355 / 528
第四部
357「友の悩み(2)」
しおりを挟む
「本職でもそうなら、我慢するしかなさそうですね」
「だが、こっちに来て数日で相手取れるだけでも大したものだ」
「ありがとうございます」
シズさんの言葉にタクミも嬉しそうだ。
しかし嬉しそうな顔もすぐに真顔に戻る。
「でも皆さんは、明日の朝はそう言った連中のボスキャラと戦うんですよね」
「この状況は流石に捨て置けないからな」
「本来なら、神殿騎士団の1方面軍以上が出張るほどの大事件だから、彼らが今すぐに来てくれるなら喜んで譲るんだけどね」
ハルカさんが肩を竦める。
「ハルカさんにしては消極的だな」
「にしては、って何よ。私だって、みんなの安全を考えたいわよ」
ハルカさんがオレのジョークに軽く怒ってみせるが、本気ではない。
「だが、私達より強い神殿騎士は何人いる? それに神殿騎士団は魔導士も少ないだろう」
「お話の中みたいだけど、中央所属には本当に凄い人が何人も居るわよ。逆に各方面だと、強い神殿騎士はいても数人ね。
それよりも、澱んだ魔力の浄化装置とか、対魔物、対亡者専門の武器とか色々あるわね」
「道具だけでも、今欲しいところだな」
「ショウでもそう思うのか?」
「楽に倒せるに越したことはないだろ。もう穴だらけにされるのはごめんだよ」
オレの軽いジョークに3人が愛想笑いをしてくれる。
しかし、そのままハルカさんの右手がオレの左頬に伸びてピタリと当てられる。
少し冷たい手が心地いい。
「少しくらいの無茶はいいけど、致命傷だけは避けてね。生きてれば、なんとかするから」
「えっ? そんなに厳しい敵なんですか?」
オレとハルカさんのイチャイチャをスルーするほどタクミが驚いている。
「Sランク級の敵相手の時は、私はいつもそれくらいの気持ちでいるわよ。気楽に考えているのは、この無鉄砲玉くらいでしょうよ」
そのまま頬に手で軽くペチペチとする。
なんだか飼い慣らされている気がしてくるが、まあいいかと思ってしまう。
「ショウは、いつも戦いの事も淡々と話してくれてましたけど」
「怖くないんですか、か?」
「は、はい」
タクミの言葉をシズさんが先取りしたので、タクミは少しバツ悪そうだ。
けど、答えなど最初から決まっている。
「ショウ、言ってあげたら」
「えっ? それって恥ずかしいセリフになるから、オレが笑われろって事?」
「そうよ。こっちはベテランとか言われてるのに、今更言えないわよ」
言葉の最後で、オレの頬をペチペチとするのを止めて、最後にムニッと頬を甘くつねる。
戦闘前のご褒美はおしまいらしい。
仕方ないので道化になろうと思ったけど、先にシズさんが話し始めた。
「フフフっ。かもしれない。まあショウの代わりに答えるなら、怖くない者はいないよ」
「どれだけ恐怖を抑え込めるか、とかでしょうか」
「それもあるな。だが、強くなりたい、誰かと一緒だから、何かを守りたいから、そんな在り来たりな想いがあるからだ。
だからタクミ君も『冒険者』を続けていくのなら、信頼できる仲間や相棒、本当に守りたい人を見つけるといいかもな。体が独りでに動いてくれるものだ」
一国の滅亡を体験したシズさんの言葉だけに一層重みがあるけど、単に怖くないと思うだけで感情をねじ伏せられたりはしないというのは確かだ。
「こっちに来て十日でそれはハードル高そうですね」
「そうか?」
思わず言葉が出てしまった。そうするとタクミがたまらず苦笑する。
「ショウはちょっとおかしいよ。で、疑問の答えは?」
「いや、だって、可愛い子の前で良いとこ見せたいだろ」
多分ウェーイ勢な人や陽キャなら納得の答えだろう。
いつからオレは、こんな事を平気で言える様になったんだろう。これを成長と言うのか退化というのか、誰かに聞いてみたいところだ。
けどその答えは、オレの彼女さんの表情が雄弁に物語っていた。
「相変わらず欲望がそこかしこに溢れる言葉ね。キモイとウザイのどっちの罵声をご所望?」
「男なんて、そんなもんだと思うけどなあ」
いちおうとぼけておくが、彼女の表情を見るに効果はないみたいだ。
「女はどうすれいばいいんだ?」
しかもシズさんからも、追い打ちを受けてしまった。
「オレに分かるわけないでしょう。女子の考えが簡単に分かれば、陰キャなんてしてませんよ」
「アハハハ、ショウらしいな。なんか馬鹿馬鹿しくなってくるよ」
たまらずタクミが笑ったが、それでいいと思う。
「それでいと思うぞ。考えても、答えなんてそうそう出ないだろうし」
「それと一つ付け加えるけど、Sランクかそれ以上の化け物相手の戦いなんて、私はショウと出会うまで一度もないの。滅多に出会うものでもないしね。だから、怖いとか深刻に考えた事は殆どないわ」
「それに大抵の『ダブル』は、何でもない戦いでやられてドロップアウトしていく。だから、必要以上に深刻に考えたりしない事だな」
「分かりました。ありがとうございます。なんかちょっと楽になりました」
そう言って軽く笑ったタクミは、話しかけてきた時よりも少し晴れやかな表情になって立ち去っていった。
「まあ、タクミはこれからだし、支援隊なら明日も危険はないだろうから、これでとりあえず大丈夫だろ」
「何ベテランみたいなこと言ってるのよ。それにフラグクラッシュだったっけ? ゲン担ぎはしなくていいの?」
そう言って、今度はオレの額を小突く。
「フラグクラッシュってのは、対象が絶体絶命のピンチの時にひっくり返すもんだから、今出来ることじゃないよ」
「なら、さっさとラスボス倒して、タクミ君のもとに駆けつけてあげないとね」
こういった話はハルカさんは全然乗り気じゃないので、どこか他人事というか突き放した言い方をする。
「そうだよな。明日は速攻で倒してしまおう」
「確か、変な予測とか戦闘の結末の宣言とかもフラグの一種じゃなかったか?」
意外にオタクなシズさんの返しだけど、その姿はタクミの後ろ姿を追っていた。
「だが、こっちに来て数日で相手取れるだけでも大したものだ」
「ありがとうございます」
シズさんの言葉にタクミも嬉しそうだ。
しかし嬉しそうな顔もすぐに真顔に戻る。
「でも皆さんは、明日の朝はそう言った連中のボスキャラと戦うんですよね」
「この状況は流石に捨て置けないからな」
「本来なら、神殿騎士団の1方面軍以上が出張るほどの大事件だから、彼らが今すぐに来てくれるなら喜んで譲るんだけどね」
ハルカさんが肩を竦める。
「ハルカさんにしては消極的だな」
「にしては、って何よ。私だって、みんなの安全を考えたいわよ」
ハルカさんがオレのジョークに軽く怒ってみせるが、本気ではない。
「だが、私達より強い神殿騎士は何人いる? それに神殿騎士団は魔導士も少ないだろう」
「お話の中みたいだけど、中央所属には本当に凄い人が何人も居るわよ。逆に各方面だと、強い神殿騎士はいても数人ね。
それよりも、澱んだ魔力の浄化装置とか、対魔物、対亡者専門の武器とか色々あるわね」
「道具だけでも、今欲しいところだな」
「ショウでもそう思うのか?」
「楽に倒せるに越したことはないだろ。もう穴だらけにされるのはごめんだよ」
オレの軽いジョークに3人が愛想笑いをしてくれる。
しかし、そのままハルカさんの右手がオレの左頬に伸びてピタリと当てられる。
少し冷たい手が心地いい。
「少しくらいの無茶はいいけど、致命傷だけは避けてね。生きてれば、なんとかするから」
「えっ? そんなに厳しい敵なんですか?」
オレとハルカさんのイチャイチャをスルーするほどタクミが驚いている。
「Sランク級の敵相手の時は、私はいつもそれくらいの気持ちでいるわよ。気楽に考えているのは、この無鉄砲玉くらいでしょうよ」
そのまま頬に手で軽くペチペチとする。
なんだか飼い慣らされている気がしてくるが、まあいいかと思ってしまう。
「ショウは、いつも戦いの事も淡々と話してくれてましたけど」
「怖くないんですか、か?」
「は、はい」
タクミの言葉をシズさんが先取りしたので、タクミは少しバツ悪そうだ。
けど、答えなど最初から決まっている。
「ショウ、言ってあげたら」
「えっ? それって恥ずかしいセリフになるから、オレが笑われろって事?」
「そうよ。こっちはベテランとか言われてるのに、今更言えないわよ」
言葉の最後で、オレの頬をペチペチとするのを止めて、最後にムニッと頬を甘くつねる。
戦闘前のご褒美はおしまいらしい。
仕方ないので道化になろうと思ったけど、先にシズさんが話し始めた。
「フフフっ。かもしれない。まあショウの代わりに答えるなら、怖くない者はいないよ」
「どれだけ恐怖を抑え込めるか、とかでしょうか」
「それもあるな。だが、強くなりたい、誰かと一緒だから、何かを守りたいから、そんな在り来たりな想いがあるからだ。
だからタクミ君も『冒険者』を続けていくのなら、信頼できる仲間や相棒、本当に守りたい人を見つけるといいかもな。体が独りでに動いてくれるものだ」
一国の滅亡を体験したシズさんの言葉だけに一層重みがあるけど、単に怖くないと思うだけで感情をねじ伏せられたりはしないというのは確かだ。
「こっちに来て十日でそれはハードル高そうですね」
「そうか?」
思わず言葉が出てしまった。そうするとタクミがたまらず苦笑する。
「ショウはちょっとおかしいよ。で、疑問の答えは?」
「いや、だって、可愛い子の前で良いとこ見せたいだろ」
多分ウェーイ勢な人や陽キャなら納得の答えだろう。
いつからオレは、こんな事を平気で言える様になったんだろう。これを成長と言うのか退化というのか、誰かに聞いてみたいところだ。
けどその答えは、オレの彼女さんの表情が雄弁に物語っていた。
「相変わらず欲望がそこかしこに溢れる言葉ね。キモイとウザイのどっちの罵声をご所望?」
「男なんて、そんなもんだと思うけどなあ」
いちおうとぼけておくが、彼女の表情を見るに効果はないみたいだ。
「女はどうすれいばいいんだ?」
しかもシズさんからも、追い打ちを受けてしまった。
「オレに分かるわけないでしょう。女子の考えが簡単に分かれば、陰キャなんてしてませんよ」
「アハハハ、ショウらしいな。なんか馬鹿馬鹿しくなってくるよ」
たまらずタクミが笑ったが、それでいいと思う。
「それでいと思うぞ。考えても、答えなんてそうそう出ないだろうし」
「それと一つ付け加えるけど、Sランクかそれ以上の化け物相手の戦いなんて、私はショウと出会うまで一度もないの。滅多に出会うものでもないしね。だから、怖いとか深刻に考えた事は殆どないわ」
「それに大抵の『ダブル』は、何でもない戦いでやられてドロップアウトしていく。だから、必要以上に深刻に考えたりしない事だな」
「分かりました。ありがとうございます。なんかちょっと楽になりました」
そう言って軽く笑ったタクミは、話しかけてきた時よりも少し晴れやかな表情になって立ち去っていった。
「まあ、タクミはこれからだし、支援隊なら明日も危険はないだろうから、これでとりあえず大丈夫だろ」
「何ベテランみたいなこと言ってるのよ。それにフラグクラッシュだったっけ? ゲン担ぎはしなくていいの?」
そう言って、今度はオレの額を小突く。
「フラグクラッシュってのは、対象が絶体絶命のピンチの時にひっくり返すもんだから、今出来ることじゃないよ」
「なら、さっさとラスボス倒して、タクミ君のもとに駆けつけてあげないとね」
こういった話はハルカさんは全然乗り気じゃないので、どこか他人事というか突き放した言い方をする。
「そうだよな。明日は速攻で倒してしまおう」
「確か、変な予測とか戦闘の結末の宣言とかもフラグの一種じゃなかったか?」
意外にオタクなシズさんの返しだけど、その姿はタクミの後ろ姿を追っていた。
0
お気に入りに追加
50
あなたにおすすめの小説
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる