657 / 885
第八章 真なる聖剣
762 魔獣公の挙式 1
しおりを挟む
ロボリスの打った聖剣も、メイサーの称号も、お披露目は式典で、だ。
俺達は、その日のために着々と準備を行った。
そんななか、最も不本意な準備として、衣装合わせというものがあった。
俺には関係ないとたかをくくっていたら、「そんな訳ないだろ?」と、久々に会ったカーンがニヤリと笑ったことを絶対に忘れない。
あの野郎、面白がってわざわざ見に来やがって! 覚えてやがれ!
さて、俺にとって不本意なこともいろいろあったが、忙しく過ごすうちに、とうとう、国中に公布される一大イベントとなった、魔獣公の挙式が開幕したのだった。
「主役はお前ら。特に、メイサーあんただからな。気合入れていけよ?」
式典前の控室に行く。
お互いにてんてこ舞いだったここ数日が嘘のように、今このひととき、周囲は静まり返っている。
「任せな。敵が大きければ大きいほど、燃えるってもんだよ」
「俺は、一度も敵に背を向けたことがねえのが自慢なんだ。どんとこいだ!」
頼もしいんだか何だか、違う気合いを入れているんじゃないか? と不安になる二人だった。
だが、とりあえずビビってはいない。
二人とも、不可能だと言われることに挑むのが大好きだからな。
このぐらいの勢いがあったほうがいいだろう。
「馬鹿か? 敵なんていやしねえよ。お前らはただ、何を言われても堂々としていればいいだけだ」
俺が無理やり納得しようとしていたら、勇者が二人にツッコミを入れた。
遠慮のない奴である。
「ふふっ、坊や、本当にかわいいわね。あたしに吠えかかるなんて、さすがは勇者さま」
「はぁ? 坊主誰にものを言ってるんだ? こますぞ、ごらぁ!」
「やめろバカ共!」
動くものを見たら吠えかかる猟犬か? まったくこいつらと来たら。
ふと気づくと、全員が俺を見ていた。
「なんだ?」
「いや、あんたは誰相手でもあんたなんだなって思ってさ。おかげで、どんな場所でどんな名前になったとしても、あたしはあたしだって思えるよ」
「何当たり前のこと言ってるんだ?」
そう言うメイサーの装いは、凄まじいのひと言だった。
もともと壮絶な美女だったんだが、豪奢な衣装と相まって、生まれついての女王のようにすら見える。
正直に言うと、カーンのほうが位負けしているぐらいだ。
ひと言で言い表すと、美女と野獣だな。
「メイサーの言う通りだ。お前がいてくれると、これからやろうとしている、世界に対するごまかしも、大したこっちゃねえ気がするからな。いや、なによりも、ダスターお前がいなきゃ、俺はこの世で一番大事なものを、永遠に失ったままになるところだった。こんなときのどさくさだから言うが、本当に感謝している。俺に出来ることで、お前の手助けになることがあれば、いつでも言ってくれや」
いつもは傍若無人なカーンが、何を思ったかしんみりと言った。
これはあれだな、結婚前に男が罹るという病気だ。
ちょっとセンチメンタルになるとかいう。
「安心しろ。この貸しは、墓まで持っていって、あの世でさんざんこき使ってやるから」
「いや、せめて今世で収支を合わせてくれよ」
顔を見合わせて笑い声を上げた。
「そうだ、師匠のおかげだ。感謝しろ」
「本当に、お師匠さまがいらしたおかげですね。そして、巡り合わせには神の御意思が宿ると言います。そう考えれば、わたくし達とお師匠さまとの出会いも、神の御意思なのでしょう」
と、勇者と聖女。
お前達の頭のなかの俺は、どうなっているんだろうな。
たまに、お前たちの思い描く師匠像を見てみたい気がする。
「私等は、ほとんど何も出来なくておろおろしてただけだから、あれだけど。ほんと、ダスター。あんた凄いよ」
「ダスター殿は、おわかりでしょうか? 今この瞬間は、おそらく後世に語られるような場面となることを」
モンクが珍しく俺を褒め、そして聖騎士が意味深なことを言った。
「後世って大げさだな。まぁ、確かに聖剣を偽るってのは前代未聞かもしれんが」
そう考えてしまうと、ちょっと冷や汗が出る心地だ。
まぁやるしかないんだが。
「そうではありません。聖者さまと大公陛下がお認めになったとしたら、それは揺るがない事実、いえ、史実となるのです。ダスター殿、あなたは今、歴史をお創りになったのですよ」
おいおい、大丈夫か、雰囲気に酔っちゃいないか?
