夢を渡す僕と、僕の世界のものがたり

「僕たちは、曖昧な存在なんだ」

夢渡しとは、『彼ら』がいう『夢』というこの世界で彼ら自身の記憶の整理を行い、また彼らの『現実』という世界に帰っていくための旅を手伝いをするために、存在している者。


凪、と呼ばれる僕が、その世界で目にするものこと、耳にすること。
この物語は、 そんな僕たちの、とても曖昧に出来ている世界を、紡ぐ物語。


(全12話)
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