくも定員オーバーで招待できなかった女子たち、本っっっっ当にかたじけねぇ。君らにも出会いたかったぜ!!!
ともあれ、当日は晴天にも恵まれ、まずは青空の下で自己紹介ターイム! その後は畑仕事を体験してもらったり、収穫した野菜でピザを作ったりしながら交流した。焼き上がるのを待つ間は、これまたうちの村で採れた大豆を使ったソイラテを味わってもらいながら、余興タイムだ。野郎どもによる相撲大会ィィ! 超盛り上がった。
そして焼き上がったコーンピザ、うんめぇだろォ!! トウキビも小麦もトマトもピーマンも玉ねぎもチーズも、ぜーんぶうちの村で採れたもんだ。美味しい顔、いただきましたァ! その笑顔はプライスレス、ガチで恋する5秒前!!
最後のフリータイムでもそこら中で会話が盛り上がり、そしてぇ~~~!
なんとっ! 最終的に3組のカップルが成立ぅぅぅ!!! ちなみに俺、トウキビ野郎は撃沈。しかしどいつもこいつもお似合いだぜコンチクショー!! おめでとォォォ!!! じっくり愛を育んで、いずれこの村をもり立ててくれることを願うぜ!
残念ながらカップル成立しなかった女子たちも、みーんな楽しかったと笑顔で帰って行ってくれた。またいつでも遊びに来てくれィ!
ってわけでトウキビ野郎、今回は特にテンション爆上げでお送りしております! もはや泣ける。
そんな感じで大盛況のうちに幕を下ろしたお見合いパーティー。応募してくれたすべての女子、手伝ってくれたすべての人たち、そして応援してくれたフォロワーの皆々様、全員にサンキュー!!!!!』
――という内容の動画。3組成立したカップルのうち1組の女性は、なんと累くんのお見合い相手だった聡子さんだった。
兄に裏話を聞くと、そのお相手は今回の参加者で最年長の玉ねぎ農家らしい。あたしも知っているおおらかなお兄さんだ。
お嫁さんには家を守って欲しいという割と封建的な意向をお見合いで示していたことと、海外からの実習生を多く受け入れていることで、語学が堪能で家庭的だという聡子さんと条件が合ったようだ。
その後あれよあれよという間に縁談が進み、来月にはもう聡子さんが嫁いでくるという。
「僕とお見合いした時とはまるで違うイキイキした顔をしてるよ。ご縁の力ってすごいね」
動画にチラッと映った聡子さんを見て、累くんが愉快そうに笑いながらそんな感想を漏らしていた。
◇
――そして累くんが戻ってきた後、あたしたちにはやらねばならないことが山積みだった。
三人で改めて心を通わせたことはゴールじゃなく、むしろスタートラインだ。
まず、累くんがあたしと才造のマンションに転がり込む形で引っ越してきた。三人では少し手狭だけど、正式に籍を入れたらもう少し広い所に引っ越そうと話している。累くんは、
「狭い方が物理的な距離も自ずと縮まるから、このままで良くない?」
なんてニヘラと笑いながら言ってるけど。
そして累くんは新しい仕事を見つけた。前とは別の会社だけど、同じIT関連の企業。才造は、
「家でも職場でも顔合わせるとかさすがにウザいからちょうど良かった」
って言ってる。
それから、時間さえあれば何度も三人で故郷へ足を運び、特に才造の家族の説得を試みた。
最初は累くん連れだと顔すら合わせてもらえず、玄関先で追い返されたりもしたけど、それでも諦めずに通い続け、頭を下げたり、手紙をしたためたり、思いの丈を誠心誠意伝えた。
割と早い段階で最初に陥落したのは、妹の晴香ちゃんだった。
まだ高校生の彼女は、学校での評判をしきりに気にしていた。それはごく当然の懸念だ。ましてやこのド田舎、噂なんて瞬く間に広がるだろう。
「前、農家の奥さんが農協の職員と不倫してるって噂が流れたじゃない。その奥さん、私の同級生のお母さんだったのよ。それからその子、周りから『不倫する母親の子』って言われて学校来られなくなったの。田舎ってそういうとこ陰湿なのよ」
そういう類の話はあたしもよく聞いた。
だけど、晴香ちゃんはそんなことを言っていたのにある時急にコロッと態度を変えた。推薦入試で大学に合格し、あたしたちと同じ街へ出てくることが決まったのがきっかけだった。
