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第七章 幻の都
658 溢れる光の先に
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──……オンギャー、ミャー、アギャー……
「ダスター、赤ん坊の声が……」
メルリルがそわそわした様子で言った。
赤ん坊だと?
耳を澄ます。
確かに人間や動物の赤ん坊を思わせる声がかすかに聞こえる。
「……もしかすると」
俺はそういった声で獲物を呼び寄せる魔物を思い浮かべた。
実は獲物を呼ぶのに赤ん坊や傷ついた獣の声を上げる魔物は多い。
そういう声に本能が刺激されて、ふらふらと近寄ってしまう動物がけっこういるからだ。
もちろん人間も呼び寄せられやすい生き物の一種だ。
なんと言っても人間は好奇心が強いからな。
「全員止まれ。だが、いつでも動けるような体勢で待っていてくれ」
気づけは周囲は洞窟らしい暗さになりつつある。
迷宮草が減っているのだ。
魔力があればどんな土地にでも生えて来る草が、姿を消すような環境になりつつある。
迷宮草の消えた場所には暗がりが生まれる。
その暗がりから赤ん坊の泣き声のような声と、かすかにズルッ、ズルッと何かを引きずるような音が響いていた。
「下がれ。相手のテリトリーに突っ込む必要はない。引っ張り出そう。……アルフ、小さな火の玉をあの暗闇に投げ込め。コントロールの訓練にもなる」
「わかった、任せろ!」
元気がよすぎて心配になる返事だったが、今回はよほどのポカをしない限りは問題はない。
最悪でも、せいぜい相手が何かわからないまま、消し炭にしてしまう程度だろう。
勇者は剣を持たずに魔法紋の上に魔力を集めていた。
体の外に魔力を集めることが出来るのは放出タイプの特徴だ。
便利でいいよな。
「火よ、小さきかたまりとなりて、敵を焼け!」
言葉を紡いだ瞬間に、集まった魔力が火を生み出す。
注文通りの小さな火だ。
そう言えばこの場所は魔力が少なくなっていたか。コントロールに苦労するような状況でもなかったな。
勇者は無造作にその火の玉を闇のなかに放り込んだ。
ポフッと小さな音が響く。
いくらなんでも小さすぎたか? と、俺が思った次の瞬間、ひゅんという音と共に、何かが闇のなかから飛んで来た。
「アルフ!」
「うわっ!」
剣を持っていなかった勇者は、自分に向かって飛んで来た何かを籠手で払う。
結果的に正解だった。
勇者の籠手はドラゴンの鱗で作ったものだ。
あれを一撃で貫く攻撃はまずあり得ない。
ドサッと、勇者に払われて地面に落ちたモノは、ただの茶色の枯れた木の根のように見えた。
「っ、飛び根だ。気をつけろ、こいつ寄生型の魔物だ。体内に入り込んで何もかも吸い尽くすまで離れないぞ」
「ゲッ」
勇者が俺の言葉に慌ててあとずさる。
確実に狙われているもんな。
飛び根は斬ってもそこから再生してしまうので、下手に斬ることが出来ない魔物だ。
なるほど、こいつがいたからこのエリアは封鎖されていたのか。
飛び根は、一見根っこのように見える脚をそれぞれうねうねと動かしてズルズルと這いずりはじめた。
生き物の気配を感じて、飛びかかるチャンスを狙っているのだ。
とは言え、こいつには目はない。
魔力か気配か、何かそういうものを感知して、一定以上の距離に近づくと飛びかかって来るだけだ。
存在が明らかになってしまえば、もう隙を見せることはないので、危険は減る。
普通は。
「ダスター、周りに」
「ああ。どうも群れでいたみたいだな」
メルリルの言葉にうなずく。
寄生型なので普通は群れるような魔物じゃないんだが、閉じ込められている間に分裂したか、閉じ込める前に冒険者が切り刻んだか、まぁそんな感じの理由だろう。
「もう! こんなのばっかり! 迷宮なんて嫌い!」
モンクがキレて叫んでいる。
確かにキモイのが多いよな。
彼女にはキツイ環境だろう。
「どうする? 師匠。燃やすか?」
「うーん。難しいところだな。燃えるのが先か、火を食っちまうのが先か」
「火も食うのか?」
「そうなんだ。野営していると、いつの間にか忍び寄った飛び根によって焚火が食われてしまって、寝ている間に寄生されるってのが、冒険者の定番の恐怖話の一つでな。まぁどの程度本当かは知らんが」
