ゲームが現実と融合した!――そんなことより明日のご飯どうしよう?

「あけましておめでとう!」
VRMMOの始まりの広場は多くのプレイヤーで埋め尽くされていた。
年末に配られた花火が飛び交うなか、突然少年はゲームから切断される。
「あー、もしかしてサバ落ち?」
VR機器を外してネットで情報を調べようと立ち上がった彼は、家の外の喧騒に首を傾げる。
現実の夜空には輝かしい光で「ようこそ、新しい世界へ」と描かれていた。
何者かによって現実世界がゲームのような異世界に変化したのだ。
だが人々はVRMMOに慣れていた。

これはたくましい人間たちの戦いの物語。

※2019年1月22日完結しました。
思いのほか長い話になってしまいましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,522 位 / 193,522件 ファンタジー 44,460 位 / 44,460件

あなたにおすすめの小説

私はあなたの母ではありませんよ

れもんぴーる
恋愛
クラリスの夫アルマンには結婚する前からの愛人がいた。アルマンは、その愛人は恩人の娘であり切り捨てることはできないが、今後は決して関係を持つことなく支援のみすると約束した。クラリスに娘が生まれて幸せに暮らしていたが、アルマンには約束を違えたどころか隠し子がいた。おまけに娘のユマまでが愛人に懐いていることが判明し絶望する。そんなある日、クラリスは殺される。 クラリスがいなくなった屋敷には愛人と隠し子がやってくる。母を失い悲しみに打ちのめされていたユマは、使用人たちの冷ややかな視線に気づきもせず父の愛人をお母さまと縋り、アルマンは子供を任せられると愛人を屋敷に滞在させた。 アルマンと愛人はクラリス殺しを疑われ、人がどんどん離れて行っていた。そんな時、クラリスそっくりの夫人が社交界に現れた。 ユマもアルマンもクラリスの両親も彼女にクラリスを重ねるが、彼女は辺境の地にある次期ルロワ侯爵夫人オフェリーであった。アルマンやクラリスの両親は他人だとあきらめたがユマはあきらめがつかず、オフェリーに執着し続ける。 クラリスの関係者はこの先どのような未来を歩むのか。 *恋愛ジャンルですが親子関係もキーワード……というかそちらの要素が強いかも。 *めずらしく全編通してシリアスです。 *今後ほかのサイトにも投稿する予定です。

魔王の右腕、何本までなら許される?

おとのり
ファンタジー
カクヨムでフォロワー5000人を超える作品に若干の加筆修正を行ったものです。 表紙はAIによる自動生成イラストを使用していますので、雰囲気だけで内容とは特にシンクロしていません。 申し訳ないですが、Ver.4以降も更新する予定でしたが今後の更新はありません。続きを読みたい方はカクヨムを利用してください。 Ver.1 あらすじ 親友に誘われ始めたGreenhorn-online ハルマはトッププレイヤーの証である魔王を目指す親友を生産職としてサポートしようと思っていた。 しかし、ストレスフリーにひとりを満喫しながら、マイペースに遊んでいただけなのに次から次に奇妙なNPCのお供が増えていく。 それどころか、本人のステータスは生産職向けに成長させているだけで少しも強くなっていないはずなのに、魔王として祭り上げられることになってしまう。 目立ちたくないハルマは仲間を前面に出しては戦いたくなかった。 生産職のDEX振りプレイヤーであるハルマは、いかにして戦うことになるのか!? 不落魔王と呼ばれるまでの、のんびりプレーが始まった。 ―― ささやかなお願い ―― ゲーム内の細かい数字に関しては、雰囲気を楽しむ小道具のひとつとしてとらえてくださいますようお願いします。 現実的ではないという指摘を時々いただきますが、こちらの作品のカテゴリーは「ファンタジー」です。 行間にかんして読みにくいと指摘されることもありますが、大事な演出方法のひとつと考えていますのでご容赦ください。 公開済みのパートも、随時修正が入る可能性があります。