「じゃあ晴香ちゃん、僕らのマンションの近くに部屋を借りて住むといいよ。引っ越しも手伝うし、そのあと一人暮らしで心細いことがあったら、いつでも僕らを頼って」
累くん得意の王子様スマイルは、お年頃の女子のハートを射抜くのに十分な威力を発揮した。晴香ちゃんも、累くんに落とされてしまった格好だ。
「……私、大学出たらそのまま街で就職するわ。だから地元での評判とかもう別にいいかな。そもそも、こんなド田舎に縛られる必要ないしね。さいぞーも好きにすれば?」
てな感じで案外単純だった。
才造のお母さんとは、あたしが特にじっくり話をした。元々ある程度の関係ができていたので距離感もつかめていたし、本音を言いやすかった。賢くて論理的な考え方をする人だけど、情にもろく優しいところもある人なのだ。
「もうね……この際、百歩譲るわ。莉子ちゃんにとって、才造と同じくらい累さんも大事だっていうことは分かった。そこはもう諦めるわ。でもね、だからってどうしても三人で結婚宣言しなきゃダメなのかしら……? 累さんは表向き、仲の良いお友達っていうままじゃダメなの? 対外的にはそういうことにしておいて、実際には三人で仲良く過ごしていればいいじゃない。これまでもそうして来たんでしょ? そうする分には、もういっそ目を瞑ってもいいわ」
諦め半分ながらもそんなことを言われた。確かにその方が、世の中の風当たりもまだ緩いのだろう。
「あたしたちも最初、そうするつもりだったんです。そうしておけば、もし累くんが他に好きな人ができたりした時に自由にそっちへ行くこともできるし……でも、あたしもさいぞーさんもそれじゃ嫌だと思ったんです。累くんを宙ぶらりんな状態にしておいたら、またあの顔合わせの日みたいなことになりかねないから」
「ああ、弾丸東京ツアー……」
「累くんがいなくなるなんて嫌だって思ったんです。だからちゃんと、累くんも家族だっていう約束が欲しいんです。もうあんなふうに、突然いなくなられたら嫌だから……」
「ねぇ莉子ちゃん。何度も聞くけど、それならいっそ才造じゃなくて累さんとだけ結婚しようとは思わないの?」
「思いません」
きっぱりそう答えると、お母さんは返す言葉を探したようだった。
「さいぞーさんと結婚しないなら、累くんとも結婚しません。逆に累くんがいないなら、さいぞーさんとの結婚生活もあまりピンと来ません」
お母さんは深くため息をついて頭を抱え込んでしまった。
「……それならいっそ一旦あなたたち全員解散して、それぞれ一対一で合う相手を探し直した方が……って言いたいところなんだけど。でも才造……莉子ちゃん逃したらもう結婚なんて絶望的だしなぁ……だってまず莉子ちゃんいなくなったら、またあのモサ~い才造に戻るわけでしょ?」
それはそうかもしれない。才造は今でもちょっと放っておくと、身だしなみが適当になりがちだ。
「そしたらもう相手にしてくれる女の子なんていないでしょ~? あぁ~、うっかりこんな名前つけちゃったせいかしら。苗字とつなげて読むと『ダサいぞう』になるなんて、盲点だったわ。あの時どうして気付かなかったのかしら……」
才造の名付けに関しては、お父さんお母さんの一生の不覚らしい。別にそのせいではないと思うし、才造本人もそんなに気にしてないみたいだけど。そもそもモサいこともそこまで深刻に気にしてない。
「でも……さいぞーさんが絶望的ってことはないと思います。仮に見た目がちょっとアレだとしても、さいぞーさんの一番の魅力は人柄ですから」
そう返すと、お母さんが意外そうにあたしの方を見た。
「それにあたしは、さいぞーさんの名前も好きです」
それ以降、お母さんに強く反対されることはなくなった。
『俺はこのなんっっもねぇ農村に賑わいをもたらす革命家、トウキビ野郎。
以前告知したお見合いパーティーが、ついについに開催の日を迎えたァ! うちの村からはウブな農業マンども12名が出陣。そしてそして、コイツらに会いたいという尊い女子たちが、なんと全国から15名も集まってくれたァァ!! 全員女神かよ。眩しくて目ぇ開けらんねェェェ。
惜しくも定員オーバーで招待できなかった女子たち、本っっっっ当にかたじけねぇ。君らにも出会いたかったぜ!!!
