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第七章 幻の都
731 氷の封印
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俺達は、体感時間で半日ほど、眠ったり、単に横になったりと、ゴロゴロして過ごした。
すぐに鍛錬を始める聖騎士や、こんな場所で休めないと駄々をこねるモンクも説得して、休ませた。
見ろ、メルリルと聖女を、迷宮の最深部だってのに、ぐっすりスヤスヤ寝てるじゃないか!
このぐらい動じない精神を持て。
フォルテと若葉も、何やら野生の生き物では有り得ない寝方をしているが、まぁこいつらは参考にならんので無視だ。
十分に休んだ俺は、立ち上がって伸びをすると、少しずつ身体をほぐした。
指先、足の先まできっちりと血が巡っている感覚を確かめる。
魔力も、だいぶ頼りなくなっていたのが、ほぼ復活しているようだ。
この回復の早さは、迷宮ならではだな。
「よし、扉の様子を見て来る。こっちは頼む」
起きて、魔力鍛錬の一環である手遊びをしていた勇者にそう告げる。
俺の声に、聖騎士もすっと起き上がってうなずいた。
本当に、気を抜くことを知らない奴だな。
「え? 師匠俺も行く」
「お前はさっき行っただろうが。いいからみんなを頼む」
「むー、わかった」
しぶしぶ納得した。
こっちはこっちで仕方がないな。
万年氷に分厚く覆われた扉を見上げる。
サイズとしては、古代に存在したという巨人という種族用なんじゃないかという大きさだ。
だが、この幻の都と名付けられた迷宮で発見された遺跡は、これまでずっと普通の人間サイズだった。
だから、この扉は、ただの象徴としてデカいのか、あの死鬼が、生前、鬼として、奴しか開けない扉を、人間と共存して守っていたか、あるいは……もともとここが鬼の都で、そこを人間に滅ぼされて奪われたのか、いろいろな想像は出来た。
だが、想像だけだ。
事実は、今のところ俺にはわからない。
「今は目に見えるものが全てだな」
用心して、ナイフで万年氷に触れ、刃先が凍り付かないことを確認する。
魔法による状態固定の場合、触れた者にもその作用が及ぶことがあるのだ。
勇者ぐらい強い加護持ちなら、危険な魔法を受け付けないだろうが、俺は普通の人間だからな。
それから、頑丈な手袋越しに直接氷に触れてみた。
ひんやりはする、が、それだけだ。
通常の氷を触れたときに感じる、沁みとおって来る強烈な冷気や、逆にこちらの体温で溶け出す様子が一切ない。
「何か条件付けされて限定された魔法か。俺達には全く未知なもんだな」
勇者が炎の魔法を宿した剣で斬ろうとして全く傷つけられなかったことを考えると、状態を変化させることが出来ないようになっていると考えていいだろう。
俺も試しに断絶の剣のイメージで斬ろうとしてみたが、どうイメージしても斬れる感じがしなかった。
星降りで斬ってみても傷すらつかない。
封印として考えれば、これほど頼もしいものもないだろうな。
これは聖女の言うように、このままにしておいたほうがいいような気もする。
だが、勇者の言うように、脅威となるかもしれないものを未知のままで放置するのは、不安ではあった。
そもそもここで勇者に始末出来ないようなものは、今の人類の誰にもどうにも出来ないだろう。
それなら、勇者がいる状態で、解き放ったほうがいいのは間違いない。
もし勇者が敗れたとしても、ここは迷宮の深部。
聖女の力で再封印は出来るはずだ。
「とは言え、どうにかなるのか、これ」
コツンと拳で軽く殴る。
すると、思いもよらぬことが起きた。
まるで水面に波紋が広がるように、万年氷の表面に、光の波紋が広がったのだ。
「ん? んん?」
試しに力いっぱい殴ってみる。
何も起きない。
俺の拳が痛いだけだ。
今度は軽く、そう、ノックをするように氷を叩いてみた。
すると、叩いた場所を中心にした光の波紋が発生する。
どの部分を叩いても同じだ。
「うーむ?」
とは言え、それで氷や扉になんらかの変化があったとも見えない。
「これはあれだな。条件付けの封印か」
古い遺跡によくあるタイプだ。
何かの合言葉や、キーアイテムなど、封印を施した者が決めた条件によって解除されるものだ。
俺が扉の前でうんうんうなりながらいろいろ試していると、全員が起き出したのか、ぞろぞろとこっちにやって来た。
「師匠。全員起きたから移動して来た」
「ああ」
勇者の報告にうなずく。
「何かわかったのか?」
「攻撃ではこの氷は壊せないことがわかった」
「師匠の技でも?」
「ああ。斬れるイメージが出来ない。もしかすると、この氷は実体ではないのかもな」
俺の言葉に、「えっ、それって幽霊ってこと?」と、モンクが後ずさった。
いや、よしんばこれがもし霊体だったとして、怖いか?
