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恋を知らないので
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『考えるんじゃない! 感じるの! あなたが恋だって感じたのならそれが恋』
恋とは感じるものらしい。
恋ってなんだろう? 愛は続くもので、恋は続かないもの? でも、愛も永遠ではないからそれは違うっぽいし。難しいな。
別に恋がどういうものか、興味があるわけじゃない。いや、興味がなかったらそもそも気にしないからちょっとは気になってるのかもね。ねぇ、恋って何?
「好きです」
「恋人の期間を経て、ゆくゆくは結婚しましょう」
「お試しで少しの間だけでも恋人として過ごさせてください!」
理解不能。こいつら、何言ってるんだろう? 好きって何? 関わりがないのに、どうやったら好きになるのだろうか。好意を抱くにはそれなりの関係などがあるはずだ。きっとそこには心の変化もあるだろう。でも、話したこともなければ、話しかけられたこともない。それなのに、告白というものをされる。迷惑以外の何ものでもない。
きっと私にはまだ早い感情なのだろう。乏しい理解力で恋を探しても、それは何も意味をなさない。結局、理解できないままだ。私は決めた。恋というものを探してみよう。それがどこにあるのかはわからないけれど、頭の中で爆発が起こればそれも恋らしいから。これ、本当かな?
そういえば、告白してきた人は全員振った。
「え、無理。私たち、初対面ですよね?」
男たちの反応は様々なものであった。引き攣った顔をしていたり、困惑していたり、体の力が抜けたのか地べたに座り込んだり、泣いて逃げたり。私がいけないことをしている気分だった。どうやら初対面ではなかったようで、相手は覚えていたらしい。これは友達から聞いた。私は忘れているから、話した内容とか会った場所とか言われても冷めた目でしか見れなかったけど。
相手は知っていて、私自身は知らないんだよ? 知らない人をすぐ信用しないでしょ?
私、悪くない。「コイツ、何言ってんの?」とは思ったけど、口には出さなかった。女友達の一人には「うわー、かわいそ」と言われた。まあ、あれだけ呼び出されて、変なことで休憩時間などが潰れたんだから、私は可哀想ではある。友達の言うこともあながち間違いではない。その後、なぜか、冷ややかな視線が送られてきたから怖かった。
***
今日は晴れ。外は明るくてぽかぽかで暖かい。さらりと吹く風が心地良いと思う。嘘。太陽の光は暖かく感じるが、冷たい風が身に染みる。少しの間なら、いい気分転換にはなっていただろう。
人気がなく、陰がある郊外に呼び出された私。行かなくてもいいかな、と思ったら、わざわざ迎えにやってきた。強引に引っ張り出されて、連れて来られた。見た目弱々しそうなのに、強引なところがあるらしい。背も他の男子と比べたら小さくて、かっこいいよりは可愛いという感じだ。
「あの、神崎さん。僕と付き合ってくれませんか?」
それを聞くなら、教室でも良かったはずなんだ。それなのに、なぜ外にやってきたのだろうか?
「どこに?」
私は彼と一緒にどこかへ行かないといけないらしい。私と彼に用事があるということだろうか。首を傾げ、相手の様子を伺う。
「えっ?」
目を丸くさせ、困惑しているようだった。悪いが、時間は有限だ。早く用事は終わらせてしまいたい。再度、質問する。
「だから、どこに行くの?」
これで答えがなければ、教室へ帰ろう。ご飯食べたいし。ぼーっと空を眺めて、返事を待つ。すぐにでは無理でも、数秒したら答えてくれてもいいのに。なぜ黙ったままなのだろうか。
私は彼を見て――。手首が引っ張られた。私と彼との距離が近づく。唇同士が触れた。彼はそれに満足したのか離れていく。正面から見ると、真っ赤に頬を染めている彼。
「好き、という意味です。好きなので、付き合って欲しいんです。こ、こ、こ、恋人になってください!!」
なるほど。コイツも私が理解できない感情の持ち主か。アイツらと同じように断ろう。口を開きかけて、まてよ、と閉じる。私自信が恋を知るのに使ってみるのはどうだろうか。邪魔になったらさようなら。つまらなくなったらさようなら。無駄に干渉してくるようならさようなら。面倒になったらさようなら。――よし、これで行くか。
「わー!! 僕なんてことしちゃったんだ!! 勢いであんなことするなんて。わー、ごめんなさい!!! 責任は取ります!!!」
「なぜ赤くなったり、青くなったりしているんだ? 風で体でも冷えたか? 寒いもんな。体調が悪くなってもおかしくはない。あ、それと責任は取らなくていい」
「うぅ、心配していただけたのは嬉しいのですが、できれば責任は取りたいというか、取らせて欲しいというか、断らないでくれると有難いというか……」
「ぼそぼそと何を言っているんだ? それより、条件付きで付き合ってもいいぞ?」
小さく呟いていて何も聞こえてこない。もじもじとしている姿。それと情けのない表情を浮かべている。その彼がピタリと瞬時に固まった。慌ただしいやつだ。
「それで? どうするんだ? 嫌ならこの話はなかったことにする」
「だ、だめです!! だめです!! 条件付きでもいいので、お願いします。その話はなかったことにしないでください。僕を捨てないでください」
「気色悪いことを言うな。条件は三つだ。一つ、私がこの関係が面倒になったらやめる。一つ、お前が邪魔だと思ったらこの関係はすぐさま取り消しだ。一つ、過干渉はやめてもらおう。あと、行動を縛るのもなしだ。……四つになったな」
「うぅ、流石恋する男を奈落に突き落として、意気消沈させている方。でも、僕は諦めませんよ。その条件で構いません!! で? 行動を縛るというのはどういうことでしょうか?」
話があちこち飛ぶやつだな。この内容で他の人のことがなぜ出てくるのか。それと、条件を把握せずに返事をするな。何か諦めないと言っているし、条件付きでもやめるべきだったかもしれない。早まったか。
「例えば、メッセージをちゃんと返して欲しいとかこの日この時間に会おうとかか?」
「でも、僕ら恋人になるんですよ? メッセージも送ったら返事が欲しいし、予定を合わせてデートもしたいから会いたいって伝えます」
「……それじゃ、この話は全部なかったことに」
立ち去ろうとすると、引き止められた。片足に飛びつかれたため、重い。ずるずると彼を引きずって歩いた。ちょっぴりだけしか進んでいる気がしない。
「わー、待ってください。わかりました。わかりました!! でも、面倒とか邪魔とかですぐに関係を打ち切られると悲しくなるので、せめて1週間前、それが無理なら数日前には伝えてくれませんか? そんな宣告を受けるのはとっても嫌ですが、心の準備はしておきたいですし。……うぅ~、別れたくない。嫌だ~~」
「先ほど、構わないと条件を呑んでいたくせに、意見を言ってくるとはな」
「だ、だって……。ぅぅぅぅぅ、あなたが嫌なら一方的に関係を切れるのだから、この小さな要望くらいは聞き入れてくださいぃぃぃぃ。……嫌だ~~。別れたくない。絶対やだ」
「ああ、もうっ! 鬱陶しいからめそめそするな! それくらいなら聞き入れる。さっさと離れろ!!」
蹴り飛ばしてやろうと思ったが、それを交渉の材料にされたら面倒だ。「傷つきました。責任取ってください」とか言われても非常に困る。それもあって、ぐっと堪える。
「わがりまじた。僕、飽ぎられないようにじまず」
めちゃくちゃ泣いてる。鼻水は出てるし、汚い。せっかくの端正な顔が台無しだ。ホロリと涙を流す程度なら見れない顔にはなっていないだろうが、号泣でぐちゃぐちゃだからね。
「はぁ、せっかくの見られる顔がブサイクすぎる。唯一の長所と言ってもいいくらいなんだから、大事にしなさいよね」
「!? 僕のこと褒めてくれました? 褒めてくれましたよね? やったーーーー!!」
私はジェットコースターにはついていけない。気分の上げ下げが激くて。一体何をそんなに喜んでいるのか。褒められたら、悪い気はしないと思うけれど。ついていけないから置いていこう。その前に――。
「はい、ハンカチ。そのぐしゃぐしゃの顔なんとかしなさいよ」
無理矢理、彼の手を取って、ハンカチを握らせた。
「わー、ハンカチ。神崎さんの……ハンカチ!? こ、こ、これって飾って拝むべきものだ。よし、家に帰ったら薄い透明なケースに入れてから額縁にいれて飾って、大切に保管――」
「やっぱり返して!!」
「そ、そんな~~」
恋が何かはわかっていないけれど、恋人ができた。彼は、とてもおかしい人で愉快な人で、ちょっと気色悪い変人だ。コイツと関わっていけば、私は恋を知れるのだろうか?
