148 / 269
第二章 シルフェリアとの別れとイリスの覚悟
外伝!「黒龍ラザフォードとマッドサイエンティスト」その14
しおりを挟む
歌を歌い終わり地琰龍ノイミュンスターから、
「うむ、これなら今日の「こんさぁと」だったか?公演も問題無いじゃろうて、我もコッソリと見に行くので頑張るが良い」と言われてテンション爆上がりのラザフォード。
ラザフォードはノイミュンスターに手をブンブン降ってルンルン気分で王都へ戻り準備に入る。
しかし黒龍の姿のせいで笑顔で手をブンブンの可愛さ満点の仕草が恐ろしき笑顔の恐怖さ満点の仕草に変わったのは失当である。
こんな感じに順調に御前コンサート当日を迎えたはず・・・だったのだが当日早朝に大問題が発生する。
完全な徹夜明けなのだが黒龍の睡眠は少し変わっていて30日くらいは寝ない・・・と言うか寝たくても寝れない。
30日くらい起きて丸々3日程度寝れば充分睡眠時間は取れると言ったローテーションだ。
朝の四時から人間の姿に戻り鼻歌を歌いながらせっせと舞台衣装のチェックをしていたら超絶不機嫌そうな銀髪少女がやって来て、
「コーレンス王国が攻めて来たっすね」と爆弾投下の緊急事態をラザフォードに告げる。
「ええええーーー?!」
何と!敵対していた隣国のコーレンス王国が略奪目的の為に朝駆けして来やがりましたよ!
そしてこの時代の中央大陸では略奪戦争は別段珍しい事でもないとの事。
コーレンス軍は王都まで10km地点の最終警戒ラインを超えて更に接近中と偵察部隊から連絡が入ったそうだ。
最終警戒ラインとは「ここを超えたらこっちも攻撃すっからな!」のラインである。
ちなみに3ヶ月前にもコーレンス軍が来て最終警戒ライン外の村落を軽く荒らして行ったんだそうだ。
その行為は今回の侵攻の為の威力偵察だったんだろうとの予測だ。
「そそそそ・・・それじゃあ御前コンサートは中止・・・」
「になりませんよ?アタシが蹴散らして来ますから。
向こうに「はぐれ者」が居るのでアタシの参戦理由はバッチリっす」
銀髪少女は見た通りに滅茶苦茶不機嫌だった。
割と苦労して御前コンサートの準備をしていたのに思い切り水を刺されたからだ。
敵軍が人間だけの編成なら銀髪少女にも手が出せなかったが幸い?にも敵軍に龍種が居ると偵察中の海龍から念話が入ったのだ。
「お陰でアタシにも参戦許可が出たっすよ!盛大に鬱憤を晴らして来ます!
龍種だけは誰にも渡さないっすよ!」
同行している龍種を殴る気マンマンのリリー。
「龍種って・・・リリーさん危ないですよ!そんなのダメです!」
ラザフォードは黒龍の件で龍種からの攻撃の恐怖を嫌と言う程に身に染みている。
「リリーさんに行かせるくらいなら・・・・・・・・私が出ます!」
16歳の少年を出すくらいなら私が!とラザフォードは決意を固める。
そう言えばラザフォードはリリーが地龍の龍戦士だと言う事をまだ知らなかった。
そして未だに少年と勘違いしているのだ。
すると銀髪少女は一瞬キョトンとしてから優しく微笑む。
「ラザフォードは優しいっすね」
ドキーーーン!!超美少女の微笑みに心臓を撃ち抜かれるラザフォードだった。
「なら二人で行くっすよ!ラザフォードは居るだけで牽制になりますからね。
ああ、でも周囲にフォローが沢山居るので身の危険を心配する必要は無いっすよ」
ピアツェンツェア側は迎撃に300人程度出るらしい・・・
敵勢4000人に対して300人と言う圧倒的な不利な状況だが、これが300人全員が龍種だとしたら?
うん?儂なら一目散に逃走するな!間違い無い!300人が全員が龍種とか普通に怖えよ!
そして街の市民に見つからない様にコッソリと朝焼けの空を目掛けて戦場へと向かったラザフォードと銀髪少女。
黒龍に戻ったラザフォードの背中に飛べない銀髪少女が乗っている構図だ。
「「空を飛ぶって気持ち良いっすね。アタシも練習しようかな?」」
「「リリーさんが龍種だったなんて・・・驚きました」」
出発の時、ボウン!と龍になった銀髪少女。
「じゃあラザフォード、アタシを乗せて連れて行って下さい」そう言って王都の側の森の中で龍の姿に戻ったリリー。
しかし何か王都で有事がある時は必ずこの森が舞台になるよな?
