チートスキル持ち少年の成り上がり～生まれつきスキルを持っていませんでしたそれが原因でいじめられてましたがスキルを手に入れたので成り上がり～

Beautiful this world Ⅱ

「本当に村があるのか？」
と俺は木々を分け進みながら聞く

「疑うのですか？本当にひどすぎなのです！」
とマナさんに心外と言わんばかりに言われる






数分後
さっきより木々が生い茂った場所になった　例えるならジャングルに近い地形…
時刻は朝の1時　今ついても不審者扱いされるだろうなと考える、だって剣とか持ってるし
そう思考を巡らしていると
低い唸り声が近くでする耳を澄ましてみると人の声もする

「モンスター⁉　やばい人を助けなきゃ…」
とメアさんは腰に下げている剣を急いで抜きそう言う

「急ごう」
と未来君が言うのと同時に俺たちは地面を駆ける



俺たちは森を抜けると驚いた　　　そこには体長10メートルはあるであろうモンスターが進んでいたからだ

「レイン！　モンスターは村へと向かっているのです」
と木の上で偵察をしていたマナさんは言う

「駄目だわ…スキルを使っても滅せない　あのモンスターＡランク級よ！」
とマナさんは焦りを隠せない状態で言う


マナさんのスキル【滅亡の始まり】はＢランクつまりは大抵の強いモンスターでも一発で倒せれるスキルだ　なのにＡランク級【ワザワイヲモタラスモノ】1000年に一体級がこんなところにいると思考を巡らしながら俺は隠していた技の一つを使う

「スキル【世界の副産物】起動」
と俺は言うと周りに魔法陣ができ始める


【世界の副産物】は周りにある魔力のすべてを使う代わりに脳内で思い描いたものを創れるという能力だ
そのスキルを使い俺は一回限りの剣を創る
そしてその剣を持つと全力疾走し地面をけって飛ぶ

「おりゃああああ」
と威勢のいい声を出しながら俺はモンスターの背中に逆袈裟をする
出来る限りの力を使って切れそのままきれいに真っ二つになった


「レインすごいのです　魔力が足りてないのです薬を飲むのです」
とマナさんは薬を俺に飲ませながら言う



疲れた俺の前に農具を持った村人たちがいた
村人たちは何かを話し合うと俺たちを担いで村へと連れて行った



そして俺たちは大きな家へと連れていかれた

俺たちの目の前には高齢の男性がいた
「ありがとうございます　留学生様」
と高齢の男性は開口早々俺たちに頭を下げる

「そんな…大丈夫でしたよ　頭を上げてください」
と俺は高齢の男性に向かって頼む

「そうでらっしゃいますか…これからは村の中心にある家を使ってください」
と高齢な男性は笑顔で言う

「ありがとうございます」
と俺たちはうれしさのあまり前のめりになりながら言う

「大丈夫ですぞ　そうそう申し遅れました私がこの村の村長です　　さて宴会でもしますか」
と村長が手をたたくとあちらこちらから肉料理などがたくさん出てきて宴会となった


「そこの青年これを授けます」
と村長は布に包まれたものを俺に差し出す

布を開くと黒色に染まった金属製の武器が現れる
俺は手をかざし説明欄を出す

そこにはこう書かれていた
【神製兵器　真打　愛娘】魔王が使用した兵器　　使うものに神からの祝福を与え
■■と■■させ　真なる姿となった時真の力を発揮する