俺がそんな話をした途端、モンクが「やめて!」と叫んで座り込んだ。
「こら、座り込むな、飛びかかって来るぞ」
「きゃっ!」
おお、モンクの女の子っぽい悲鳴を久々に聞いた気がする。
いやいや、そんなことを感慨深く考えている場合じゃないな。
「ちょっと危険だが、やってみたいことがある。ミュリアとアルフの呼吸を合わせる必要があるが、いけるか?」
「え? あ、はい!」
聖女が元気に返事をする。
というか、聖女は飛び根を怖がっていないようだ。
何やら興味深そうに見ている。
前々から思っていたが、聖女は見掛けと違って度胸があるよな。
「俺はいつでもいけるぞ」
勇者は通常通りだ。
うんうん、いつも前向きなのはお前のいいところだぞ。
「じゃあ説明するぞ。まずアルフがこいつら相手に例の神罰魔法をくらわせて動きを止める」
「その時点で死なないのか?」
「ちょっとでも無事な部分があると、そこから再生するんだ」
「うげえ」
勇者はつくづく嫌そうな顔をしてまた一歩下がった。
「そしてミュリアが頑丈な結界を張る。勇者の魔法にも耐えられるやつだ。出来るか?」
「はい、魔法に指向性を合わせれば、なんとか勇者さまの魔法でも耐えられると思います」
「むう……」
聖女の言葉に勇者はなぜか不満そうな顔をする。
お前、今は妙な対抗心を発揮する場面じゃないからな。
「んで、アルフはミュリアの結界の外に出て、飛び根に向かって最大級の火炎系の魔法をぶち込む。そして結界にすぐ退避する。間違っても自分の魔法で死んだりするなよ。永遠に間抜けな最期が歌われ続けることになるぞ」
「師匠、言い方!」
「あの……」
メルリルが手を上げた。
すっかり意見を言うときに手を上げる癖がついたな、俺達。
「どうした? メルリル」
「火は息をするための風を食べてしまうの。外だとすぐに新しい風が呼び込まれるので大丈夫だけど、ここは地中だから」
「む? 全然外と繋がってないか?」
メルリルは少しの間目をつむった。
「いえ、私達が来た方向からわずかだけど風が来てる」
「なら、息をするための風が補充出来たら教えてくれ。ミュリアの結界内なら俺達の息が出来なくなることもないだろうし、外の様子もわかるからな」
「わかった」
飛び根を始末するためのプランは、決定した。
俺達は少しずつ後退しながら、タイミングを見計らう。
飛び根の群れが一つ方向にまとまったところで、勇者に声をかけた。
「今だ、アルフ!」
「魔なるモノを縫い留めろ! 神鳴り響け!」
カッ! と、青白い光が前方に広がり、飛び根共を貫く。
飛び根共は盛大に吹き飛びながらも、あちこちにちぎれ飛んだ一部が残ってピクピクと動いていた。
「神よ、盟約の民たる我らを魔の強大な力からお護りください」
その間に神璽を握りしめて祈りを込めていた聖女が結界を発動する。
「おっ」
その結界は、今まで聖女が使って来た結界と明らかに質が違っていた。
「キュウ」
フォルテが目を覚まして、窮屈そうにしている。
俺も何やら体が外側から押さえつけられているような感覚があった。
「すみません。魔法の力を抑制するので、魔力を持っている方は少し窮屈になるみたいです」
聖女は自分自身も影響を受けているのか、眉を寄せて困ったような顔をする。
「いや、大丈夫だ。攻撃的なものじゃないし、なんていうかサイズの合わない服を着せられたような感じだな」
俺がそう言うと、聖女は「ふふっ」と、笑った。
「小さな服は窮屈ですよね」
俺達がそんな微笑ましい会話を繰り広げている間に、結界の外に残された勇者は、かなり気合を入れて魔法を発動していたようだ。
結界内にいてすら、ビリビリと、迷宮全体が振動するような感じがした。
あー、焚き付けすぎたか?
俺は若干不安を感じたが、いまさらどうにもならんしな。
次の瞬間、ゴッ! と、世界が爆ぜる。
結界の外が白く発光し、ズウウウンという地鳴りのような振動が伝わった。
そしてすさまじい光が押し寄せ、一瞬何も見えなくなる。
「ちょ、おい、アルフ、大丈夫か?」
自分の声も聞こえない音と、まぶしい光のなか、結界のなかに転がり込む姿を確かに視界に捉えた。
どうやら無事のようだな。
まぁ……よかった、ってことで。
「ダスター、赤ん坊の声が……」
メルリルがそわそわした様子で言った。
赤ん坊だと?