地龍は「危ないから連れて行けません!」などと言わない。
「やりたいなら一緒に行くっすよ!」の一択である。
そしてリリーは地龍種にしては、かなり珍しい白龍だったのだ、いや少し全体的に銀色っぽいので銀龍かな?
「えええええーーーー?!」リリーの龍化には驚いたラザフォード。
そして正確にリリーを認識して女性だと分かり更に驚いた。
これはラザフォードは悪くない、リリーが意図的に性別を誤認させる認識阻害術式を組み込んだからだ。
体長30mの大柄なラザフォードに対して、リリーの体長は10mほどなので問題なくラザフォードの背中に乗れた。
こうして白黒龍コンビの新ユニットが誕生したのだ。
リリーを乗せて空に飛び上がり敵軍を空から「遠視」のスキルを使い確認して見ると王都まで7kmと言う地点で両軍が睨み合っていた。
と言うよりは敵方の馬がビビって動けないのだ。
人の姿とはいえ300人の龍種が横並びになって思い切り「やんのかこら!」とガン飛ばしているからだ。
馬にして見れば恐怖でしかなかろうな。
そしてコーレンス兵士達も本能的に恐怖を感じているのだろう。
「なななななな何故動かない?!おおおおお前ら?!どうした?!しっかりしろ!」
敵の将軍が頑張って部下を鼓舞しているのだが自分も大いにビビっているので効果は無い。
寧ろ部下を見捨てて自分だけ逃げ出さない根性を褒めて良いだろう。
「「このまま、ど真ん中に着陸して下さいラザフォード」」
「「ええ?!大丈夫なの?!」」
「「大丈夫っす」」
ドオオオオオン!!ゴオオオオオオオオオ・・・
リリーに促されるままに両軍のど真ん中に着陸するラザフォード。
勢い余って思い切り地面を抉ってしまったラザフォード。
「「ああああ・・・足が・・・痺れたーーー・・・ふえええん」
意図せずだったがコーレンス兵士を威嚇するのには充分過ぎた。
何が空からやって来たか理解出来ず誰一人として声を出す者はいない。
こうしてピアツェンツェア王国対コーレンス王国の戦いの火蓋が切られた!
正確には銀髪地龍少女リリーの戦いなのだがな!
黒龍王ラザフォードは、ホケーと見ているだけだ!
「うむ、これなら今日の「こんさぁと」だったか?公演も問題無いじゃろうて、我もコッソリと見に行くので頑張るが良い」と言われてテンション爆上がりのラザフォード。
ラザフォードはノイミュンスターに手をブンブン降ってルンルン気分で王都へ戻り準備に入る。
しかし黒龍の姿のせいで笑顔で手をブンブンの可愛さ満点の仕草が恐ろしき笑顔の恐怖さ満点の仕草に変わったのは失当である。
こんな感じに順調に御前コンサート当日を迎えたはず・・・だったのだが当日早朝に大問題が発生する。
完全な徹夜明けなのだが黒龍の睡眠は少し変わっていて30日くらいは寝ない・・・と言うか寝たくても寝れない。
30日くらい起きて丸々3日程度寝れば充分睡眠時間は取れると言ったローテーションだ。
朝の四時から人間の姿に戻り鼻歌を歌いながらせっせと舞台衣装のチェックをしていたら超絶不機嫌そうな銀髪少女がやって来て、
「コーレンス王国が攻めて来たっすね」と爆弾投下の緊急事態をラザフォードに告げる。
「ええええーーー?!」
何と!敵対していた隣国のコーレンス王国が略奪目的の為に朝駆けして来やがりましたよ!
そしてこの時代の中央大陸では略奪戦争は別段珍しい事でもないとの事。
コーレンス軍は王都まで10km地点の最終警戒ラインを超えて更に接近中と偵察部隊から連絡が入ったそうだ。
最終警戒ラインとは「ここを超えたらこっちも攻撃すっからな!」のラインである。
ちなみに3ヶ月前にもコーレンス軍が来て最終警戒ライン外の村落を軽く荒らして行ったんだそうだ。
その行為は今回の侵攻の為の威力偵察だったんだろうとの予測だ。
「そそそそ・・・それじゃあ御前コンサートは中止・・・」
「になりませんよ?アタシが蹴散らして来ますから。
向こうに「はぐれ者」が居るのでアタシの参戦理由はバッチリっす」
銀髪少女は見た通りに滅茶苦茶不機嫌だった。
割と苦労して御前コンサートの準備をしていたのに思い切り水を刺されたからだ。
敵軍が人間だけの編成なら銀髪少女にも手が出せなかったが幸い?にも敵軍に龍種が居ると偵察中の海龍から念話が入ったのだ。
「お陰でアタシにも参戦許可が出たっすよ!盛大に鬱憤を晴らして来ます!
龍種だけは誰にも渡さないっすよ!」
同行している龍種を殴る気マンマンのリリー。
「龍種って・・・リリーさん危ないですよ!そんなのダメです!」
ラザフォードは黒龍の件で龍種からの攻撃の恐怖を嫌と言う程に身に染みている。
「リリーさんに行かせるくらいなら・・・・・・・・私が出ます!」
16歳の少年を出すくらいなら私が!とラザフォードは決意を固める。
そう言えばラザフォードはリリーが地龍の龍戦士だと言う事をまだ知らなかった。
そして未だに少年と勘違いしているのだ。
すると銀髪少女は一瞬キョトンとしてから優しく微笑む。
「ラザフォードは優しいっすね」
ドキーーーン!!超美少女の微笑みに心臓を撃ち抜かれるラザフォードだった。
「なら二人で行くっすよ!ラザフォードは居るだけで牽制になりますからね。
ああ、でも周囲にフォローが沢山居るので身の危険を心配する必要は無いっすよ」
ピアツェンツェア側は迎撃に300人程度出るらしい・・・
敵勢4000人に対して300人と言う圧倒的な不利な状況だが、これが300人全員が龍種だとしたら?
うん?儂なら一目散に逃走するな!間違い無い!300人が全員が龍種とか普通に怖えよ!
そして街の市民に見つからない様にコッソリと朝焼けの空を目掛けて戦場へと向かったラザフォードと銀髪少女。
黒龍に戻ったラザフォードの背中に飛べない銀髪少女が乗っている構図だ。
「「空を飛ぶって気持ち良いっすね。アタシも練習しようかな?」」
「「リリーさんが龍種だったなんて・・・驚きました」」
出発の時、ボウン!と龍になった銀髪少女。
「じゃあラザフォード、アタシを乗せて連れて行って下さい」そう言って王都の側の森の中で龍の姿に戻ったリリー。
しかし何か王都で有事がある時は必ずこの森が舞台になるよな?
地龍は「危ないから連れて行けません!」などと言わない。
「やりたいなら一緒に行くっすよ!」の一択である。
そしてリリーは地龍種にしては、かなり珍しい白龍だったのだ、いや少し全体的に銀色っぽいので銀龍かな?
「えええええーーーー?!」リリーの龍化には驚いたラザフォード。
そして正確にリリーを認識して女性だと分かり更に驚いた。
これはラザフォードは悪くない、リリーが意図的に性別を誤認させる認識阻害術式を組み込んだからだ。
体長30mの大柄なラザフォードに対して、リリーの体長は10mほどなので問題なくラザフォードの背中に乗れた。
こうして白黒龍コンビの新ユニットが誕生したのだ。
リリーを乗せて空に飛び上がり敵軍を空から「遠視」のスキルを使い確認して見ると王都まで7kmと言う地点で両軍が睨み合っていた。
と言うよりは敵方の馬がビビって動けないのだ。
人の姿とはいえ300人の龍種が横並びになって思い切り「やんのかこら!」とガン飛ばしているからだ。
馬にして見れば恐怖でしかなかろうな。
そしてコーレンス兵士達も本能的に恐怖を感じているのだろう。
「なななななな何故動かない?!おおおおお前ら?!どうした?!しっかりしろ!」
敵の将軍が頑張って部下を鼓舞しているのだが自分も大いにビビっているので効果は無い。
寧ろ部下を見捨てて自分だけ逃げ出さない根性を褒めて良いだろう。
「「このまま、ど真ん中に着陸して下さいラザフォード」」
「「ええ?!大丈夫なの?!」」
「「大丈夫っす」」
ドオオオオオン!!ゴオオオオオオオオオ・・・
リリーに促されるままに両軍のど真ん中に着陸するラザフォード。
勢い余って思い切り地面を抉ってしまったラザフォード。
「「ああああ・・・足が・・・痺れたーーー・・・ふえええん」
意図せずだったがコーレンス兵士を威嚇するのには充分過ぎた。
何が空からやって来たか理解出来ず誰一人として声を出す者はいない。
こうしてピアツェンツェア王国対コーレンス王国の戦いの火蓋が切られた!
正確には銀髪地龍少女リリーの戦いなのだがな!
黒龍王ラザフォードは、ホケーと見ているだけだ!
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
どこかで見たような異世界物語
PIAS
ファンタジー
現代日本で暮らす特に共通点を持たない者達が、突如として異世界「ティルリンティ」へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先はダンジョン内と思しき部屋の一室。
互いの思惑も分からぬまま協力体制を取ることになった彼らは、一先ずダンジョンからの脱出を目指す。
これは、右も左も分からない異世界に飛ばされ「異邦人」となってしまった彼らの織り成す物語。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる