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第7章 その後の二人 / 魔力切れと覚悟の話
前日(3)
しおりを挟む魔王さんの大きな大きなペニスが、スムーズに俺の前立腺に届く。
「あぁ!」
「っ……!」
あー……気持ちいい!
思わずアナルぎゅってしちゃった。
もうね、前立腺すごくいい。
元々前立腺は開発していたけど、この三年ずっと魔王さんに強く強くかわいがってもらっているから、どんどんそこが開発されちゃって、感度が上がりまくっている。
「あ、あぁ、あん!」
ここまでくるともう、俺も何も考えず快感に素直になるだけなんだけど……。
「はぁ……ライト……いい……かわいい……ライト!」
俺が気持ちいい顔をして、色っぽく喘いで、感じるままにアナルを締めて、体を震わせたり悶えたりするだけで魔王さんはどんどん興奮してくれる。
「あ、きもちい、あ、すき……魔王さんの大きいペニス、大きいからぁ、気持ちいい、これ、このペニス、すき、あ、これ、あ、すごい、いぃ!」
魔王さんの腰の動きが速くなる。
魔王さん好きだもんね? ペニス好かれるのが。
ちょろいなぁ、かわいいなぁ。
気持ちいいなぁ。
「あ、くっ、ライト、もう……もうっく!」
「ん、いいよ、イって、きて、精子、ちょうだい、あ、ん、んん、あ、あ、あ!」
魔王さん、もう射精する腰の動きだ。
俺の前立腺に位置だけ合わせて、角度とか力加減はめちゃくちゃなんだけど、この必死の腰振り、気持ちよさそうな顔、前立腺への激しい刺激、すごくいい。
しかも、俺のペニスを扱いてくれようとするけど……ちゃんと俺もイかせようとするところ、律義で大好きだけど……今日はだめ。
「え?」
俺のペニスに伸ばそうとした手を、指輪のはまった左手で制止して、そのまま恋人繋ぎにする。
「くっ、あ、ライト……ライト!」
「ん、魔王さん、イって」
「く、あ、あっ、ぐ……っ!」
「んんん!」
俺もすごく気持ちいいし、集中すればイけなくも無いんだけど……。
「あ……出てる……んー……」
いつもだいたい同じタイミングで射精して頭真っ白だから……こうやって中で魔王さんの射精や注いでくれる精液を、しっかり堪能するのもいいなぁ。
じっくり味わえて、魔王さんの雄っぽいイキ顔も余裕持って見られて。
本当、最高。
ゾクゾクする。
射精と違った興奮が、すごい。
すごいから……。
「魔王さん……」
「はぁ……はっ……ライト?」
恋人繋ぎした手を俺の口元に引き寄せて……
「射精される瞬間、すごく幸せで、好き……」
魔王さんの指に唇をくっつけながら、興奮で上がった息を隠さずに呟く。
「っ……!?」
「これ、もっとして……もっと、俺のこと幸せにして……ね?」
「くっ……か、かわいい、かわいすぎる……!」
「あぁっ!」
アナルの中が急に刺激されたと思ったら、魔王さんのペニスがもう復活した。
早い、元気、えらい。
「やった。また精液もらえるんだぁ」
「っ……うぅ、かわいい……!」
俺が煽るとすぐに魔王さんの腰振りが始まった。
よしよし、この調子であと四回くらい搾り取っちゃおう。
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