【短編】冤罪が判明した令嬢は

砂礫レキ
ファンタジー
王太子エルシドの婚約者として有名な公爵令嬢ジュスティーヌ。彼女はある日王太子の姉シルヴィアに冤罪で陥れられた。彼女と二人きりのお茶会、その密室空間の中でシルヴィアは突然フォークで自らを傷つけたのだ。そしてそれをジュスティーヌにやられたと大騒ぎした。ろくな調査もされず自白を強要されたジュスティーヌは実家に幽閉されることになった。彼女を公爵家の恥晒しと憎む父によって地下牢に監禁され暴行を受ける日々。しかしそれは二年後終わりを告げる、第一王女シルヴィアが嘘だと自白したのだ。けれど彼女はジュスティーヌがそれを知る頃には亡くなっていた。王家は醜聞を上書きする為再度ジュスティーヌを王太子の婚約者へ強引に戻す。 そして一年後、王太子とジュスティーヌの結婚式が盛大に行われた。

次代の希望 愛されなかった王太子妃の愛

Rj
恋愛
王子様と出会い結婚したグレイス侯爵令嬢はおとぎ話のように「幸せにくらしましたとさ」という結末を迎えられなかった。愛し合っていると思っていたアーサー王太子から結婚式の二日前に愛していないといわれ、表向きは仲睦まじい王太子夫妻だったがアーサーにはグレイス以外に愛する人がいた。次代の希望とよばれた王太子妃の物語。 全十二話。(全十一話で投稿したものに一話加えました。2/6変更)

愚かな父にサヨナラと《完結》

アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」 父の言葉は最後の一線を越えてしまった。 その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・ 悲劇の本当の始まりはもっと昔から。 言えることはただひとつ 私の幸せに貴方はいりません ✈他社にも同時公開

実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~

空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」 氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。 「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」 ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。 成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。

幼女からスタートした侯爵令嬢は騎士団参謀に溺愛される~神獣は私を選んだようです~

桜もふ
恋愛
家族を事故で亡くしたルルナ・エメルロ侯爵令嬢は男爵家である叔父家族に引き取られたが、何をするにも平手打ちやムチ打ち、物を投げつけられる暴力・暴言の【虐待】だ。衣服も与えて貰えず、食事は食べ残しの少ないスープと一欠片のパンだけだった。私の味方はお兄様の従魔であった女神様の眷属の【マロン】だけだが、そのマロンは私の従魔に。 そして5歳になり、スキル鑑定でゴミ以下のスキルだと判断された私は王宮の広間で大勢の貴族連中に笑われ罵倒の嵐の中、男爵家の叔父夫婦に【侯爵家】を乗っ取られ私は、縁切りされ平民へと堕とされた。 頭空っぽアホ第2王子には婚約破棄された挙句に、国王に【無一文】で国外追放を命じられ、放り出された後、頭を打った衝撃で前世(地球)の記憶が蘇り【賢者】【草集め】【特殊想像生成】のスキルを使い国境を目指すが、ある日たどり着いた街で、優しい人達に出会い。ギルマスの養女になり、私が3人組に誘拐された時に神獣のスオウに再開することに! そして、今日も周りのみんなから溺愛されながら、日銭を稼ぐ為に頑張ります! エメルロ一族には重大な秘密があり……。 そして、隣国の騎士団参謀(元ローバル国の第1王子)との甘々な恋愛は至福のひとときなのです。ギルマス(パパ)に邪魔されながら楽しい日々を過ごします。

婚約破棄とともに海沿いの辺境領へ追いやられました

tera
ファンタジー
 ある日、私は婚約を結んでいた第一王子から婚約破棄を言い渡されました。  なんと、隣国の王女と私の婚約者である王子ができていたらしいですの。 「どうして王子を繋ぎ止めておかなかった!」  と、私はそのままお父様の怒りを買い、公爵領を追い出されるような形で遠く離れた海沿いの辺境領へ。  でも、清々した気分ですの。  正直血筋や見栄ばかりを重視して、実は黒い噂や借金まみれの公爵家よりも、こうした田舎でのんびり余生を過ごす方が性に合っています。  辺境の地で自然の恵み食い道楽スローライフですわ!  ……けれども。  私をコケにした分、いつか必ず清算していただきますの?  この物語は、海沿いの辺境領に追いやられた公爵令嬢が、辺境領主やお付きのメイド、そして心やさしき海の青年や美食家気取りの海の神竜リヴァイアサンと共に、辺境領を大きくし、浮気ぐせのある王子と厚顔無恥な隣国の王女、そして自身の父親に仕返しする話。(予定)