チート願望者は異世界召還の夢を見るか?

 『夢』の中でだけ行くことのできる、魔法と魔物が存在する異世界『アナザー・スカイ』。
 そこに行くには、神様に召喚されなくてもいいし、トラックに跳ねられて死んで転生しなくてもいい。だが、眠っている間の夢の中だけしか行くことができなかった。
 しかも『夢』の中で異世界に行く事ができるのは、一人ではなく不特定多数の多くの若者たちだった。
 そして夢を見ている間に異世界で丸1日を過ごすことができるが、夢から覚めれば日常が待っているので、異世界と日常の二重生活を毎日に送ることとなる。

 このためヴァーチャル・ゲームのようだと言われる事もあった。

 ある日、平凡な高校生の一人も、『夢』の向こうにある異世界『アナザー・スカイ』に行けるようになり、『夢」の向こうにある異世界で活動できる常人よりはるかに高い身体能力を持つ身体を与えられる。
 そしてそこで知り合った美少女と旅をしつつ、昼間は退屈な現実世界の日常と交互に繰り返す毎日が始まる。

(最初に第一部の原型を書いたのが2012年の秋。その時は、一度書き上げた時点で満足して、発表する事無く長い間お蔵入りさせました。
 それを大幅にリファインし、さらに第二部以降を追加で徐々に書き進めたものになります。
 全体としての想定年代は、物語内でのカレンダーが2015年を想定。)
【小説家になろう、カクヨムでも掲載中。】
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