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26 離れたくない私達 ※R-18
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近寄って初めてわかることもある。
そう思ったのは天清さんの体には細かい傷が残っていることとか、利き腕の方が筋肉がついてるな、とかそんなことだった。
ジロジロ見過ぎてごめんなさいってかんじだけど、どこに目をやっていいかわからないのと恥ずかしくて顔を見れないという理由から。
「ま、まっ……て」
「ごめん―――待てない」
天清さんの手がするりと衣服の隙間から滑り込み、肌を撫でる。
胸に触れ、首筋からゆっくりと唇を這わせ、器用に服を脱がせて、何度も体に口づけた。
そ、そんなことされたら、おかしくなる。
胸の突起に指の腹があたり、下腹部がじんっと熱くなったのがわかった。
―――これはだめ。
ぶんぶんと頭を振ると、顎をつかんで唇を奪われた。
「……っ!」
舌を絡めとり、拒む言葉を紡げないようにすると、胸に触れて甘い刺激を与え、思考力をあっさり奪い取っていった。
「ずっと抱きたかった―――」
天清さんは泣き笑いみたいな顔で私を見た。
「こんな私をですか……?」
「好きなんだから、当り前だよ。隣に眠るのはさすがにきつかった」
「えっ!?ね、寝てましたよね……っ!」
話をしながらも、体に触れながら嬉しそうに笑っていた。
「寝てないよ」
たっ、タヌキ寝入りー!!!
じゃあ、私が言った言葉も聞こえていた?
何もおかしいこと言ってなかったよね……?
「…っん!」
その仕返しなのか、指が触れるか触れないかのところでとどまって、 わざと焦らすような愛撫を繰り返した。
熱がこもる体をもどかしげに揺すると、天清さんが目を細め、にこりと微笑んだ。
いつも見ることのない悪い顔なのにその顔にぞくりと背筋が震えた。
「もう欲しくてたまらないみたいだね」
かあっと顔を赤らめ、背けようとしたのを追って唇を奪う。
「あ、た、天清さっ……」
指が下腹部の欲しかった場所にようやくあたるとあっさり指を飲み込んで、腰が跳ねた。
「あっ…あ、ああっ!」
深くまで指を飲み込んでしまう。
そんな恐怖から反射的に体を逃がそうとしたのを天清さんが気づき、体を掴むと自分の方へと引き寄せた。
「逃げないで」
そう言うと指が増やされ、くぷりと音をたて中から蜜がこぼれ落ちた。
「ひあっ―――」
腹の中の圧迫感が増したのがわかり、身を震わせた。
指が―――増えてっ。
何度もこすられると、脚から力が抜けて閉じることもできず、甘い声をただあげ、しがみついていた。
熱くて硬いものが触れて天清さんの顔を見上げた。
「やっ……こ、こ、怖いから」
「大丈夫。ゆっくりいれるから」
「ほ、本当ですか?」
「たぶん?」
た、たぶん―――っ!?そこは嘘でもいいから、大丈夫って言って!?
「優しくする余裕があんまりない・・・・・」
そう言った天清さんの額には汗がにじんで、ぽたっと顔に落ちた。
苦しいのか、息を乱して私の名を呼んだ。
「……っ…月子」
こんなの―――たまらない。
だめ、体がぞくぞくする。
あのいつも余裕たっぷりの天清さんが私の腕の中で息を乱している。
「天清さん、私……平気ですから……っ……」
「そんなこと言われたら―――」
せっかく、我慢してたのにと天清さんの小さな声が聴こえたのと同時に熱くて硬いものが中に込められた。
「っ!!」
指とは比べ物にならない圧迫感が体に加えられ、痛みで声をあげかけて唇をかんだ。
痛いけど、我慢できない程度じゃない。
「く、ぅ……あ……」
「……月子、息を吐いて」
約束通りゆっくりと天清さんが動かして痛みを少しでも和らげようとしているのか、激しいキスをした。
「だ、め、息が……できな、い……」
熱い、なにもかもが。
触れる指も肌も唇も熱い。
天清さんがたまらず、動き出すと体が揺れた。
「ひ、あっ……あっ……んんっ」
痛みが和らぎ、甘い声をあげると天清さんはなおも激しく揺さぶり、感じる部分にあたるたび、体が痺れて頭が真っ白になる。
こんなの初めて―――もうなにも考えられない。
「んっーーー!」
何度かうちつけると中に熱いものを吐き出した。
「ん、んっ……」
「声、がまんしないで……。いいよ、声、あげて」
舌が唇を割り、中をなぞるとまた下腹部が熱くなり、天清さんが苦し気に眉をひそめた。
「……あ」
「まだ、離せそうにない」
天清さんはごめんね、と笑ったけど、私は答えることができなかった。
吐き出されたものが、自分の中で混ざり合いさっきより体が敏感になって頭の中はもう何も考えれない。
ただ、甘い声をあげて夜の終わりを待っていた―――
そう思ったのは天清さんの体には細かい傷が残っていることとか、利き腕の方が筋肉がついてるな、とかそんなことだった。
ジロジロ見過ぎてごめんなさいってかんじだけど、どこに目をやっていいかわからないのと恥ずかしくて顔を見れないという理由から。
「ま、まっ……て」
「ごめん―――待てない」
天清さんの手がするりと衣服の隙間から滑り込み、肌を撫でる。
胸に触れ、首筋からゆっくりと唇を這わせ、器用に服を脱がせて、何度も体に口づけた。
そ、そんなことされたら、おかしくなる。
胸の突起に指の腹があたり、下腹部がじんっと熱くなったのがわかった。
―――これはだめ。
ぶんぶんと頭を振ると、顎をつかんで唇を奪われた。
「……っ!」
舌を絡めとり、拒む言葉を紡げないようにすると、胸に触れて甘い刺激を与え、思考力をあっさり奪い取っていった。
「ずっと抱きたかった―――」
天清さんは泣き笑いみたいな顔で私を見た。
「こんな私をですか……?」
「好きなんだから、当り前だよ。隣に眠るのはさすがにきつかった」
「えっ!?ね、寝てましたよね……っ!」
話をしながらも、体に触れながら嬉しそうに笑っていた。
「寝てないよ」
たっ、タヌキ寝入りー!!!
