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第二章
4 転校生
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一年女子クラスは平和そのものだった。
以前のギスギスした空気が嘘みたいに今は落ち着いている。
お昼休みともなれば、カヴァリエとなった子の獣人が迎えにくるんだけど―――
「みんなっ! 聞いて!」
「一年の獣人クラスに転校生が来たらしいわよ!」
「こんな時期に? イケメンだった?」
「かなり、レベル高いわよ」
「背が高くてワイルドなかんじ。 シャツを着崩していて胸に銀のタグをつけてたわよ」
途中で入学してくる転校生もいるんだなぁと思いながら午後の授業の用意を済ませた。
まだ決まった獣人をもたない一年生の適合者達にとって新しいイケメン獣人の登場は当然気になる存在で大騒ぎするのも無理はない。
「しかもすごいのよ。途中入学なのにSクラス!」
「優秀で強い獣人ってことじゃない!」
きゃあきゃあと教室中が明るい声に満たされていた。
そんな騒ぎの中でも希和は淡々としていた。
「佳穂。お昼はどうするの?」
「カフェテリアで食べるよ。希和は転校生が来るって知ってた?」
希和は指で眼鏡をあげながら、やれやれとため息を吐いた。
「知らないわよ。今、聞いたところ。これだけ騒ぐのみるとイケメンなのは間違いないんじゃない?」
私も希和も興味なさそうにしていると他のクラスメイト達が不満げに言った。
「佳穂さんと希和さんはカヴァリエだから、興味ないかもしれないけど私達にしたら運命の相手かもしれないのよ」
「しかも、イケメン!」
「最高ね!」
「クイーンの座も空位のままだし」
希和が苦笑した。
「さすがに一年生の転校生がクイーンになるなんて無理じゃないかしら」
放っておくとアリがゾウになって、どんどんと話が大きくなっていく。
これには希和だけじゃなくて私も苦笑してしまった。
「古柴が報告してくるでしょ」
「そうだね」
興味のない私と希和は世間話程度にしか気にかけていなかった。
みんなの話をしっかり聞いていれば、誰なのかわかったのに油断していたとしか言いようがなかった。
「佳穂。カフェテリアに行くわよ」
「うん」
私と希和は教室を出て渡り廊下を通り、寮エリアに入るとエレベーターで上階へと向かう。
そこにはSSクラスからSクラスが使うカフェテリアがある。
そのカフェテリアにはすでにルークの大熊さん、ビショップの羽竜さん、ボーンの鷹我さんが高也と一緒にいた。
圧倒される美しさ。
なんて絵になる四人だろう。
そして、私―――なんとなく近寄れず、そのメンバーを眺めていると高也が不思議そうな顔をしていた。
気づいてよ、高也。
これが気後れというものですよ。
「あれ? 狼谷さんは?」
ナイトの狼谷さんだけいなかった。
鷹我さんが教えてくれた。
「ナイトは一般学食だよっ。最近はサバ味噌定食とか焼き魚定食が気に入ってるみたいだよ」
「健康的ですね」
ラーメンから魚定食とは狼谷さんは一般学食のプロになりつつある。
全メニュー制覇しちゃってるんじゃないだろうか。
一般学食の味が恋しくなって私一人で行こうとしたのを高也に止められて一悶着の後、一緒に行った。
高也を連れて行ったことをすぐに後悔した。
視線が痛すぎて食べた気がしなかった。
後から知ったけど、歴代のキングで一般学食に入ったのは高也が初めてだったらしい。
そんなことってある!?
チャーシュー麺が食べれないんだよ!
