5 / 296
始まりの旅
始めたはいいけれど
しおりを挟む
「まずは四大精霊の御名を覚えろ」
「うえ~~~」
「何事も基本は大事だぞ」
魔道を行うにはその力の流れを知る必要がある。
力を司る者。
四大精霊(エレメンタル)。
地
風
水
火
そしてその四大精霊をまとめる二神精霊がいる。
それが
光
闇
光と闇が世界を作り、
地と風と水と火が世界を廻す。
これが世界の成り立ち。
人が使うことが出来るのは四大精霊の力のみ。
稀に選ばれた者が二神精霊の力を使う事が出来る。
四大精霊の力を引き出すにはその御名を唱えるのが一番簡単だ。
つまり
地は『ウル』
風は『カウ』
水は『クア』
火は『イラ』
四大精霊の御名を唱え、
そこにどういった現象を起こしてほしいかと簡潔に唱えるのが
呪文
となるのだ。
つまり
『イラ・テマ』
『火・球』
となる。
「分かったか?」
「…分かった」
「では火は?」
「…い、イル?」
「お前頭悪いだろ」
「しっつれいな!」
その時遠くから荷台のごろごろという音が近づいてきた。
「し、ここで待ってろ」
そう言うとテルディアスがすばやく身を隠した。
ごろごろごろごろ…
音が近づいてくる。テルディアスは木の上に上ったようだ。
(なにをするつもりなんだろう?)
荷車が近づいてきた。鳥のようなものが車を引いている。
(変な鳥…)
ダチョウのように大きくて嘴も眼も大きい。
足もダチョウより太そうだ。
ただ体の色が緑で腹が赤と少し派手だ。
テルディアスの隠れている木の下まで来た。
と、テルディアスが木から飛び降りた!
ダンッ!
荷車に降り立った!
「なんだ?!」
荷車を引いていたおじさんが驚いて振り返ろうとした時、
「ウル・ミウム」
フワッ…
「ん…あ?」
テルディアスがおじさんに魔法をかけた。
おじさんはすぐにグーグーといびきをかいて寝てしまった。
テルディアスがすぐさま鳥を操っていた縄を引く。
ゆっくりと鳥が歩を緩め、荷台が静かに止まった。
おじさんに何やらごそごそとやって、テルディアスが降りてくる。
「何やってたの?」
テルディアスの横に並びながらキーナが聞いた。
「生活必需品をあさってただけだ」
「…???」
旅をするには必要なものがある。
それを手に入れるには何かをしなければならない。
例えばお金で買うとか、力ずくで奪うとか。
お金がなければつまりは力ずくになるわけで…。
「泥棒!」
「仕方がないだろう。俺のこの体じゃまともになんて稼げない」
「・・・」
テルディアスは魔女によってダーディンに変えられてしまった。
故に人々から恐れられ、殺されかねない。
「でもなぁ…」
「仕方がないだろう」
「泥棒はよくない…、でもそうしないと生きていけない…、ううぅ~ん…」
「街が見えてきたぞ」
悩むキーナを無視してテルが言った。
丘の向こうに建物の群れが見え隠れしている。
「おおっ! あれがミドル王国かぁ!」
「違うぞ。あれはサンスリーだ」
キーナはこけた。
「なんでっ!ミドル王国に向かってんじゃないの?!」
「言ってなかったか?」
テルディアスがさらりと言った。
「ここからミドル王国へは七日はかかるぞ」
道のりは考えている以上に長いようだ…。
「そんな…七日もかかってたら、又魔女に襲われちゃうでしょー!」
「そんなこと言われても…」
テルディアスのせいではない。
「まあ、魔女も深手を負っていたから回復するのにかなり時間がかかるだろう」
「どれくらい?」
「さあな」
「さあなって…」
キーナが青ざめる。
「なんとかなるだろう。街道には結界が張ってあるから少しは奴の目を眩ませられるだろう。ミドル王国に入ればより強力な結界が張ってあるから奴の目も届かなくなるはずだ」
「あらそう」
ちょっと安心する。
「んでもってミドル王国で魔法の修行もするのね?」
魔法を使えると知ってキーナはルンルンだ。
「その方がいいだろう」
「おっしゃ! 目指せ! ミドル王国!」
意気揚々と元気いっぱい張り切っている。
とおもいきや、
「ねぇ~、すこ~しでいいから魔法教えてよ~ぅ」
猫なで声でキーナが迫ってきた。
テルディアスはいい加減頭が痛くなってきた。
どうしてそんなに魔法を使いたがる?