「クルス。まさかとは思うが酒とか飲んでないよな?」
「まさか。ですが、そうですね。私も、この雰囲気に酔っているのかもしれません。逆に平常心のダスター殿はさすがです」
「まぁ褒めてくれるのはありがたいけどよ。あんまり持ち上げると、落とされたときに痛いから、勘弁しろよ?」
「ダスターが凄いのは当然。私、ずっとそう言ってたでしょ?」
まるで、どこかの御令嬢のように麗しく着飾り、本格的に化粧を施されたメルリルが、掴んでいた俺の腕に、ギュッと体を押し付けて言った。
ふわっと、メルリルのいつもの香りに優しい花の香りが混ざった、芳しい香りが鼻腔を刺激する。
熱く柔らかい身体の感触が、俺自身のものと重なって、思わず心臓が高なった。
いやいや、こんなときに何考えてるんだ、俺。
「そうだな。ありがとう、メルリル」
「ピャッ!」
今回は、豪華な肩飾りのようなふりをして肩に止まっているフォルテが、まるで自分が褒められたかのように自慢げに胸を張った。
う、俺の衣装、派手すぎないか? なんでこうなったんだろう。
自分の姿を意識すると、恥ずかしさで死にそうになるので、すぐに意識を切り替えた。
勇者達は、そもそも謁見などのとき用の正装があるので、今回衣装を仕立てる必要がなかったので、そこまでの変化はない。
まぁ俺としては、勇者達の正装は、大森林の迷宮に駆けつけて来てくれたとき以来かな? ってぐらいだ。
って言うか、勇者のマントのところにいる若葉が、かなり大きくなっているんだが、それ、マント飾りでごまかせるのか?
キラキラしていて、生き物のようには見えないから、それが唯一の救いか。
よくよく見たら、ちょっと形も変わっているような……。
「皆様、勇者さま御一行用の控えの間にお入りください」
そんなふうにぐだぐだとやっていると、ホルスが部屋に姿を現し、俺達を呼びに来た。
さて、正念場だな。
俺達は、その日のために着々と準備を行った。
そんななか、最も不本意な準備として、衣装合わせというものがあった。
俺には関係ないとたかをくくっていたら、「そんな訳ないだろ?」と、久々に会ったカーンがニヤリと笑ったことを絶対に忘れない。
あの野郎、面白がってわざわざ見に来やがって! 覚えてやがれ!
さて、俺にとって不本意なこともいろいろあったが、忙しく過ごすうちに、とうとう、国中に公布される一大イベントとなった、魔獣公の挙式が開幕したのだった。
「主役はお前ら。特に、メイサーあんただからな。気合入れていけよ?」
式典前の控室に行く。
お互いにてんてこ舞いだったここ数日が嘘のように、今このひととき、周囲は静まり返っている。
「任せな。敵が大きければ大きいほど、燃えるってもんだよ」
「俺は、一度も敵に背を向けたことがねえのが自慢なんだ。どんとこいだ!」
頼もしいんだか何だか、違う気合いを入れているんじゃないか? と不安になる二人だった。
だが、とりあえずビビってはいない。
二人とも、不可能だと言われることに挑むのが大好きだからな。
このぐらいの勢いがあったほうがいいだろう。
「馬鹿か? 敵なんていやしねえよ。お前らはただ、何を言われても堂々としていればいいだけだ」
俺が無理やり納得しようとしていたら、勇者が二人にツッコミを入れた。
遠慮のない奴である。
「ふふっ、坊や、本当にかわいいわね。あたしに吠えかかるなんて、さすがは勇者さま」
「はぁ? 坊主誰にものを言ってるんだ? こますぞ、ごらぁ!」
「やめろバカ共!」
動くものを見たら吠えかかる猟犬か? まったくこいつらと来たら。
ふと気づくと、全員が俺を見ていた。
「なんだ?」
「いや、あんたは誰相手でもあんたなんだなって思ってさ。おかげで、どんな場所でどんな名前になったとしても、あたしはあたしだって思えるよ」
「何当たり前のこと言ってるんだ?」
そう言うメイサーの装いは、凄まじいのひと言だった。
もともと壮絶な美女だったんだが、豪奢な衣装と相まって、生まれついての女王のようにすら見える。
正直に言うと、カーンのほうが位負けしているぐらいだ。
ひと言で言い表すと、美女と野獣だな。
「メイサーの言う通りだ。お前がいてくれると、これからやろうとしている、世界に対するごまかしも、大したこっちゃねえ気がするからな。いや、なによりも、ダスターお前がいなきゃ、俺はこの世で一番大事なものを、永遠に失ったままになるところだった。こんなときのどさくさだから言うが、本当に感謝している。俺に出来ることで、お前の手助けになることがあれば、いつでも言ってくれや」
いつもは傍若無人なカーンが、何を思ったかしんみりと言った。
これはあれだな、結婚前に男が罹るという病気だ。
ちょっとセンチメンタルになるとかいう。
「安心しろ。この貸しは、墓まで持っていって、あの世でさんざんこき使ってやるから」
「いや、せめて今世で収支を合わせてくれよ」
顔を見合わせて笑い声を上げた。
「そうだ、師匠のおかげだ。感謝しろ」
「本当に、お師匠さまがいらしたおかげですね。そして、巡り合わせには神の御意思が宿ると言います。そう考えれば、わたくし達とお師匠さまとの出会いも、神の御意思なのでしょう」
と、勇者と聖女。
お前達の頭のなかの俺は、どうなっているんだろうな。
たまに、お前たちの思い描く師匠像を見てみたい気がする。
「私等は、ほとんど何も出来なくておろおろしてただけだから、あれだけど。ほんと、ダスター。あんた凄いよ」
「ダスター殿は、おわかりでしょうか? 今この瞬間は、おそらく後世に語られるような場面となることを」
モンクが珍しく俺を褒め、そして聖騎士が意味深なことを言った。
「後世って大げさだな。まぁ、確かに聖剣を偽るってのは前代未聞かもしれんが」
そう考えてしまうと、ちょっと冷や汗が出る心地だ。
まぁやるしかないんだが。
「そうではありません。聖者さまと大公陛下がお認めになったとしたら、それは揺るがない事実、いえ、史実となるのです。ダスター殿、あなたは今、歴史をお創りになったのですよ」
おいおい、大丈夫か、雰囲気に酔っちゃいないか?
「クルス。まさかとは思うが酒とか飲んでないよな?」
「まさか。ですが、そうですね。私も、この雰囲気に酔っているのかもしれません。逆に平常心のダスター殿はさすがです」
「まぁ褒めてくれるのはありがたいけどよ。あんまり持ち上げると、落とされたときに痛いから、勘弁しろよ?」
「ダスターが凄いのは当然。私、ずっとそう言ってたでしょ?」
まるで、どこかの御令嬢のように麗しく着飾り、本格的に化粧を施されたメルリルが、掴んでいた俺の腕に、ギュッと体を押し付けて言った。
ふわっと、メルリルのいつもの香りに優しい花の香りが混ざった、芳しい香りが鼻腔を刺激する。
熱く柔らかい身体の感触が、俺自身のものと重なって、思わず心臓が高なった。
いやいや、こんなときに何考えてるんだ、俺。
「そうだな。ありがとう、メルリル」
「ピャッ!」
今回は、豪華な肩飾りのようなふりをして肩に止まっているフォルテが、まるで自分が褒められたかのように自慢げに胸を張った。
う、俺の衣装、派手すぎないか? なんでこうなったんだろう。
自分の姿を意識すると、恥ずかしさで死にそうになるので、すぐに意識を切り替えた。
勇者達は、そもそも謁見などのとき用の正装があるので、今回衣装を仕立てる必要がなかったので、そこまでの変化はない。
まぁ俺としては、勇者達の正装は、大森林の迷宮に駆けつけて来てくれたとき以来かな? ってぐらいだ。
って言うか、勇者のマントのところにいる若葉が、かなり大きくなっているんだが、それ、マント飾りでごまかせるのか?
キラキラしていて、生き物のようには見えないから、それが唯一の救いか。
よくよく見たら、ちょっと形も変わっているような……。
「皆様、勇者さま御一行用の控えの間にお入りください」
そんなふうにぐだぐだとやっていると、ホルスが部屋に姿を現し、俺達を呼びに来た。
さて、正念場だな。
1
お気に入りに追加
9,276
あなたにおすすめの小説
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。