耳を澄ます。
確かに人間や動物の赤ん坊を思わせる声がかすかに聞こえる。
「……もしかすると」
俺はそういった声で獲物を呼び寄せる魔物を思い浮かべた。
実は獲物を呼ぶのに赤ん坊や傷ついた獣の声を上げる魔物は多い。
そういう声に本能が刺激されて、ふらふらと近寄ってしまう動物がけっこういるからだ。
もちろん人間も呼び寄せられやすい生き物の一種だ。
なんと言っても人間は好奇心が強いからな。
「全員止まれ。だが、いつでも動けるような体勢で待っていてくれ」
気づけは周囲は洞窟らしい暗さになりつつある。
迷宮草が減っているのだ。
魔力があればどんな土地にでも生えて来る草が、姿を消すような環境になりつつある。
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その暗がりから赤ん坊の泣き声のような声と、かすかにズルッ、ズルッと何かを引きずるような音が響いていた。
「下がれ。相手のテリトリーに突っ込む必要はない。引っ張り出そう。……アルフ、小さな火の玉をあの暗闇に投げ込め。コントロールの訓練にもなる」
「わかった、任せろ!」
元気がよすぎて心配になる返事だったが、今回はよほどのポカをしない限りは問題はない。
最悪でも、せいぜい相手が何かわからないまま、消し炭にしてしまう程度だろう。
勇者は剣を持たずに魔法紋の上に魔力を集めていた。
体の外に魔力を集めることが出来るのは放出タイプの特徴だ。
便利でいいよな。
「火よ、小さきかたまりとなりて、敵を焼け!」
言葉を紡いだ瞬間に、集まった魔力が火を生み出す。
注文通りの小さな火だ。
そう言えばこの場所は魔力が少なくなっていたか。コントロールに苦労するような状況でもなかったな。
勇者は無造作にその火の玉を闇のなかに放り込んだ。
ポフッと小さな音が響く。
いくらなんでも小さすぎたか? と、俺が思った次の瞬間、ひゅんという音と共に、何かが闇のなかから飛んで来た。
「アルフ!」
「うわっ!」
剣を持っていなかった勇者は、自分に向かって飛んで来た何かを籠手で払う。
結果的に正解だった。
勇者の籠手はドラゴンの鱗で作ったものだ。
あれを一撃で貫く攻撃はまずあり得ない。
ドサッと、勇者に払われて地面に落ちたモノは、ただの茶色の枯れた木の根のように見えた。
「っ、飛び根だ。気をつけろ、こいつ寄生型の魔物だ。体内に入り込んで何もかも吸い尽くすまで離れないぞ」
「ゲッ」
勇者が俺の言葉に慌ててあとずさる。
確実に狙われているもんな。
飛び根は斬ってもそこから再生してしまうので、下手に斬ることが出来ない魔物だ。
なるほど、こいつがいたからこのエリアは封鎖されていたのか。
飛び根は、一見根っこのように見える脚をそれぞれうねうねと動かしてズルズルと這いずりはじめた。
生き物の気配を感じて、飛びかかるチャンスを狙っているのだ。
とは言え、こいつには目はない。
魔力か気配か、何かそういうものを感知して、一定以上の距離に近づくと飛びかかって来るだけだ。
存在が明らかになってしまえば、もう隙を見せることはないので、危険は減る。
普通は。
「ダスター、周りに」
「ああ。どうも群れでいたみたいだな」
メルリルの言葉にうなずく。
寄生型なので普通は群れるような魔物じゃないんだが、閉じ込められている間に分裂したか、閉じ込める前に冒険者が切り刻んだか、まぁそんな感じの理由だろう。
「もう! こんなのばっかり! 迷宮なんて嫌い!」
モンクがキレて叫んでいる。
確かにキモイのが多いよな。
彼女にはキツイ環境だろう。
「どうする? 師匠。燃やすか?」
「うーん。難しいところだな。燃えるのが先か、火を食っちまうのが先か」
「火も食うのか?」
「そうなんだ。野営していると、いつの間にか忍び寄った飛び根によって焚火が食われてしまって、寝ている間に寄生されるってのが、冒険者の定番の恐怖話の一つでな。まぁどの程度本当かは知らんが」
俺がそんな話をした途端、モンクが「やめて!」と叫んで座り込んだ。
「こら、座り込むな、飛びかかって来るぞ」
「きゃっ!」
おお、モンクの女の子っぽい悲鳴を久々に聞いた気がする。
いやいや、そんなことを感慨深く考えている場合じゃないな。
「ちょっと危険だが、やってみたいことがある。ミュリアとアルフの呼吸を合わせる必要があるが、いけるか?」
「え? あ、はい!」
聖女が元気に返事をする。
というか、聖女は飛び根を怖がっていないようだ。
何やら興味深そうに見ている。
前々から思っていたが、聖女は見掛けと違って度胸があるよな。
「俺はいつでもいけるぞ」
勇者は通常通りだ。
うんうん、いつも前向きなのはお前のいいところだぞ。
「じゃあ説明するぞ。まずアルフがこいつら相手に例の神罰魔法をくらわせて動きを止める」
「その時点で死なないのか?」
「ちょっとでも無事な部分があると、そこから再生するんだ」
「うげえ」
勇者はつくづく嫌そうな顔をしてまた一歩下がった。
「そしてミュリアが頑丈な結界を張る。勇者の魔法にも耐えられるやつだ。出来るか?」
「はい、魔法に指向性を合わせれば、なんとか勇者さまの魔法でも耐えられると思います」
「むう……」
聖女の言葉に勇者はなぜか不満そうな顔をする。
お前、今は妙な対抗心を発揮する場面じゃないからな。
「んで、アルフはミュリアの結界の外に出て、飛び根に向かって最大級の火炎系の魔法をぶち込む。そして結界にすぐ退避する。間違っても自分の魔法で死んだりするなよ。永遠に間抜けな最期が歌われ続けることになるぞ」
「師匠、言い方!」
「あの……」
メルリルが手を上げた。
すっかり意見を言うときに手を上げる癖がついたな、俺達。
「どうした? メルリル」
「火は息をするための風を食べてしまうの。外だとすぐに新しい風が呼び込まれるので大丈夫だけど、ここは地中だから」
「む? 全然外と繋がってないか?」
メルリルは少しの間目をつむった。
「いえ、私達が来た方向からわずかだけど風が来てる」
「なら、息をするための風が補充出来たら教えてくれ。ミュリアの結界内なら俺達の息が出来なくなることもないだろうし、外の様子もわかるからな」
「わかった」
飛び根を始末するためのプランは、決定した。
俺達は少しずつ後退しながら、タイミングを見計らう。
飛び根の群れが一つ方向にまとまったところで、勇者に声をかけた。
「今だ、アルフ!」
「魔なるモノを縫い留めろ! 神鳴り響け!」
カッ! と、青白い光が前方に広がり、飛び根共を貫く。
飛び根共は盛大に吹き飛びながらも、あちこちにちぎれ飛んだ一部が残ってピクピクと動いていた。
「神よ、盟約の民たる我らを魔の強大な力からお護りください」
その間に神璽を握りしめて祈りを込めていた聖女が結界を発動する。
「おっ」
その結界は、今まで聖女が使って来た結界と明らかに質が違っていた。
「キュウ」
フォルテが目を覚まして、窮屈そうにしている。
俺も何やら体が外側から押さえつけられているような感覚があった。
「すみません。魔法の力を抑制するので、魔力を持っている方は少し窮屈になるみたいです」
聖女は自分自身も影響を受けているのか、眉を寄せて困ったような顔をする。
「いや、大丈夫だ。攻撃的なものじゃないし、なんていうかサイズの合わない服を着せられたような感じだな」
俺がそう言うと、聖女は「ふふっ」と、笑った。
「小さな服は窮屈ですよね」
俺達がそんな微笑ましい会話を繰り広げている間に、結界の外に残された勇者は、かなり気合を入れて魔法を発動していたようだ。
結界内にいてすら、ビリビリと、迷宮全体が振動するような感じがした。
あー、焚き付けすぎたか?
俺は若干不安を感じたが、いまさらどうにもならんしな。
次の瞬間、ゴッ! と、世界が爆ぜる。
結界の外が白く発光し、ズウウウンという地鳴りのような振動が伝わった。
そしてすさまじい光が押し寄せ、一瞬何も見えなくなる。
「ちょ、おい、アルフ、大丈夫か?」
自分の声も聞こえない音と、まぶしい光のなか、結界のなかに転がり込む姿を確かに視界に捉えた。
どうやら無事のようだな。
まぁ……よかった、ってことで。
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