ともあれ、当日は晴天にも恵まれ、まずは青空の下で自己紹介ターイム! その後は畑仕事を体験してもらったり、収穫した野菜でピザを作ったりしながら交流した。焼き上がるのを待つ間は、これまたうちの村で採れた大豆を使ったソイラテを味わってもらいながら、余興タイムだ。野郎どもによる相撲大会ィィ! 超盛り上がった。
そして焼き上がったコーンピザ、うんめぇだろォ!! トウキビも小麦もトマトもピーマンも玉ねぎもチーズも、ぜーんぶうちの村で採れたもんだ。美味しい顔、いただきましたァ! その笑顔はプライスレス、ガチで恋する5秒前!!
最後のフリータイムでもそこら中で会話が盛り上がり、そしてぇ~~~!
なんとっ! 最終的に3組のカップルが成立ぅぅぅ!!! ちなみに俺、トウキビ野郎は撃沈。しかしどいつもこいつもお似合いだぜコンチクショー!! おめでとォォォ!!! じっくり愛を育んで、いずれこの村をもり立ててくれることを願うぜ!
残念ながらカップル成立しなかった女子たちも、みーんな楽しかったと笑顔で帰って行ってくれた。またいつでも遊びに来てくれィ!
ってわけでトウキビ野郎、今回は特にテンション爆上げでお送りしております! もはや泣ける。
そんな感じで大盛況のうちに幕を下ろしたお見合いパーティー。応募してくれたすべての女子、手伝ってくれたすべての人たち、そして応援してくれたフォロワーの皆々様、全員にサンキュー!!!!!』
――という内容の動画。3組成立したカップルのうち1組の女性は、なんと累くんのお見合い相手だった聡子さんだった。
兄に裏話を聞くと、そのお相手は今回の参加者で最年長の玉ねぎ農家らしい。あたしも知っているおおらかなお兄さんだ。
お嫁さんには家を守って欲しいという割と封建的な意向をお見合いで示していたことと、海外からの実習生を多く受け入れていることで、語学が堪能で家庭的だという聡子さんと条件が合ったようだ。
その後あれよあれよという間に縁談が進み、来月にはもう聡子さんが嫁いでくるという。
「僕とお見合いした時とはまるで違うイキイキした顔をしてるよ。ご縁の力ってすごいね」
動画にチラッと映った聡子さんを見て、累くんが愉快そうに笑いながらそんな感想を漏らしていた。
◇
――そして累くんが戻ってきた後、あたしたちにはやらねばならないことが山積みだった。
三人で改めて心を通わせたことはゴールじゃなく、むしろスタートラインだ。
まず、累くんがあたしと才造のマンションに転がり込む形で引っ越してきた。三人では少し手狭だけど、正式に籍を入れたらもう少し広い所に引っ越そうと話している。累くんは、
「狭い方が物理的な距離も自ずと縮まるから、このままで良くない?」
なんてニヘラと笑いながら言ってるけど。
そして累くんは新しい仕事を見つけた。前とは別の会社だけど、同じIT関連の企業。才造は、
「家でも職場でも顔合わせるとかさすがにウザいからちょうど良かった」
って言ってる。
それから、時間さえあれば何度も三人で故郷へ足を運び、特に才造の家族の説得を試みた。
最初は累くん連れだと顔すら合わせてもらえず、玄関先で追い返されたりもしたけど、それでも諦めずに通い続け、頭を下げたり、手紙をしたためたり、思いの丈を誠心誠意伝えた。
割と早い段階で最初に陥落したのは、妹の晴香ちゃんだった。
まだ高校生の彼女は、学校での評判をしきりに気にしていた。それはごく当然の懸念だ。ましてやこのド田舎、噂なんて瞬く間に広がるだろう。
「前、農家の奥さんが農協の職員と不倫してるって噂が流れたじゃない。その奥さん、私の同級生のお母さんだったのよ。それからその子、周りから『不倫する母親の子』って言われて学校来られなくなったの。田舎ってそういうとこ陰湿なのよ」
そういう類の話はあたしもよく聞いた。
だけど、晴香ちゃんはそんなことを言っていたのにある時急にコロッと態度を変えた。推薦入試で大学に合格し、あたしたちと同じ街へ出てくることが決まったのがきっかけだった。
「じゃあ晴香ちゃん、僕らのマンションの近くに部屋を借りて住むといいよ。引っ越しも手伝うし、そのあと一人暮らしで心細いことがあったら、いつでも僕らを頼って」
累くん得意の王子様スマイルは、お年頃の女子のハートを射抜くのに十分な威力を発揮した。晴香ちゃんも、累くんに落とされてしまった格好だ。
「……私、大学出たらそのまま街で就職するわ。だから地元での評判とかもう別にいいかな。そもそも、こんなド田舎に縛られる必要ないしね。さいぞーも好きにすれば?」
てな感じで案外単純だった。
才造のお母さんとは、あたしが特にじっくり話をした。元々ある程度の関係ができていたので距離感もつかめていたし、本音を言いやすかった。賢くて論理的な考え方をする人だけど、情にもろく優しいところもある人なのだ。
「もうね……この際、百歩譲るわ。莉子ちゃんにとって、才造と同じくらい累さんも大事だっていうことは分かった。そこはもう諦めるわ。でもね、だからってどうしても三人で結婚宣言しなきゃダメなのかしら……? 累さんは表向き、仲の良いお友達っていうままじゃダメなの? 対外的にはそういうことにしておいて、実際には三人で仲良く過ごしていればいいじゃない。これまでもそうして来たんでしょ? そうする分には、もういっそ目を瞑ってもいいわ」
諦め半分ながらもそんなことを言われた。確かにその方が、世の中の風当たりもまだ緩いのだろう。
「あたしたちも最初、そうするつもりだったんです。そうしておけば、もし累くんが他に好きな人ができたりした時に自由にそっちへ行くこともできるし……でも、あたしもさいぞーさんもそれじゃ嫌だと思ったんです。累くんを宙ぶらりんな状態にしておいたら、またあの顔合わせの日みたいなことになりかねないから」
「ああ、弾丸東京ツアー……」
「累くんがいなくなるなんて嫌だって思ったんです。だからちゃんと、累くんも家族だっていう約束が欲しいんです。もうあんなふうに、突然いなくなられたら嫌だから……」
「ねぇ莉子ちゃん。何度も聞くけど、それならいっそ才造じゃなくて累さんとだけ結婚しようとは思わないの?」
「思いません」
きっぱりそう答えると、お母さんは返す言葉を探したようだった。
「さいぞーさんと結婚しないなら、累くんとも結婚しません。逆に累くんがいないなら、さいぞーさんとの結婚生活もあまりピンと来ません」
お母さんは深くため息をついて頭を抱え込んでしまった。
「……それならいっそ一旦あなたたち全員解散して、それぞれ一対一で合う相手を探し直した方が……って言いたいところなんだけど。でも才造……莉子ちゃん逃したらもう結婚なんて絶望的だしなぁ……だってまず莉子ちゃんいなくなったら、またあのモサ~い才造に戻るわけでしょ?」
それはそうかもしれない。才造は今でもちょっと放っておくと、身だしなみが適当になりがちだ。
「そしたらもう相手にしてくれる女の子なんていないでしょ~? あぁ~、うっかりこんな名前つけちゃったせいかしら。苗字とつなげて読むと『ダサいぞう』になるなんて、盲点だったわ。あの時どうして気付かなかったのかしら……」
才造の名付けに関しては、お父さんお母さんの一生の不覚らしい。別にそのせいではないと思うし、才造本人もそんなに気にしてないみたいだけど。そもそもモサいこともそこまで深刻に気にしてない。
「でも……さいぞーさんが絶望的ってことはないと思います。仮に見た目がちょっとアレだとしても、さいぞーさんの一番の魅力は人柄ですから」
そう返すと、お母さんが意外そうにあたしの方を見た。
「それにあたしは、さいぞーさんの名前も好きです」
それ以降、お母さんに強く反対されることはなくなった。
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