ぴろぴろぴろ~~ん♪
キーナはレベルが上がった!
かはどうかは知らないが、とりあえず一つ魔法を覚えた。
誰もが一番最初に覚える魔法。
火球(イラテマ)
四大精霊の中で一番扱いやすいのが火だった。
水はプライドが高く、風は気まぐれで言うことを聞かない。
地は人を見極め力を起こすか判断する。
つまり生半可な実力者には力を貸してくれないのだ。
火は陽気で人懐っこく、初心者にも優しい。
「掌に炎の球があるところを想像するんだ。
できるだけ具体的に。そしてイラ・テマと唱えて対象物に力を放つ」
テルディアスに言われたとおりに掌に炎の球を創造する。
熱く猛る炎。
それが掌に集まる。
対象物は目の前の大きな岩。そこにめがけて…
「イラ・テマ!」
力を放つ!
ボコンッ
小さく岩が欠けた。
「やった!」
「ほう…、まさか使えるとはな」
「えっへん!」
魔道を習うのは小さい頃からと決まっている。
何故なら子供は純粋に力を感じ、とらわれない想像力で力を発現できるからである。
(つまりこいつがガキってことか…)
テルディアスは納得した。
「わ~凄いな~ほんとに使えるんだ~」
感動している。
「ねえテル! 他にも教えてよ!」
飛びついてきた。
「馬鹿、まだ早い」
「いいじゃん! いいじゃん! ねぇねぇ!」
「四大精霊の御名は?」
途端に顔が曇る。
「う…う~~んと…い、いる、かる、くる…」
「全然違うぞ」
キーナは頭が痛くなってきた。
「だ~か~ら~~~…」
「ふにゃ~~~」
テルディアスが長々と説明し始めた。
「うえ~~~」
「何事も基本は大事だぞ」
魔道を行うにはその力の流れを知る必要がある。
力を司る者。
四大精霊(エレメンタル)。
地
風
水
火
そしてその四大精霊をまとめる二神精霊がいる。
それが
光
闇
光と闇が世界を作り、
地と風と水と火が世界を廻す。
これが世界の成り立ち。
人が使うことが出来るのは四大精霊の力のみ。
稀に選ばれた者が二神精霊の力を使う事が出来る。
四大精霊の力を引き出すにはその御名を唱えるのが一番簡単だ。
つまり
地は『ウル』
風は『カウ』
水は『クア』
火は『イラ』
四大精霊の御名を唱え、
そこにどういった現象を起こしてほしいかと簡潔に唱えるのが
呪文
となるのだ。
つまり
『イラ・テマ』
『火・球』
となる。
「分かったか?」
「…分かった」
「では火は?」
「…い、イル?」
「お前頭悪いだろ」
「しっつれいな!」
その時遠くから荷台のごろごろという音が近づいてきた。
「し、ここで待ってろ」
そう言うとテルディアスがすばやく身を隠した。
ごろごろごろごろ…
音が近づいてくる。テルディアスは木の上に上ったようだ。
(なにをするつもりなんだろう?)
荷車が近づいてきた。鳥のようなものが車を引いている。
(変な鳥…)
ダチョウのように大きくて嘴も眼も大きい。
足もダチョウより太そうだ。
ただ体の色が緑で腹が赤と少し派手だ。
テルディアスの隠れている木の下まで来た。
と、テルディアスが木から飛び降りた!
ダンッ!
荷車に降り立った!