急にとてつもない不安が押し寄せてきた。なぜだろうか? 無理な気がしてきた。やはり彼を選んだのは早まったかもしれない。すぐに撤回してもよかったが、自分の都合ばかりを押し付けるのも悪い。今回は様子見しつつ、探っていって、無理だったら正直に伝えればいい。
「神崎さーん!! これからよろしくお願いします!!」
後ろから大きな声で叫ばれた。人がいないとはいえ、それで自分の名前を呼ばれるのは嫌だ。しばらく知らないふりをしよう。そう思っていたのだが、後になぜか私と彼が付き合っていることが周囲に知られることとなる。現在の私は知らないふりはできなくなるとは思ってもいなかった。
彼が自慢するように私と恋人になったことを周囲の人に伝えていたらしい。私は直接本人から広めておいたということを聞き、晴れ晴れとした表情を浮かべていたので、コイツ絞めよ、と思った未来があるとかないとか。
恋とは感じるものらしい。
恋ってなんだろう? 愛は続くもので、恋は続かないもの? でも、愛も永遠ではないからそれは違うっぽいし。難しいな。
別に恋がどういうものか、興味があるわけじゃない。いや、興味がなかったらそもそも気にしないからちょっとは気になってるのかもね。ねぇ、恋って何?
「好きです」
「恋人の期間を経て、ゆくゆくは結婚しましょう」
「お試しで少しの間だけでも恋人として過ごさせてください!」
理解不能。こいつら、何言ってるんだろう? 好きって何? 関わりがないのに、どうやったら好きになるのだろうか。好意を抱くにはそれなりの関係などがあるはずだ。きっとそこには心の変化もあるだろう。でも、話したこともなければ、話しかけられたこともない。それなのに、告白というものをされる。迷惑以外の何ものでもない。
きっと私にはまだ早い感情なのだろう。乏しい理解力で恋を探しても、それは何も意味をなさない。結局、理解できないままだ。私は決めた。恋というものを探してみよう。それがどこにあるのかはわからないけれど、頭の中で爆発が起こればそれも恋らしいから。これ、本当かな?
そういえば、告白してきた人は全員振った。
「え、無理。私たち、初対面ですよね?」
男たちの反応は様々なものであった。引き攣った顔をしていたり、困惑していたり、体の力が抜けたのか地べたに座り込んだり、泣いて逃げたり。私がいけないことをしている気分だった。どうやら初対面ではなかったようで、相手は覚えていたらしい。これは友達から聞いた。私は忘れているから、話した内容とか会った場所とか言われても冷めた目でしか見れなかったけど。
相手は知っていて、私自身は知らないんだよ? 知らない人をすぐ信用しないでしょ?