じゃあ、私が言った言葉も聞こえていた?
何もおかしいこと言ってなかったよね……?
「…っん!」
その仕返しなのか、指が触れるか触れないかのところでとどまって、 わざと焦らすような愛撫を繰り返した。
熱がこもる体をもどかしげに揺すると、天清さんが目を細め、にこりと微笑んだ。
いつも見ることのない悪い顔なのにその顔にぞくりと背筋が震えた。
「もう欲しくてたまらないみたいだね」
かあっと顔を赤らめ、背けようとしたのを追って唇を奪う。
「あ、た、天清さっ……」
指が下腹部の欲しかった場所にようやくあたるとあっさり指を飲み込んで、腰が跳ねた。
「あっ…あ、ああっ!」
深くまで指を飲み込んでしまう。
そんな恐怖から反射的に体を逃がそうとしたのを天清さんが気づき、体を掴むと自分の方へと引き寄せた。
「逃げないで」
そう言うと指が増やされ、くぷりと音をたて中から蜜がこぼれ落ちた。
「ひあっ―――」
腹の中の圧迫感が増したのがわかり、身を震わせた。
指が―――増えてっ。
何度もこすられると、脚から力が抜けて閉じることもできず、甘い声をただあげ、しがみついていた。
熱くて硬いものが触れて天清さんの顔を見上げた。
「やっ……こ、こ、怖いから」
「大丈夫。ゆっくりいれるから」
「ほ、本当ですか?」
「たぶん?」
た、たぶん―――っ!?そこは嘘でもいいから、大丈夫って言って!?
「優しくする余裕があんまりない・・・・・」
そう言った天清さんの額には汗がにじんで、ぽたっと顔に落ちた。
苦しいのか、息を乱して私の名を呼んだ。
「……っ…月子」
こんなの―――たまらない。
だめ、体がぞくぞくする。
あのいつも余裕たっぷりの天清さんが私の腕の中で息を乱している。
「天清さん、私……平気ですから……っ……」
「そんなこと言われたら―――」
せっかく、我慢してたのにと天清さんの小さな声が聴こえたのと同時に熱くて硬いものが中に込められた。
「っ!!」
指とは比べ物にならない圧迫感が体に加えられ、痛みで声をあげかけて唇をかんだ。
痛いけど、我慢できない程度じゃない。
「く、ぅ……あ……」
「……月子、息を吐いて」
約束通りゆっくりと天清さんが動かして痛みを少しでも和らげようとしているのか、激しいキスをした。
「だ、め、息が……できな、い……」
熱い、なにもかもが。
触れる指も肌も唇も熱い。
天清さんがたまらず、動き出すと体が揺れた。
「ひ、あっ……あっ……んんっ」
痛みが和らぎ、甘い声をあげると天清さんはなおも激しく揺さぶり、感じる部分にあたるたび、体が痺れて頭が真っ白になる。
こんなの初めて―――もうなにも考えられない。
「んっーーー!」
何度かうちつけると中に熱いものを吐き出した。
「ん、んっ……」
「声、がまんしないで……。いいよ、声、あげて」
舌が唇を割り、中をなぞるとまた下腹部が熱くなり、天清さんが苦し気に眉をひそめた。
「……あ」
「まだ、離せそうにない」
天清さんはごめんね、と笑ったけど、私は答えることができなかった。
吐き出されたものが、自分の中で混ざり合いさっきより体が敏感になって頭の中はもう何も考えれない。
ただ、甘い声をあげて夜の終わりを待っていた―――
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