学食のみっちゃんの笑顔が懐かしい。
こちらのカフェテリアが嫌というわけではない。
ホテルランチみたいに美味しい。
それにカフェテリアはお洒落で明るくて、食事は和洋中から選べるし、好き嫌いにだって対応してくれる。
でも、庶民の味は食べられない。
「古柴がいないわね」
「本当だ。どうしたんだろう」
いつもなら、昼休みと同時に教室まで希和を迎えにくる忠犬ぶりなのに今日はこなかった。
私は高也が来ると平和が脅かされるので丁重にお断りしている。
女子クラス校舎に高也は侵入禁止だよ。
一歩でも踏み込めば大騒ぎになっちゃうもん。
古柴君はまあ、いいかと私も希和思いながら昼食を注文した。
「遅かったな」
「うん。なんか一年生の獣人クラスに転校生が来るって話を聞いていたら遅くなっちゃって」
「そうらしいな。俺もまだ会ってないが、噂で聞いた」
高也の隣の席に座った。
「肉と魚、どっちにしようかなあ」
「肉はビーフハンバーグだったぞ」
カフェテリア前にメニューが書いてあり、それを見落としていた私に高也が教えてくれた。
「じゃあ、それにしよっと。朝、パンだったから、お昼はライスでお願いします」
「かしこまりました」
給仕の人が恭しくうなずいた。
大熊さんが高也に言った。
「キング。一年の獣人クラスに来た転校生を俺は見ましたよ」
「どんなやつだ?」
高也の問いかけに羽竜さんが素早く答えた。
「長身で鍛えられた体をしていましたね。外見はアッシュグレイの髪と目でしたが、なんの獣人かまではわかりませんでした」
高也はしばらく考えていたけれど首を横に振った。
「獅央家の関係者ではないな」
「俺、てっきり豹路がいなくなったから、その代わりにおかしな奴が来たのかと思ったよー」
鷹我さんがにこにことサラダを一口食べたその時―――
「希和あああ! 佳穂ちゃーん! 大変だよー!」
「古柴、うるさい」
「どうしたの? 古柴君」
カフェテリアに入ってくるなり、古柴君が涙目で絶叫していた。
その後ろから入ってくる人影が見えた。
「よっ! 佳穂、希和」
手をあげると人懐っこい笑顔を浮かべて、こちらに向かって走ってきた。
「ひさしぶりー!」
私にどんっと体当たりをし、その勢いで体を抱き締めた。
シャツから見える胸元の銀色のドッグタグが揺れる。
そこに名前が書いてあった。
名前を見なくてもわかる。
「な、なんで……!? どうして、ここに賀久がいるの!?」
賀久は私に抱きついたまま、高也を見てにやりと笑った。
「聞いてはいたけど、触れられないほどのマーキングじゃないな」
そのわりに声と手が震え、額に汗がにじんでいた。
「佳穂から離れろ。殺す」
高也の殺気にばっと体を離した。
「なんだ、こいつ! やっばいなあ!」
「名前を名乗れ」
「さすが獅央家。威圧感が普通じゃないな。俺の名は照井賀久。犬の獣人だ」
高也はそこまで聞くと賀久の胸ぐらを掴みあげ、そのまま怒りに任せて投げ飛ばしたのだった。
以前のギスギスした空気が嘘みたいに今は落ち着いている。
お昼休みともなれば、カヴァリエとなった子の獣人が迎えにくるんだけど―――
「みんなっ! 聞いて!」
「一年の獣人クラスに転校生が来たらしいわよ!」
「こんな時期に? イケメンだった?」
「かなり、レベル高いわよ」
「背が高くてワイルドなかんじ。 シャツを着崩していて胸に銀のタグをつけてたわよ」
途中で入学してくる転校生もいるんだなぁと思いながら午後の授業の用意を済ませた。
まだ決まった獣人をもたない一年生の適合者達にとって新しいイケメン獣人の登場は当然気になる存在で大騒ぎするのも無理はない。
「しかもすごいのよ。途中入学なのにSクラス!」
「優秀で強い獣人ってことじゃない!」
きゃあきゃあと教室中が明るい声に満たされていた。
そんな騒ぎの中でも希和は淡々としていた。
「佳穂。お昼はどうするの?」
「カフェテリアで食べるよ。希和は転校生が来るって知ってた?」
希和は指で眼鏡をあげながら、やれやれとため息を吐いた。
「知らないわよ。今、聞いたところ。これだけ騒ぐのみるとイケメンなのは間違いないんじゃない?」
私も希和も興味なさそうにしていると他のクラスメイト達が不満げに言った。
「佳穂さんと希和さんはカヴァリエだから、興味ないかもしれないけど私達にしたら運命の相手かもしれないのよ」
「しかも、イケメン!」
「最高ね!」
「クイーンの座も空位のままだし」
希和が苦笑した。
「さすがに一年生の転校生がクイーンになるなんて無理じゃないかしら」
放っておくとアリがゾウになって、どんどんと話が大きくなっていく。
これには希和だけじゃなくて私も苦笑してしまった。
「古柴が報告してくるでしょ」
「そうだね」
興味のない私と希和は世間話程度にしか気にかけていなかった。
みんなの話をしっかり聞いていれば、誰なのかわかったのに油断していたとしか言いようがなかった。
「佳穂。カフェテリアに行くわよ」
「うん」
私と希和は教室を出て渡り廊下を通り、寮エリアに入るとエレベーターで上階へと向かう。
そこにはSSクラスからSクラスが使うカフェテリアがある。
そのカフェテリアにはすでにルークの大熊さん、ビショップの羽竜さん、ボーンの鷹我さんが高也と一緒にいた。
圧倒される美しさ。
なんて絵になる四人だろう。
そして、私―――なんとなく近寄れず、そのメンバーを眺めていると高也が不思議そうな顔をしていた。
気づいてよ、高也。
これが気後れというものですよ。
「あれ? 狼谷さんは?」
ナイトの狼谷さんだけいなかった。
鷹我さんが教えてくれた。
「ナイトは一般学食だよっ。最近はサバ味噌定食とか焼き魚定食が気に入ってるみたいだよ」
「健康的ですね」
ラーメンから魚定食とは狼谷さんは一般学食のプロになりつつある。
全メニュー制覇しちゃってるんじゃないだろうか。
一般学食の味が恋しくなって私一人で行こうとしたのを高也に止められて一悶着の後、一緒に行った。
高也を連れて行ったことをすぐに後悔した。
視線が痛すぎて食べた気がしなかった。
後から知ったけど、歴代のキングで一般学食に入ったのは高也が初めてだったらしい。
そんなことってある!?
チャーシュー麺が食べれないんだよ!
学食のみっちゃんの笑顔が懐かしい。
こちらのカフェテリアが嫌というわけではない。
ホテルランチみたいに美味しい。
それにカフェテリアはお洒落で明るくて、食事は和洋中から選べるし、好き嫌いにだって対応してくれる。
でも、庶民の味は食べられない。
「古柴がいないわね」
「本当だ。どうしたんだろう」
いつもなら、昼休みと同時に教室まで希和を迎えにくる忠犬ぶりなのに今日はこなかった。
私は高也が来ると平和が脅かされるので丁重にお断りしている。
女子クラス校舎に高也は侵入禁止だよ。
一歩でも踏み込めば大騒ぎになっちゃうもん。
古柴君はまあ、いいかと私も希和思いながら昼食を注文した。
「遅かったな」
「うん。なんか一年生の獣人クラスに転校生が来るって話を聞いていたら遅くなっちゃって」
「そうらしいな。俺もまだ会ってないが、噂で聞いた」
高也の隣の席に座った。
「肉と魚、どっちにしようかなあ」
「肉はビーフハンバーグだったぞ」
カフェテリア前にメニューが書いてあり、それを見落としていた私に高也が教えてくれた。
「じゃあ、それにしよっと。朝、パンだったから、お昼はライスでお願いします」
「かしこまりました」
給仕の人が恭しくうなずいた。
大熊さんが高也に言った。
「キング。一年の獣人クラスに来た転校生を俺は見ましたよ」
「どんなやつだ?」
高也の問いかけに羽竜さんが素早く答えた。
「長身で鍛えられた体をしていましたね。外見はアッシュグレイの髪と目でしたが、なんの獣人かまではわかりませんでした」
高也はしばらく考えていたけれど首を横に振った。
「獅央家の関係者ではないな」
「俺、てっきり豹路がいなくなったから、その代わりにおかしな奴が来たのかと思ったよー」
鷹我さんがにこにことサラダを一口食べたその時―――
「希和あああ! 佳穂ちゃーん! 大変だよー!」
「古柴、うるさい」
「どうしたの? 古柴君」
カフェテリアに入ってくるなり、古柴君が涙目で絶叫していた。
その後ろから入ってくる人影が見えた。
「よっ! 佳穂、希和」
手をあげると人懐っこい笑顔を浮かべて、こちらに向かって走ってきた。
「ひさしぶりー!」
私にどんっと体当たりをし、その勢いで体を抱き締めた。
シャツから見える胸元の銀色のドッグタグが揺れる。
そこに名前が書いてあった。
名前を見なくてもわかる。
「な、なんで……!? どうして、ここに賀久がいるの!?」
賀久は私に抱きついたまま、高也を見てにやりと笑った。
「聞いてはいたけど、触れられないほどのマーキングじゃないな」
そのわりに声と手が震え、額に汗がにじんでいた。
「佳穂から離れろ。殺す」
高也の殺気にばっと体を離した。
「なんだ、こいつ! やっばいなあ!」
「名前を名乗れ」
「さすが獅央家。威圧感が普通じゃないな。俺の名は照井賀久。犬の獣人だ」
高也はそこまで聞くと賀久の胸ぐらを掴みあげ、そのまま怒りに任せて投げ飛ばしたのだった。
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