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第三章
18.フェンリル紹介でしゅっ
しおりを挟むご飯を食べ終わり食器の片付けとかをして…休み時間になりました。
そしたら…
『リィーヤよフェンリルのホムラを紹介せねば』
とマーサが言いました
「「「フェンリル!?」」」
と団長達がびっくりしました。
「はっ!そうでした…ホムラしゃん出てきてくだしゃい。フェンリルのホムラっていいましゅ!」
とちょっと団長達から離れて…
リィーヤが呼んだ瞬間眩しい光の中からホムラが…ちゃんとお座りをした状態で出てきました
「「でかっ!」」
と団長達の部下が叫びました。
「なるほど…進化してますね」
と団長が少し離れたところからじーとホムラをみて言いました。
「たしかに…しかも火属性か…珍しいですね ~」
と副団長が隣の団長をみて言いました。
「⁇珍しいんでしゅか?」
とリィーヤ離れたところから団長達に聞きました。
「はい、まず魔力を持って生まれたことが珍しいです。しかもフェンリルですからね…どうやって進化させたんですか?」
と団長がマーサとリィーヤに近づき、少し顔を近づけて質問しました。
『リィーヤの仮父が進化させたんじゃ…しかもしゃべれるぞぉ』
とマーサが代わりに喋りました。
「…なるほど…あの方なら可能ですね…しかも喋れるなんて凄いですね」
と団長がリィーヤに向けて言いま
した
「はい!しゅごいでしゅ!!」
リィーヤははしゃぎながら隣にいたホムラの足に抱きつきました。
『主様いきなり抱きつかないで ~。
あっ僕ホムラって言います。
主様の仲間ですか⁇』とリィーヤに抱きつかられたままホムラは団長達に向けお辞儀して質問をしました。
「「「しゃべった‼︎⁉︎」」」
またちょっと離れたところから部下達が叫びました。
「はじめましてほむらさん。私達はリィーヤさんの仲間なので安心してください」
団長がお座りしたままのホムラに近づき目を合わせたまま喋りました。
『…貴方は信頼できる方のようですね。これからよろしくお願いします』
ホムラは団長の目をみてお辞儀をしました。
「よろしくお願いしますね」
団長は笑顔でホムラにいいました。
ちなみに副団長はフェンリルが怖くて団長の背後にいます。
「…べ、別に怖くはな…い」
真っ青な顔をしたまま…フェンリルをみる副団長に
「怖く無いなら隣にこい」
と団長が後ろを振り返り満面な笑顔でいいました。
すると叫びながら…
「、、、やっぱ無理だぁぁぁぁぁ!!」
と副団長の全力疾走をみた部下達は…
「「「顔はイケメンなのに残念」」」
とつぶやきました。
小さい頃、犬にお尻を噛まれた副団長でした。
次回 王都
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