「なんだ?!」
荷車を引いていたおじさんが驚いて振り返ろうとした時、
「ウル・ミウム」
フワッ…
「ん…あ?」
テルディアスがおじさんに魔法をかけた。
おじさんはすぐにグーグーといびきをかいて寝てしまった。
テルディアスがすぐさま鳥を操っていた縄を引く。
ゆっくりと鳥が歩を緩め、荷台が静かに止まった。
おじさんに何やらごそごそとやって、テルディアスが降りてくる。
「何やってたの?」
テルディアスの横に並びながらキーナが聞いた。
「生活必需品をあさってただけだ」
「…???」
旅をするには必要なものがある。
それを手に入れるには何かをしなければならない。
例えばお金で買うとか、力ずくで奪うとか。
お金がなければつまりは力ずくになるわけで…。
「泥棒!」
「仕方がないだろう。俺のこの体じゃまともになんて稼げない」
「・・・」
テルディアスは魔女によってダーディンに変えられてしまった。
故に人々から恐れられ、殺されかねない。
「でもなぁ…」
「仕方がないだろう」
「泥棒はよくない…、でもそうしないと生きていけない…、ううぅ~ん…」
「街が見えてきたぞ」
悩むキーナを無視してテルが言った。
丘の向こうに建物の群れが見え隠れしている。
「おおっ! あれがミドル王国かぁ!」
「違うぞ。あれはサンスリーだ」
キーナはこけた。
「なんでっ!ミドル王国に向かってんじゃないの?!」
「言ってなかったか?」
テルディアスがさらりと言った。
「ここからミドル王国へは七日はかかるぞ」
道のりは考えている以上に長いようだ…。
「そんな…七日もかかってたら、又魔女に襲われちゃうでしょー!」
「そんなこと言われても…」
テルディアスのせいではない。
「まあ、魔女も深手を負っていたから回復するのにかなり時間がかかるだろう」
「どれくらい?」
「さあな」
「さあなって…」
キーナが青ざめる。
「なんとかなるだろう。街道には結界が張ってあるから少しは奴の目を眩ませられるだろう。ミドル王国に入ればより強力な結界が張ってあるから奴の目も届かなくなるはずだ」
「あらそう」
ちょっと安心する。
「んでもってミドル王国で魔法の修行もするのね?」
魔法を使えると知ってキーナはルンルンだ。
「その方がいいだろう」
「おっしゃ! 目指せ! ミドル王国!」
意気揚々と元気いっぱい張り切っている。
とおもいきや、
「ねぇ~、すこ~しでいいから魔法教えてよ~ぅ」
猫なで声でキーナが迫ってきた。
テルディアスはいい加減頭が痛くなってきた。
どうしてそんなに魔法を使いたがる?
ぴろぴろぴろ~~ん♪
キーナはレベルが上がった!
かはどうかは知らないが、とりあえず一つ魔法を覚えた。
誰もが一番最初に覚える魔法。
火球(イラテマ)
四大精霊の中で一番扱いやすいのが火だった。
水はプライドが高く、風は気まぐれで言うことを聞かない。
地は人を見極め力を起こすか判断する。
つまり生半可な実力者には力を貸してくれないのだ。
火は陽気で人懐っこく、初心者にも優しい。
「掌に炎の球があるところを想像するんだ。
できるだけ具体的に。そしてイラ・テマと唱えて対象物に力を放つ」
テルディアスに言われたとおりに掌に炎の球を創造する。
熱く猛る炎。
それが掌に集まる。
対象物は目の前の大きな岩。そこにめがけて…
「イラ・テマ!」
力を放つ!
ボコンッ
小さく岩が欠けた。
「やった!」
「ほう…、まさか使えるとはな」
「えっへん!」
魔道を習うのは小さい頃からと決まっている。
何故なら子供は純粋に力を感じ、とらわれない想像力で力を発現できるからである。
(つまりこいつがガキってことか…)
テルディアスは納得した。
「わ~凄いな~ほんとに使えるんだ~」
感動している。
「ねえテル! 他にも教えてよ!」
飛びついてきた。
「馬鹿、まだ早い」
「いいじゃん! いいじゃん! ねぇねぇ!」
「四大精霊の御名は?」
途端に顔が曇る。
「う…う~~んと…い、いる、かる、くる…」
「全然違うぞ」
キーナは頭が痛くなってきた。
「だ~か~ら~~~…」
「ふにゃ~~~」
テルディアスが長々と説明し始めた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました
結城芙由奈
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】
私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。
2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます
*「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
※2023年8月 書籍化
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる