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第四章
5.朝がきました…またあの王様と一緒でしゅっ
しおりを挟む着替えたリィーヤたちは取り敢えずソファに座りました。そしたら部屋の扉をノックする音がして、開けてみたら目の前に王様の付き人が…
「朝ごはんはこちらになります。ついてきて下さい」っと言われたのでついていく事にしました。
「…副団長この方向はもしかして…」
「…あー団長も気がつきましたか…多分王様の所ですよね~」
「……チッ」
と舌打ちをする団長の前を歩くのは副団長で団長の腕の中にいるのはリィーヤです。
「…またあの王様に会うんでしゅか?早く帰りたいでしゅっ」
とリィーヤの目に涙が…団長はリィーヤの頭をよしよしして落ち着かせようと頑張りました。
「リィーヤさん出来るだけ早く帰りましょうね♪」
「そーそー早く帰ってゆっくりしようねー」と喋っていたらでかい扉の前につきました。
付き人がドアをノックした。「王様…お客様を連れてきました。」
「入れ…グヘヘ」
と気持ち悪い笑い声なのかよく分からない声が聴こえてきました。
その笑い声?を聞いた途端リィーヤは
「…ビクッ」とびっくりしました。
「リィーヤさん大丈夫ですよ。副団長も近くにいますしマーサさんもいますから…ね?」
と団長がよしよししながら優しく語りかけました。
そしてついにドアが開いて…リィーヤ達は中に入りましたが
「…それではごゆっくりと…」付き人の人は中に入らずに…。
「さぁ好きなところに座るがいい…グヘヘ。」
と王様が言いました。
「ありがとうございます(^^)。離れたところに座りましょうか。」
と団長が後半コソッと言いそれに相槌をする副団長とリィーヤ。
出入り口が近い椅子に座りました。
団長の太ももに座るリィーヤ。
団長の隣に座る副団長。
「さぁ好きな物を食べよ…グヘヘ」
と王様が言いました。
「めちゃくちゃ料理あるな…」とコソッと言う副団長の目の前には焼きたてのパンやステーキ、黄色いスープやピンクの飲み物等がありました。
「…凄いですね、こんなにも食べませんが…」と苦笑いしながらコソッと言う団長をみながらリィーヤは自分の鞄の中に入っているパンや果実を食べました
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