私、悪くない。「コイツ、何言ってんの?」とは思ったけど、口には出さなかった。女友達の一人には「うわー、かわいそ」と言われた。まあ、あれだけ呼び出されて、変なことで休憩時間などが潰れたんだから、私は可哀想ではある。友達の言うこともあながち間違いではない。その後、なぜか、冷ややかな視線が送られてきたから怖かった。
***
今日は晴れ。外は明るくてぽかぽかで暖かい。さらりと吹く風が心地良いと思う。嘘。太陽の光は暖かく感じるが、冷たい風が身に染みる。少しの間なら、いい気分転換にはなっていただろう。
人気がなく、陰がある郊外に呼び出された私。行かなくてもいいかな、と思ったら、わざわざ迎えにやってきた。強引に引っ張り出されて、連れて来られた。見た目弱々しそうなのに、強引なところがあるらしい。背も他の男子と比べたら小さくて、かっこいいよりは可愛いという感じだ。
「あの、神崎さん。僕と付き合ってくれませんか?」
それを聞くなら、教室でも良かったはずなんだ。それなのに、なぜ外にやってきたのだろうか?
「どこに?」
私は彼と一緒にどこかへ行かないといけないらしい。私と彼に用事があるということだろうか。首を傾げ、相手の様子を伺う。
「えっ?」
目を丸くさせ、困惑しているようだった。悪いが、時間は有限だ。早く用事は終わらせてしまいたい。再度、質問する。
「だから、どこに行くの?」
これで答えがなければ、教室へ帰ろう。ご飯食べたいし。ぼーっと空を眺めて、返事を待つ。すぐにでは無理でも、数秒したら答えてくれてもいいのに。なぜ黙ったままなのだろうか。
私は彼を見て――。手首が引っ張られた。私と彼との距離が近づく。唇同士が触れた。彼はそれに満足したのか離れていく。正面から見ると、真っ赤に頬を染めている彼。
「好き、という意味です。好きなので、付き合って欲しいんです。こ、こ、こ、恋人になってください!!」
なるほど。コイツも私が理解できない感情の持ち主か。アイツらと同じように断ろう。口を開きかけて、まてよ、と閉じる。私自信が恋を知るのに使ってみるのはどうだろうか。邪魔になったらさようなら。つまらなくなったらさようなら。無駄に干渉してくるようならさようなら。面倒になったらさようなら。――よし、これで行くか。
「わー!! 僕なんてことしちゃったんだ!! 勢いであんなことするなんて。わー、ごめんなさい!!! 責任は取ります!!!」
「なぜ赤くなったり、青くなったりしているんだ? 風で体でも冷えたか? 寒いもんな。体調が悪くなってもおかしくはない。あ、それと責任は取らなくていい」
「うぅ、心配していただけたのは嬉しいのですが、できれば責任は取りたいというか、取らせて欲しいというか、断らないでくれると有難いというか……」
「ぼそぼそと何を言っているんだ? それより、条件付きで付き合ってもいいぞ?」
小さく呟いていて何も聞こえてこない。もじもじとしている姿。それと情けのない表情を浮かべている。その彼がピタリと瞬時に固まった。慌ただしいやつだ。
「それで? どうするんだ? 嫌ならこの話はなかったことにする」
「だ、だめです!! だめです!! 条件付きでもいいので、お願いします。その話はなかったことにしないでください。僕を捨てないでください」
「気色悪いことを言うな。条件は三つだ。一つ、私がこの関係が面倒になったらやめる。一つ、お前が邪魔だと思ったらこの関係はすぐさま取り消しだ。一つ、過干渉はやめてもらおう。あと、行動を縛るのもなしだ。……四つになったな」
「うぅ、流石恋する男を奈落に突き落として、意気消沈させている方。でも、僕は諦めませんよ。その条件で構いません!! で? 行動を縛るというのはどういうことでしょうか?」
話があちこち飛ぶやつだな。この内容で他の人のことがなぜ出てくるのか。それと、条件を把握せずに返事をするな。何か諦めないと言っているし、条件付きでもやめるべきだったかもしれない。早まったか。
「例えば、メッセージをちゃんと返して欲しいとかこの日この時間に会おうとかか?」
「でも、僕ら恋人になるんですよ? メッセージも送ったら返事が欲しいし、予定を合わせてデートもしたいから会いたいって伝えます」
「……それじゃ、この話は全部なかったことに」
立ち去ろうとすると、引き止められた。片足に飛びつかれたため、重い。ずるずると彼を引きずって歩いた。ちょっぴりだけしか進んでいる気がしない。
「わー、待ってください。わかりました。わかりました!! でも、面倒とか邪魔とかですぐに関係を打ち切られると悲しくなるので、せめて1週間前、それが無理なら数日前には伝えてくれませんか? そんな宣告を受けるのはとっても嫌ですが、心の準備はしておきたいですし。……うぅ~、別れたくない。嫌だ~~」
「先ほど、構わないと条件を呑んでいたくせに、意見を言ってくるとはな」
「だ、だって……。ぅぅぅぅぅ、あなたが嫌なら一方的に関係を切れるのだから、この小さな要望くらいは聞き入れてくださいぃぃぃぃ。……嫌だ~~。別れたくない。絶対やだ」
「ああ、もうっ! 鬱陶しいからめそめそするな! それくらいなら聞き入れる。さっさと離れろ!!」
蹴り飛ばしてやろうと思ったが、それを交渉の材料にされたら面倒だ。「傷つきました。責任取ってください」とか言われても非常に困る。それもあって、ぐっと堪える。
「わがりまじた。僕、飽ぎられないようにじまず」
めちゃくちゃ泣いてる。鼻水は出てるし、汚い。せっかくの端正な顔が台無しだ。ホロリと涙を流す程度なら見れない顔にはなっていないだろうが、号泣でぐちゃぐちゃだからね。
「はぁ、せっかくの見られる顔がブサイクすぎる。唯一の長所と言ってもいいくらいなんだから、大事にしなさいよね」
「!? 僕のこと褒めてくれました? 褒めてくれましたよね? やったーーーー!!」
私はジェットコースターにはついていけない。気分の上げ下げが激くて。一体何をそんなに喜んでいるのか。褒められたら、悪い気はしないと思うけれど。ついていけないから置いていこう。その前に――。
「はい、ハンカチ。そのぐしゃぐしゃの顔なんとかしなさいよ」
無理矢理、彼の手を取って、ハンカチを握らせた。
「わー、ハンカチ。神崎さんの……ハンカチ!? こ、こ、これって飾って拝むべきものだ。よし、家に帰ったら薄い透明なケースに入れてから額縁にいれて飾って、大切に保管――」
「やっぱり返して!!」
「そ、そんな~~」
恋が何かはわかっていないけれど、恋人ができた。彼は、とてもおかしい人で愉快な人で、ちょっと気色悪い変人だ。コイツと関わっていけば、私は恋を知れるのだろうか?
急にとてつもない不安が押し寄せてきた。なぜだろうか? 無理な気がしてきた。やはり彼を選んだのは早まったかもしれない。すぐに撤回してもよかったが、自分の都合ばかりを押し付けるのも悪い。今回は様子見しつつ、探っていって、無理だったら正直に伝えればいい。
「神崎さーん!! これからよろしくお願いします!!」
後ろから大きな声で叫ばれた。人がいないとはいえ、それで自分の名前を呼ばれるのは嫌だ。しばらく知らないふりをしよう。そう思っていたのだが、後になぜか私と彼が付き合っていることが周囲に知られることとなる。現在の私は知らないふりはできなくなるとは思ってもいなかった。
彼が自慢するように私と恋人になったことを周囲の人に伝えていたらしい。私は直接本人から広めておいたということを聞き、晴れ晴れとした表情を浮かべていたので、コイツ絞めよ、と思った未来があるとかないとか。
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