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第一章 エルフの少女
37話 「戦いの匂い」
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「わあああ♪たーのーしー♪」
結局、飛行機の操縦をして見たイリスはドハマりした。
《いやーーー??!怖いーーー?!》常に地面に足を付けてたシルフェリアはビビリまくっていた・・・お前ブリックリンに乗ってたじゃん!
「なんで?ブリックリンの背中に乗っても大丈夫だったじゃん?」
イリスも同じ事をつっこむと、
《だってブリックリンはこんなに揺れなかったじゃない!》
ブリックリンは魔力を使って飛んでるので強風が吹いても安定した飛行をしていたが
グライダーと言って良いこの飛行機は風の影響をモロに受ける。
「おおーーと?横風がーーーー??」
そんな事言われるとイタズラしたくなるのは当たり前の流れだね。
《いやーーーーん??!!》
こうして散々いじられたシルフェリアはいじけた。
しかし、なかなか楽しいご褒美になり、イリスの良い気分転換にはなったのだ。
そして遊びの時間も終わりを告げる。
「ふむ、イリスよそろそろラーデンブルクに戻るか?」
南の大陸のエルフの街は「ラーデンブルク公国」を名乗り正式に国として動き出していたのだ。
「王」を抱かないこの世界では珍しい民主主義国家だ。
エルフ達もこれからの動乱に備えて力を集めて準備段階に入ったのだ。
「はい!」世界のエルフの為に戦うと決意したイリスが行かない理由は無い。
「人間達もここより北の大河沿いに小国を作り始めた様じゃ。
何事も起こらねば良いが残念だが不安要素だらけじゃな」
クレアがそう言うと、
「さようじゃな・・・魔族との事もあるし荒れるであろうな」
ノイミュンスターが同意する。
楽しい雰囲気から一転して不穏な話しになる。
ユグドラシルの滅びは既に魔族にも人間にも知れる事になり、微妙なバランスで保っていた平和が揺らぎ始めているのだ。
休息中のイリスに心労をかけまいとの師匠からの心遣いでイリスの耳に入れて無かったが心の準備が必要な段階に入ったのだ。
「ウッドエルフの集落は大丈夫でしょうか?」
「残念じゃが平和は約束は出来ぬ。場合によっては集落を捨てる事になろうな。
ウッドエルフは人間と魔族から狙われる存在じゃからな」
特殊技能を多く持つウッドエルフを各勢力が取り込もうと躍起になると予想される。
同盟などの穏やかな手法なら良いが侵略、隷属を考える輩も出るだろう。
ウッドエルフの最大の弱点は人数が少ない事だ。
世界の全てのウッドエルフを合わせても3万人を少し越える程度だ。
それに対して中央大陸の人間は3500万人と言われている・・・
戦いになれば蹂躙は容易いだろう。
そう考える者が現れても何ら不思議では無い。
《で・・・でも地龍王様が守って下されるのでは?》
今となっては何も出来ないシルフェリアは誰かを頼るしかない。
「当然個人的には守って下される、しかしそれが種族として生き残る為の行動なら世界の調停者として手を出せなくなる可能性が高い」
この考えはノイミュンスターに即座に否定される。
つまりライオンが生きる為にシマウマを襲う事を止める事が人間には出来ないと同じだ。
「じゃあどうすれば・・・」
良くない状況に不安しかないイリス。
「ラーデンブルクに移住する選択肢があるな、ウッドエルフの集落の長には既に話しを通してある。
後はウッドエルフの考え次第じゃ、妾もこれは強制が出来ぬ提案じゃ」
先祖代々受け継いだ土地はそう簡単に捨てられない物だからね。
「とりあえず当面の間は地龍の庇護下で様子を見れば良かろうて。
それでも無理そうならクレアが何とかしてくれようて」
地龍が人間と魔族を威圧すれば暴挙を抑える事が出来るかも?とノイミュンスターは言っている。
「それもある程度の時間稼ぎに過ぎぬかも知れぬ」
「何があったのか?」
「妾が調べた情報では最近になって魔族の本国から増援が来ておる。
近々北の大陸で魔族の制圧戦があろう。
それに備える為に西の大陸でも人間の制圧戦が開始される」
クレアは黙って中央大陸で趣味の刺繍や飛行機作りをしていた訳では無い。
実際に自分の目で見て各方面にかなり強い諜報と調略を行っていたのだ。
その結果、中央大陸にはエルフ達は不干渉だと決まった。
信頼出来そうな勢力が東部のヴィアール地方に住む武力集団くらいしか居なかったからだ。
ヴィアールとの関係を強めて中央大陸との繋がりは保つがそれ以上は無駄な争いに巻き込まれるだけとラーデンブルクの上層部は判断した。
そしてウッドエルフ達の結論は「先遣隊」をラーデンブルクに派遣していつでも移住可能状態にしておいて人間社会の様子を見る。
となかなか強かな結論だった。
「ええ?!私達が先遣隊ですか?!」
集落の長に先遣隊に任命されたイリスの両親が驚く。
「なぜ驚いているのが不思議ですけど、クレア女王と個人的な親交がある貴方達が選ばれるのは当然ですわ」そりゃそうだね。
エルフの長は女性が務める事が多い、理由はエルフに聞いとくれい!
それはウッドエルフも変わらない、現在のウッドエルフの長は結構若い女性なのだ。
名前を「ルー」この後イリスの直属の上官になるのだが暴走するイリスに胃を痛める事になる苦労気質の美人さんだ。
「先遣隊と言っても大部分は今回ラーデンブルクへ移住します。
この森に残るのは戦士達だけです。
集落も軍事基地化して人間の戦争に備える事になります」
これがウッドエルフが出した詳しい結論だ。
ウッドエルフは普段ぽえ~んとしてる割には案外強かだった。
結局、飛行機の操縦をして見たイリスはドハマりした。
《いやーーー??!怖いーーー?!》常に地面に足を付けてたシルフェリアはビビリまくっていた・・・お前ブリックリンに乗ってたじゃん!
「なんで?ブリックリンの背中に乗っても大丈夫だったじゃん?」
イリスも同じ事をつっこむと、
《だってブリックリンはこんなに揺れなかったじゃない!》
ブリックリンは魔力を使って飛んでるので強風が吹いても安定した飛行をしていたが
グライダーと言って良いこの飛行機は風の影響をモロに受ける。
「おおーーと?横風がーーーー??」
そんな事言われるとイタズラしたくなるのは当たり前の流れだね。
《いやーーーーん??!!》
こうして散々いじられたシルフェリアはいじけた。
しかし、なかなか楽しいご褒美になり、イリスの良い気分転換にはなったのだ。
そして遊びの時間も終わりを告げる。
「ふむ、イリスよそろそろラーデンブルクに戻るか?」
南の大陸のエルフの街は「ラーデンブルク公国」を名乗り正式に国として動き出していたのだ。
「王」を抱かないこの世界では珍しい民主主義国家だ。
エルフ達もこれからの動乱に備えて力を集めて準備段階に入ったのだ。
「はい!」世界のエルフの為に戦うと決意したイリスが行かない理由は無い。
「人間達もここより北の大河沿いに小国を作り始めた様じゃ。
何事も起こらねば良いが残念だが不安要素だらけじゃな」
クレアがそう言うと、
「さようじゃな・・・魔族との事もあるし荒れるであろうな」
ノイミュンスターが同意する。
楽しい雰囲気から一転して不穏な話しになる。
ユグドラシルの滅びは既に魔族にも人間にも知れる事になり、微妙なバランスで保っていた平和が揺らぎ始めているのだ。
休息中のイリスに心労をかけまいとの師匠からの心遣いでイリスの耳に入れて無かったが心の準備が必要な段階に入ったのだ。
「ウッドエルフの集落は大丈夫でしょうか?」
「残念じゃが平和は約束は出来ぬ。場合によっては集落を捨てる事になろうな。
ウッドエルフは人間と魔族から狙われる存在じゃからな」
特殊技能を多く持つウッドエルフを各勢力が取り込もうと躍起になると予想される。
同盟などの穏やかな手法なら良いが侵略、隷属を考える輩も出るだろう。
ウッドエルフの最大の弱点は人数が少ない事だ。
世界の全てのウッドエルフを合わせても3万人を少し越える程度だ。
それに対して中央大陸の人間は3500万人と言われている・・・
戦いになれば蹂躙は容易いだろう。
そう考える者が現れても何ら不思議では無い。
《で・・・でも地龍王様が守って下されるのでは?》
今となっては何も出来ないシルフェリアは誰かを頼るしかない。
「当然個人的には守って下される、しかしそれが種族として生き残る為の行動なら世界の調停者として手を出せなくなる可能性が高い」
この考えはノイミュンスターに即座に否定される。
つまりライオンが生きる為にシマウマを襲う事を止める事が人間には出来ないと同じだ。
「じゃあどうすれば・・・」
良くない状況に不安しかないイリス。
「ラーデンブルクに移住する選択肢があるな、ウッドエルフの集落の長には既に話しを通してある。
後はウッドエルフの考え次第じゃ、妾もこれは強制が出来ぬ提案じゃ」
先祖代々受け継いだ土地はそう簡単に捨てられない物だからね。
「とりあえず当面の間は地龍の庇護下で様子を見れば良かろうて。
それでも無理そうならクレアが何とかしてくれようて」
地龍が人間と魔族を威圧すれば暴挙を抑える事が出来るかも?とノイミュンスターは言っている。
「それもある程度の時間稼ぎに過ぎぬかも知れぬ」
「何があったのか?」
「妾が調べた情報では最近になって魔族の本国から増援が来ておる。
近々北の大陸で魔族の制圧戦があろう。
それに備える為に西の大陸でも人間の制圧戦が開始される」
クレアは黙って中央大陸で趣味の刺繍や飛行機作りをしていた訳では無い。
実際に自分の目で見て各方面にかなり強い諜報と調略を行っていたのだ。
その結果、中央大陸にはエルフ達は不干渉だと決まった。
信頼出来そうな勢力が東部のヴィアール地方に住む武力集団くらいしか居なかったからだ。
ヴィアールとの関係を強めて中央大陸との繋がりは保つがそれ以上は無駄な争いに巻き込まれるだけとラーデンブルクの上層部は判断した。
そしてウッドエルフ達の結論は「先遣隊」をラーデンブルクに派遣していつでも移住可能状態にしておいて人間社会の様子を見る。
となかなか強かな結論だった。
「ええ?!私達が先遣隊ですか?!」
集落の長に先遣隊に任命されたイリスの両親が驚く。
「なぜ驚いているのが不思議ですけど、クレア女王と個人的な親交がある貴方達が選ばれるのは当然ですわ」そりゃそうだね。
エルフの長は女性が務める事が多い、理由はエルフに聞いとくれい!
それはウッドエルフも変わらない、現在のウッドエルフの長は結構若い女性なのだ。
名前を「ルー」この後イリスの直属の上官になるのだが暴走するイリスに胃を痛める事になる苦労気質の美人さんだ。
「先遣隊と言っても大部分は今回ラーデンブルクへ移住します。
この森に残るのは戦士達だけです。
集落も軍事基地化して人間の戦争に備える事になります」
これがウッドエルフが出した詳しい結論だ。
ウッドエルフは普段ぽえ~んとしてる割には案外強かだった。
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