「こうやって、ノックをすると」
コーンと氷の表面を叩いて、生じる光の波紋を見せる。
「おー、さすが師匠」
「いや、何の称賛だ? 俺は何にもしていないからな」
勇者はそれ、口癖になってないか?
「あ、あの……」
すると、メルリルが手を上げた。
その手を上げるのも、このメンバーのなかでは常識みたいになって来たが、西側には浸透してない習慣なので、ちょくちょく周囲にいる他人から不思議そうな顔されるんだよな。
「どうした? メルリル」
「音が、聴こえる。精霊の歌みたいな音」
「お? ほかに音が聞こえる者は?」
メルリル以外は全員が首を横に振って見せた。
メルリルにしか聞こえないということは、精霊絡みで間違いないだろう。
そう言えば、あの死鬼、巫女がどうのこうの言ってなかったか?
「どんな音だ?」
そう言って、もう一度軽く氷を叩いてみせる。
「さっきと違う音」
「へ?」
同じように叩いたつもりだが、そうか、叩いた場所がちょっと違っていたか?
「ダスター、ちょっといいかな?」
「お、おう」
メルリルが進み出て、氷に神璽の枝でトンと触れる。
そのまま歩き回りながら、あちこちをコンコン軽く叩き始めた。
俺はハラハラしながら、その後ろをついて回る。
「ダスター、そんなに後ろをうろうろしたらメルリルの気が散るだろ。あんたはどっしり構えてなよ」
モンクに叱られた。
うぐぐ、自分でもちょっとどうかなと思っているんだが、メルリルにもしものことがあったらと思うと、な。
「ピャ!」
「お、おう」
フォルテが、メルリルに何があっても守ってみせると断言してくれた。
いかんな、フォルテにまで気を使わせてしまった。
メルリルとは、対等な関係でいる約束だ。
俺も、もっと腹を据えないとな。
すぐに鍛錬を始める聖騎士や、こんな場所で休めないと駄々をこねるモンクも説得して、休ませた。
見ろ、メルリルと聖女を、迷宮の最深部だってのに、ぐっすりスヤスヤ寝てるじゃないか!
このぐらい動じない精神を持て。
フォルテと若葉も、何やら野生の生き物では有り得ない寝方をしているが、まぁこいつらは参考にならんので無視だ。
十分に休んだ俺は、立ち上がって伸びをすると、少しずつ身体をほぐした。
指先、足の先まできっちりと血が巡っている感覚を確かめる。
魔力も、だいぶ頼りなくなっていたのが、ほぼ復活しているようだ。
この回復の早さは、迷宮ならではだな。
「よし、扉の様子を見て来る。こっちは頼む」
起きて、魔力鍛錬の一環である手遊びをしていた勇者にそう告げる。
俺の声に、聖騎士もすっと起き上がってうなずいた。
本当に、気を抜くことを知らない奴だな。
「え? 師匠俺も行く」
「お前はさっき行っただろうが。いいからみんなを頼む」
「むー、わかった」
しぶしぶ納得した。
こっちはこっちで仕方がないな。
万年氷に分厚く覆われた扉を見上げる。
サイズとしては、古代に存在したという巨人という種族用なんじゃないかという大きさだ。
だが、この幻の都と名付けられた迷宮で発見された遺跡は、これまでずっと普通の人間サイズだった。
だから、この扉は、ただの象徴としてデカいのか、あの死鬼が、生前、鬼として、奴しか開けない扉を、人間と共存して守っていたか、あるいは……もともとここが鬼の都で、そこを人間に滅ぼされて奪われたのか、いろいろな想像は出来た。
だが、想像だけだ。
事実は、今のところ俺にはわからない。
「今は目に見えるものが全てだな」
用心して、ナイフで万年氷に触れ、刃先が凍り付かないことを確認する。
魔法による状態固定の場合、触れた者にもその作用が及ぶことがあるのだ。
勇者ぐらい強い加護持ちなら、危険な魔法を受け付けないだろうが、俺は普通の人間だからな。
それから、頑丈な手袋越しに直接氷に触れてみた。
ひんやりはする、が、それだけだ。
通常の氷を触れたときに感じる、沁みとおって来る強烈な冷気や、逆にこちらの体温で溶け出す様子が一切ない。
「何か条件付けされて限定された魔法か。俺達には全く未知なもんだな」
勇者が炎の魔法を宿した剣で斬ろうとして全く傷つけられなかったことを考えると、状態を変化させることが出来ないようになっていると考えていいだろう。
俺も試しに断絶の剣のイメージで斬ろうとしてみたが、どうイメージしても斬れる感じがしなかった。
星降りで斬ってみても傷すらつかない。
封印として考えれば、これほど頼もしいものもないだろうな。
これは聖女の言うように、このままにしておいたほうがいいような気もする。
だが、勇者の言うように、脅威となるかもしれないものを未知のままで放置するのは、不安ではあった。
そもそもここで勇者に始末出来ないようなものは、今の人類の誰にもどうにも出来ないだろう。
それなら、勇者がいる状態で、解き放ったほうがいいのは間違いない。
もし勇者が敗れたとしても、ここは迷宮の深部。
聖女の力で再封印は出来るはずだ。
「とは言え、どうにかなるのか、これ」
コツンと拳で軽く殴る。
すると、思いもよらぬことが起きた。
まるで水面に波紋が広がるように、万年氷の表面に、光の波紋が広がったのだ。
「ん? んん?」
試しに力いっぱい殴ってみる。
何も起きない。
俺の拳が痛いだけだ。
今度は軽く、そう、ノックをするように氷を叩いてみた。
すると、叩いた場所を中心にした光の波紋が発生する。
どの部分を叩いても同じだ。
「うーむ?」
とは言え、それで氷や扉になんらかの変化があったとも見えない。
「これはあれだな。条件付けの封印か」
古い遺跡によくあるタイプだ。
何かの合言葉や、キーアイテムなど、封印を施した者が決めた条件によって解除されるものだ。
俺が扉の前でうんうんうなりながらいろいろ試していると、全員が起き出したのか、ぞろぞろとこっちにやって来た。
「師匠。全員起きたから移動して来た」
「ああ」
勇者の報告にうなずく。
「何かわかったのか?」
「攻撃ではこの氷は壊せないことがわかった」
「師匠の技でも?」
「ああ。斬れるイメージが出来ない。もしかすると、この氷は実体ではないのかもな」
俺の言葉に、「えっ、それって幽霊ってこと?」と、モンクが後ずさった。
いや、よしんばこれがもし霊体だったとして、怖いか?
「こうやって、ノックをすると」
コーンと氷の表面を叩いて、生じる光の波紋を見せる。
「おー、さすが師匠」
「いや、何の称賛だ? 俺は何にもしていないからな」
勇者はそれ、口癖になってないか?
「あ、あの……」
すると、メルリルが手を上げた。
その手を上げるのも、このメンバーのなかでは常識みたいになって来たが、西側には浸透してない習慣なので、ちょくちょく周囲にいる他人から不思議そうな顔されるんだよな。
「どうした? メルリル」
「音が、聴こえる。精霊の歌みたいな音」
「お? ほかに音が聞こえる者は?」
メルリル以外は全員が首を横に振って見せた。
メルリルにしか聞こえないということは、精霊絡みで間違いないだろう。
そう言えば、あの死鬼、巫女がどうのこうの言ってなかったか?
「どんな音だ?」
そう言って、もう一度軽く氷を叩いてみせる。
「さっきと違う音」
「へ?」
同じように叩いたつもりだが、そうか、叩いた場所がちょっと違っていたか?
「ダスター、ちょっといいかな?」
「お、おう」
メルリルが進み出て、氷に神璽の枝でトンと触れる。
そのまま歩き回りながら、あちこちをコンコン軽く叩き始めた。
俺はハラハラしながら、その後ろをついて回る。
「ダスター、そんなに後ろをうろうろしたらメルリルの気が散るだろ。あんたはどっしり構えてなよ」
モンクに叱られた。
うぐぐ、自分でもちょっとどうかなと思っているんだが、メルリルにもしものことがあったらと思うと、な。
「ピャ!」
「お、おう」
フォルテが、メルリルに何があっても守ってみせると断言してくれた。
いかんな、フォルテにまで気を使わせてしまった。
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